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木原音瀬 糸井のぞ
marun
ネタバレ
コミカライズと知っていながらノベルを先に読んでしまった後悔が先立ちます。 そして、コミックスはノベルの表題のみのコミカライズだったので 個人的には萌えどころを探す事が出来なかった。 宇野視点でのコミカライズですから暗く撃沈してしまった。 宇野の気持ちが切なすぎて、なんでこんな男を好きになってしまったのかと、 学生時代の輝きを失って、見るも無残な小汚い男に成り下がった片思いの相手 初…
表題だけを読んで終わりだったなら、限りなく趣味じゃないと感じる作品でしたね。 『泣けるBL』がテーマだったとあとがきで知った後も泣けるどころか気分が悪いと 個人的には感じてしまう。 大学時代から片思いし続けた相手が無職で友人知人に借金をしまくりホームレス状態。 そんな好きだった相手の噂を聞き、自分の片思いの気持ちが消えるかも知れないと 人知れず探し、偶然再会し、噂以上の酷い状態の姿を…
蛍羅
すごく、人、というものを考えさせられる作品です。 人を何年も会わずに好きでいること、って、凄く大変だと思うんです。でも、それが、なんていうか、自然とできる人間、というのが、宇野なんだと思います。そして、この宇野の恋は、どちらかといえば、燃え上がるものではなくて、ただ、じっくりとみていたり、思い出をそっと心のアルバムから開いてみるような、そういう、植物染みたなにか。そして、それが、宇野の恋…
茶鬼
やっぱり容赦ないですよね。ものすごく現実を突きつけられた作品な気がします。 宇野の心に恋心は見えるけど、村上にはない。 全てを失って、偶然再会した宇野に拾われて、彼の心を知って自分が寂しくならない為に強姦のように身体を奪った【期限切れの初恋】 一番のこの本の核は村上と宇野のその後の【人でなしの恋】にありました。 人でなしの恋という題名だけど、自分にはやはり村上は宇野に恋心を抱くことはできな…
『泣けるBL』に掲載された作品のコミカライズ。 citron掲載も既読だったが、やはりいつも単行本になると全てが繋がって作品の魅力が見えてくる。 読む順番としてはどうでしょうか… ①小説→コミック→小説? ②コミック→小説→コミック→小説? 自分は①の順番になりましたがどちらも行けると思いますので、これは好き好きで大丈夫と思います。 大学の頃からずっと持ち続けた片思いの相手との6年ぶ…
木原音瀬 藤田貴美
まん丸ッ
『中立』にしましたが、萌えるかと聞かれれば、皆無なので…しかし、1つの物語として、面白くのめり込んで一気に読みました。 極限に立つと人間なんて簡単に壊れていくもんだな~と怖かったです。暴力や裏切り、挙句の果てに、生のために人肉を喰うとは、恐ろしいものです。 この先のなんにも希望や救いがないのに、生にこだわれるものでしょうか。 しかし、BLの要素がなければ、ここまでの残酷さは表現できなかったの…
雀影
コミカライズと小説版、一緒に届いたけど、まずはコミックの方から読みました。 大学時代に片思いして、その思いを引きずったままだった宇野。 その気持ちにケリをつけようと、村上に会うつもりで地元での大学時代の友人の結婚式に出かけていくのですが、、、。 花見の席で、偶然見つけたホームレスに落ちていた村上を、宇野は拾って帰ります。 そして始まる二人の奇妙な共同生活。 この宇野の対応が、拾っ…
327
木原作品はあいかわらず読み終わるとざわざわする。ざわざわ。 誰かを好きになるってことが軽くなく、普通の少女マンガだったら決してない「あれ、俺ほんとにこいつが好きなのかな…?」って揺らぎをためらいなく描く。しかもこのままアンハッピーエンドもありえるんじゃ…ってくらいリアルに。でも人って、恋愛ってそうだし、それを乗り越えての「気付き」だからこそ、読んでるこっちも登場人物の気持ちを信じれる。本物の愛な…
木原音瀬 依田沙江美
咲人
初めてこのタイトルを見た時は木原先生どうなすったのかな?と思ったもんですが(笑) 全く何の前情報も知らずに木原先生の作品だからということで手にとったら、 読んでみたら予想外に中身が自分向きの一冊であせった記憶があります。 なんせ時代物・妖怪ものが好きな設定ですし、 一本気だけどグルグル思考な坊ちゃん・亮一郎×健気な使用人・徳馬という、 これまた好きな組み合わせで、しかも亮一郎が植物学…
ユッキ
泣けるBLに掲載されてた宇野(受)目線の話と今回追加された村上(攻)目線での話なんだけども、そもそもが泣けるBlと謳ってただけにちょっと期待外れだったのもあります。しかし木原節炸裂な箇所は随所に散りばめられていて流石だなと唸るところはありました。(攻)村上が実に正直なんです、元カノと冴えない(受)に対する熱が如実に違うんですよ。男の嘘のつけない部分をガツンと描いていて、こんな(攻)嫌いだという人も…