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木原音瀬 日高ショーコ
snowblack
名作の誉れの高い本作品。 日高ショーコさんの挿絵も美しく、今度こその思いを込めて読みました。 今度こそ……というのは、私は木原作品が苦手なのです。 でも、これだけBL界で人気の作家さん、 きっとどこかでその良さに開眼するのでは?という期待もあり…… : 読み始めは、快調だった。 木原作品は、登場人物のキャラに最初から躓くこともあるのだが この作品…
Lovemikan
ネタバレ
女装して出会った男に惚れられ、自分も惚れる。 でも男だと告白すると離れる相手。 追いつ追われつじれったい恋。 なんてリアルな物語なんでしょうか。 リアルBLという感じでしょうか。 実際いくら素敵な人で一目惚れしても同性だとわかれば離れるよね。 気持ち悪いし。 その点、寛末は正直者です。 どう考えても彼の反応は正しい。 でも、むかつくんですよね。 その正直さというか鈍感さ…
木原音瀬 草間さかえ
「雨の日」と「なつやすみ」目当てで買いました。 以前本編は読んでたのですが、心が痛すぎて勇気が出ず、やっと買えました。 読後は号泣、そして神棚へ。 普段生きてて、たまに幸せってなにとは思っていました。 でもすぐに忘れて普通に暮らしてた。 さすが木原先生、がっつりもっていかれました。 心の中空っぽにされちゃいました。 「なつやすみ」が凄いです。 まさか喜多川の人生まるごと…
木原音瀬 笠井あゆみ
絵夢
素敵なタイトルなんですが、内容は、なんでもあり。 タブーの限りを尽くして、あれもこれも、めいっぱい詰め込まれています。 獣が出てくるお話ははじめて読んだのですが、だからなに?という感じ。 ファウジが奴隷に身を落とし父親の代わりにどんどん酷い目にあっていくわけですが、復讐のためにファウジを買ったラージンがいまいち中途半端。 使用人のハッサン、アントンの兄弟や客、はては獣にファウジを振る舞う?…
木原音瀬
chellydish
この小説を読んで、はじめに感じた印象は、「隙間」だった。登場する人物、それが主役級であっても、外見容姿、印象や性格に対する説明が、いわば「隙間」だらけだったのである。刑務所での生活、規則等についてはその都度説明があるが、必要以上の説明は無い。堂野以外の登場人物達の背景や想いも、描写されていない。このように余計な描写が無い分、我々読者は、想像力を働かせ、また人物達の動きに注意を払って、物語を読み進め…
木原音瀬 糸井のぞ
ぴえぴえ3号
「泣けるBL」も、小説の単行本も読んだ後にこのコミックスを読みました。 コミックスに収録されてるのはちょうど、「泣けるBL」掲載時の部分までのストーリーです。 あっさりした絵柄が木原さんの切なくて淡々と日常を描く作風にあっているなーと思いました。 元が小説だからか、ややモノローグが多くポエム感のある感傷的な作品になっている気がします。 小説では、宇野の村上に対する静かな執着がいわば…
木原音瀬 小椋ムク
トーゴ
既に時遅しで十亀の心はセーブされ、万の気持ちは置いてきぼりに。 メールの返信を待つ姿に嫌な感じは消え失せ、すっかり恋する男子にときめいてしまいます。 10代らしい拒絶と浅はかな考えが、どうにかしたいとはやる気持ちに比例して事態はあらぬ方向へ転がってしまいます。 そして頑張っている万の助けにならないと、感じてしまう悟の悔しさが一気に溢れてしまう十亀の一言はとても心に響きます。 そんな事に…
サガン。
初回限定特典の小冊子ですね。 本編からは2年後のロンドンにいる2人。 もっと甘くなっているかと思いきや、ファウジの態度は相変わらず。 偉そうだしワガママだし自分本位。 けれど、そんなファウジの願いを叶えるためにハッサンは東奔西走。 その日もファウジの注文に答えるためにスーパーへと向かうハッサン。 スーパーへは行かないというファウジを公園に残して行くのだが、戻ってみるとファウジの…
書店で偶然見つけた本。 木原さんのアラブということで絵もキレイだったし買ってみることに。 読んでみるとなかなか壮絶でした。 ネタバレになりますが陵辱、複数プレイ、獣○がダメな方には到底無理だと思います。 ま、私も獣○は読んだことなかったし自ら手を出そうとも思ってなかったのですが。 読んでたら出てきたので、あらあらあら…みたいな(苦笑) アラブものだからと多少のことは受け入れるつ…
ムク先生のほんわかした作品に癒されていたのですが、今回は木原先生の毒な部分をどう表現されるのかと恐る恐る読ませていただきました。 ラブホテル経営の息子という城崎万。 ある意味「性」にオープンな場所で育ったせいか、知識だけが豊富となり性に対して冷めていて食傷気味な様子。 そんな彼がAV監督の十亀と出会った最初のやり取りはまさに、性を性として扱っていない会話にちょっと引きつつ、にんまりしてし…