木原音瀬さんのレビュー一覧

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

ヘタレオヤジスキーにはたまらない一品

シルバーウィークなだけにシルバー受をチョイス。

しかも徹底的に容赦も手加減も無くシルバーです。まごうことなきオッサンです。
鈴木ツタ先生の挿絵がさらにお話を銀色に彩ってくれてます。

この話の何が好きかと言いますと、受の50歳童貞のオッサンを表現する木原節のエッジがききまくっているとこ。
「仏壇に飾られる落雁みたいに食欲をそそらない中年男の体」
「シーラカンス男」
「枯れ落ちる寸…

5

LOOP 小説

木原音瀬  高宮東 

恋に狂うと恐ろしくなる

攻めと受けの関係が特殊で、過去と現在で同じ魂を共有しています。攻めが受けを見つけて、不幸だった過去をやり直したいと近づいて、ストーカーじみた行為をしてました。攻めは振り向いてもらえない受けを監禁して犯して、攻めのやっていることは純愛だけど方向を間違えて、大変なことになりました。ストーカーされて、あんなに怖がっていたのにどんどん惹かれていく受けは攻めの純愛を感じたからだと思います。この作品は暗くて痛…

2

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

涙なしには見られないクライマックス

Sreep→Light→Feverの順で読了。
2日で(後半2冊は半日)で読み終えました。

読み終えてから6時間…まだまだ余韻に浸っています。

読んでいない方は事前知識ゼロでSleepから読むことをおすすめします。
Feverからシリーズに入るというのも面白そうなので、誰かチャレンジしてレビューしてくれると嬉しいです(笑)

※ここからネタバレ入ります。

青春の過ち。そし…

10

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

堂々巡り

久々に合体しないBLを読んだ気がします。
受が受受しくないというか、リアルに人間臭い感じがして
個人的には読後はわりと気持ちよく読み終えたかなという感想。

ウェディングプランナーを務める受。
相手は、初めて結婚式をプロデュースした新郎。
思い入れのある相手との再会。幸せな結婚生活を送っているのかと
想いきやーというところですね。
はじめはその気なんかなくて、だんだん一緒にいるのが…

2

「熱砂と月のマジュヌーン」初回限定封入特典 グッズ

あれ?の後日談

読み終えたときに、あれ?って思いました。
これだけ?まだ先があった気がするのだけど・・・。
で、思い出したのは、同人誌「Novels plus mini 」で加筆されたのを、私は先に読んでいたので、物足りなさひとしおでした。

この特典でも穏やかな後日談にほっとさせられましたが、更にそちらでは、さらにハッサンのために内緒で料理をするファウジが書き足されており、ラージンとアントンの今後のむふ…

5

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

あらゆるプレイを網羅

あらゆる鬼畜プレイを網羅しているといっても良いくらいの悲惨なエロが入っています。3Pや強姦でさえ苦手な私にはとてもキツい作品で、購入してから読み終えるまでかなりの時間と根気が入りました。

でも、読み始めたら最後まで読んで欲しいと思います。途中で終わってしまったら救いがなくなるので、ラストのハッピーエンドまで頑張って欲しいです!Ⅱまではほんと救いがないです。Ⅲはハッサン次第になりますので、ファ…

2

片思い 小説

木原音瀬  伊東七つ生 

面白かった!


暇つぶしにアニメイトに寄って、買った本でした。
この本厚い。二冊分くらいある!
裏表紙を読んでみて、レビューも良さそうだったので読んでみることにしました!

面白かった!
二組のカップルのお話なのですが、どちらも切なさあり萌えありでよかったです!ストーリーもしっかりと読ませる内容であり、飽きずに読めました!

タイトルが片思いだったので、まさかハッピーエンドじゃないんじゃ…!?……

6

群衆(合同誌) 小説

和泉桂  木原音瀬  水壬楓子 

「モブ姦」を初めて知りました

テーマは「モブ姦」、和泉桂さん・木原音瀬さん・水壬楓子さんの合同同人誌です。
好きな作家さんばかりだからと購入したのですが、私は「モブ姦」って何か知らなかったんですよね。読む前にググってみました。
……シーン…。
要するに、
モブ姦=一人が、群衆その他大勢によってたかって凌辱されること
らしいです。これは…、私にはハードルが高いのでは?

・木原音瀬さん「迷路」
一番読み応えがあっ…

9

熱砂と月のマジュヌーン 小説

木原音瀬  笠井あゆみ 

素直におなりよ

表紙のイラストとタイトルを見てとても淫靡なストーリーなのかと思ったら、プレイや設定をみるとなんとまあ盛り沢山。
評価も神としゅみじゃないが大体半々で…
これは是非読まないと!

これでもかという程様々なプレイが出てきたのに、ストーリーに悲愴感はあまりなかった。
それは、ラージンのファウジへの扱いがとても丁寧で非道ではないのと、ファウジが他人の痛みをわかろうともしない自分がすべてのクズで、…

3

秘密 小説

木原音瀬  茶屋町勝呂 

愛とはこんなにも尊いものなのか

私は実は、講談社さんから文庫になったのを知ってこの作品を知りました。講談社さんはすごいね。箱の中、美しいこと、そしてこの、秘密。木原作品を3品も。ありがとうございます。もっともっと出してください。次は、「片思い」か、「薔薇色の人生」がいいな。

 ああ、今回もそういう攻めで来ましたね。好きです好きです。一途な攻め。苦しくなるくらい好きな人のことが好きな男。けれどもその男には何か一つハンデがあ…

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