木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 小説

木原音瀬  下村富美 

蝙蝠の可愛らしさがなんとも言えない

高評価だったので電子コミックで購入してみてみました。
この巻ではBLぽさは全然なく、タイトル通りの吸血鬼と愉快な仲間たちと言った感じでした。
蝙蝠の可愛らしさに癒されるとも言えます。
それにしてもアルは散々な目にあいますね。


1

COLD HEART in NEWYORK 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

王道ではない作品

読んでる間中、胸がじくじく痛みました。苦しい話でした。秋沢が撮影で1か月沖縄に行くことになって、寂しいから平気で女性と下処理のためにセックスしました。楠田がそののスキャンダルを問い詰めて、浮気とも思っていない秋沢に耐えられず別れを切り出しました。その後、監禁の上、金で雇った男たちに楠田を凌辱させました。そのせいで楠田は心身ともに徹底的に傷つけられてトラウマ抱え込まされました。楠田が自分を怖がってい…

4

Don't Worry Mama(新装版) 小説

木原音瀬  志水ゆき 

攻めの葛藤が面白い

 受けがとんでもなくデブで、その上性格が悪い。どこに惚れる要素があるのかわからない。
 「こんなやつ……!」と思いつつ、受けを好きになっていく攻めの葛藤が面白かったです。

 そして私も、だんだん素直になっていく受けに、なんだかんだで萌えてしまいました。この受けは、最終的には痩せます。デブ物の、お約束ですね(笑) 痩せた後の姿は必見です!

 痩せた後も、お話は少し続きます。個人的には受…

2

こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

とんでも設定

 まず、この作品は設定がすごいですよね。攻めが事故にあい、中身が6歳にかえってしまうという……
 正直、この設定には戸惑いました。ですが、木原先生の作品なので、だまされたと思って手に取ってみました。これが、結構萌えたんですね(笑)

 中身が6歳の兄(攻め)の無邪気さに、ほだされていく受け。険悪な雰囲気から一転、ラブラブな展開に萌えてしまいました。
 また、記憶が戻った後の、初めて抱かれる…

1

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

切ないお話のバイブル的存在

 この小説は今まで私が読んだBL小説の中で、一番好きな作品です。なぜなら、私は切ないお話が大好きだからです! この本は私のバイブル的存在です。

 この本の内容を簡潔に書くと、とにかく切なくて痛いです。この本「COLD FEVER」は、COLDシリーズ(全3巻)の最終巻です。
 前作までは、色々ありつつも、二人はとてもラブラブでした。そこからの、まさにどんでん返しな展開が切なくて痛いんです。…

6

愛すること グッズ

松岡が幸せそうで良かった

「美しいこと」(上下巻)の後日談です。
電子書籍は読まない派なのですが、その後の松岡はちゃんと幸せなのか?大事にされているのか?大事にしてなかったら寛末テメー殴るぞコノヤロー!と気になって仕方なかったので購入しました。
買って本当に良かったです。もう何度も読み返しています。
木原作品らしく、リアリティ溢れる葛藤や障害も描かれていますが、悩みながらも松岡が幸せそうで、読んでいて嬉しくなりました…

22

NOW HERE 小説

木原音瀬  鈴木ツタ 

ヘタレオヤジスキーにはたまらない一品

シルバーウィークなだけにシルバー受をチョイス。

しかも徹底的に容赦も手加減も無くシルバーです。まごうことなきオッサンです。
鈴木ツタ先生の挿絵がさらにお話を銀色に彩ってくれてます。

この話の何が好きかと言いますと、受の50歳童貞のオッサンを表現する木原節のエッジがききまくっているとこ。
「仏壇に飾られる落雁みたいに食欲をそそらない中年男の体」
「シーラカンス男」
「枯れ落ちる寸…

5

LOOP 小説

木原音瀬  高宮東 

恋に狂うと恐ろしくなる

攻めと受けの関係が特殊で、過去と現在で同じ魂を共有しています。攻めが受けを見つけて、不幸だった過去をやり直したいと近づいて、ストーカーじみた行為をしてました。攻めは振り向いてもらえない受けを監禁して犯して、攻めのやっていることは純愛だけど方向を間違えて、大変なことになりました。ストーカーされて、あんなに怖がっていたのにどんどん惹かれていく受けは攻めの純愛を感じたからだと思います。この作品は暗くて痛…

1

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

涙なしには見られないクライマックス

Sreep→Light→Feverの順で読了。
2日で(後半2冊は半日)で読み終えました。

読み終えてから6時間…まだまだ余韻に浸っています。

読んでいない方は事前知識ゼロでSleepから読むことをおすすめします。
Feverからシリーズに入るというのも面白そうなので、誰かチャレンジしてレビューしてくれると嬉しいです(笑)

※ここからネタバレ入ります。

青春の過ち。そし…

9

恋について 小説

木原音瀬  大竹とも 

堂々巡り

久々に合体しないBLを読んだ気がします。
受が受受しくないというか、リアルに人間臭い感じがして
個人的には読後はわりと気持ちよく読み終えたかなという感想。

ウェディングプランナーを務める受。
相手は、初めて結婚式をプロデュースした新郎。
思い入れのある相手との再会。幸せな結婚生活を送っているのかと
想いきやーというところですね。
はじめはその気なんかなくて、だんだん一緒にいるのが…

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