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木原音瀬 日高ショーコ
桓武天皇
ネタバレ
上巻の感想は上巻に書きました。こちらでは下巻のみの感想です。(愛しいことまで読後ですが) 松岡が気になる、この気持ちは何なのか。寛末の気持ちの決着を付けようと、また会い始める二人ですが、常に気遣いを忘れない松岡の姿が健気で切なかったです。寛末は、結局自分の松岡への気持ちが恋じゃないと結論づけますがなかなか言えません。酷い奴だとつくづく思います...。でも女だと思って恋していた憧れの人が実は男だ…
木原音瀬 草間さかえ
薄雲
いやぁ……前作を読んでから、いてもたってもいられずに手を出しました。 翌日仕事で眠くても、眠さなんて吹っ飛ぶくらい引き込まれます。 心をごっそり持ってかれてしまって、真夜中に放心状態です。 心をね、抉られてしまう。 結局はハッピーエンドなんですが、これは単なる恋愛ものではなく、家族愛に恵まれなかった喜多川の生涯の物語だったんだと思います。 堂野が喜多川にむけた愛は恋愛感情での愛ではな…
冒頭から心ごと持っていかれてしまって、もう最後までノンストップ。 これ以上読んだら展開的にヤバイ……次をめくるのが怖いと思いながらも、先を読まずにはいられない。 おそろしいほどの吸引力で、途中でページを閉じるのを許してくれません。 というくらい話がしっかりしていて面白かったです。 痴漢に間違われて服役している受と、ある理由から殺人罪で服役していた攻の、もう不器用すぎるくらいにせつない恋…
木原音瀬 車折まゆ
不器用で卑屈で人間の負の部分を全面に押し出した受が登場。 嘘で塗り固められた恋の始まりは、今ではなかなか見ることの出来ない出会い方。 好きになる程に嘘が苦しくなり、5歳年下の攻に年齢差で不安を感じてた所に、じつは5歳じゃなくて10歳も年下でした。 しかもアンタが勤めてる高校の生徒でした。 という、体裁を気にしすぎる真面目な受にはもう衝撃の事実。 はじめは面白半分だった攻も、あまりにも…
美しいことを読もうと思ったきっかけは日高ショーコ先生の絵でした。でもその後、箱の中シリーズで木原音瀬先生に魅了され、こちらの作品を購入しました。 美しいこと上巻、下巻、愛しいことを読み終えて一週間程経ちましたがまだ熱りが冷めません。今でも松岡と寛末の色んなシーンを思い出しては切なくなって泣きそうになります。こんなに心に響くBL小説は初めて読みました。BLにハマってまだ日が浅い私ですが、この作品は…
木原音瀬
マキヲ
木原音瀬作品のコミック化作品が連載形式で読めるという何ともチャレンジングなシリーズ。こういう企画が成り立ってしまうこと自体、さすが木原音瀬さん…!と感心してしまいます。 このvol.5は完結編に当たります。原作を一つも知らなくても楽しめると思いますが、原作を知って読むと何倍も面白いシリーズです。内容には興味があるけど小説は苦手~…と感じている人にとっては木原音瀬作品への入口になるのかも。 …
木原音瀬 志水ゆき
muccu
ゲイバーのマスターの友晴とオタク男の松尾。 好きなタイプとはかけ離れたノンケの松尾に恋をしてしまった友晴の甘酸っぱいお話でした。 とにかく笑えます。 友晴の乙女な言動に笑い。 松尾の天然っぷりに笑い。 (電車や人のいる場所で読むのは要注意です) 友晴のダイエットの目的がマグナムを小さくするためって可笑しすぎです。 恋は人をここまで変えちゃうんですね~。 これまで木原さん…
木原音瀬 大竹とも
bonny
姉の結婚で知ったブライダルコーディネーターの仕事に憧れ、自らその職に就いた仕事熱心な朝霞武史と、彼が初めて担当した顧客で実直な公務員、笹川吉郎の物語。冒頭、結婚式の回想シーンでの、笹川が花嫁にとった行動にハッとさせられます。もう、この時点でグイっと引き込まれてしまうんです。 木原作品できゅーんとさせられるなんて初めてでした。作家さまはホントにリアルなフツーっぽいの男の人を描くのだけれど、その…
ゐずみ
ヘタレで優柔不断で無神経で自己中心的でプライドが高くて要領が悪い攻と 健気でイケメンで仕事ができる受 攻には最高にイライラさせられ 受は最高にかわいそ可愛くて この二人の行く末にハラハラさせられながら ここまで読み手の感情を揺さぶる作品にはそれほど出会えないな と思わせる傑作です 本編では攻を信用しきれなくて 「松岡が幸せなら寛末でもいいけれども お前本当に松岡を幸せに…
木原音瀬 深井結己
香子
コミックを読んで原作も読みました。誠一が、どうしても好きになれずこの評価です。 高校生時代、別に好きだったわけでもないくせ従兄弟の啓介に強姦まがいのことをした誠一。純粋な啓介は「必ず迎えに来る」という誠一を信じていたが、彼が来るととはなかった。十年後二人は東京で再会し、また身体を重ねる。 だが、誠一にとっては快楽と甘えでしかなく、啓介に対して恋愛感情はなかった。と、いうのも誠一には狙っている女…