木原音瀬さんのレビュー一覧

リベット 小説

木原音瀬  藤田貴美 

木原作品の魅力

これまでに三作、木原先生の作品を読みましたが、全作泣いてます(苦笑)三作読んで全部泣くって、相当鷲掴みにされてるってことですよね。厳密にいうと糸井のぞ先生によってコミカライズされた『期限切れの初恋』の巻末に収録されている番外編ショートを読んだのが木原先生の文章との出会いでした。大好きな糸井先生の手にかかったコミックスといっても読んだ当初はピンと来ず、ちるちるレビューでも好みが分かれる作家さまという…

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Libre Premium 2012 DIAMOND GOLD グッズ

コミック32作品、小説10作品!

2012年11月に開催されたアニメイトガールズフェスティバルAGF2012でのリブレ限定本。同時に「Libre Premium 2012 PEARL PLATINUM」も発売されています。

豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です。現在はコミックに収録されている話もありますが、未だ未収録のものもありますし、番外編をずらっと読めるという贅沢な1冊ではあると思います。

小説&コミッ…

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Libre Premium 2013 WHITE SNOW グッズ

コミック32作品、小説10作品!

2013年11月に開催されましたアニメイトガールズフェスティバルAGF2013でのリブレ限定本です。豪華なメンバーによる商業作品の番外編42作品です!今となってはコミックに収録されている話もありますが、やっぱり贅沢な1冊だと思います。

小説&コミック
木原音瀬「期限切れの初恋」番外編ショート
糸井のぞ「期限切れの初恋」より「人でなしの恋 その後」(原作:木原音瀬)
この作品は内容がリン…

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眠る兎 小説

木原音瀬  車折まゆ 

浩一の成長具合を愛でる!

レビューの為に再読。
展開がわかってても、やっぱり面白い!
『眠る兎』、その8年後の『冬日』、そのさらに2年後の『春の嵐』が収録されています。
この話の見所は、ズバリ、攻めの浩一の成長具合!
最初は、人に流される優柔不断のどうしようもないオコチャマなのですが、受けの高橋と付き合う内に、良い男に成長していきます。
色んな決断をして、着々と進んでいく姿は本当に男らしい!
でも、適度に甘えん…

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こどもの瞳 小説

木原音瀬  街子マドカ 

多重のタブー

表題作、同時収録作(スピンオフ)合わせて、木原音瀬さんは世のタブーに挑戦することを命題としているのかな、と思わせる一冊でした。

これを面白いと感じる自分、どうなの?と思いつつ迷いに迷って「萌x2」にしました。まあモラルだなんだと言い出すとBL界隈ではキリがないので、ラブコメと思って読めば(ガチ兄弟が地雷という方以外は)楽しめる作品だと思います…。街子マドカさんのイラストで背徳的な雰囲気がかな…

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リベット 小説

木原音瀬  藤田貴美 

読後感は悪くない

あらすじをみて無理かもと思い、手を出せずにいた作品。
コノハラーとしては、避けては通れないということで、意を決して手に取りました。
で、感想は、「深い!!」の一言です。
何かね、色々と考えさせられましたよ。
心を揺さぶられましたよ。
是非とも、様々な人々に手にとって貰いたい。
本作を読んで、考えて貰いたい。
よくBLでこのテーマを取り上げたなぁと感動しました。
そりゃ、他社でボツに…

5

薔薇色の人生 小説

木原音瀬  ヤマシタトモコ 

ただ、無条件で愛されること

目が‥目が本気で溶けるかと思いました。泣きすぎて。
私の中で「神」の中でも最高峰です。
ドラマCDを聴いて原作へ。

本当に「どうしようもない」クズな人生を歩んできたモモ。
堅物で「空気が読めない」ロンちゃん。
「悪いことをしたら、とロンちゃんがいなくなる」から、
ただ、それだけに縋って生きようとするモモ。
想いが通じてからも、自分にロンちゃんは釣り合わない、
自分の幸せはロンち…

5

COLD FEVER(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

やはり痛い

「COLD SLEEP」「COLD LIGHT」に続く第三弾(ついに完結)
藤島の一番恐れていた展開。
透が過去の記憶を取り戻し、今度は記憶喪失だった6年間を忘れてしまいます。

このままでは終わらないと分かっていたものの、「COLD LIGHT」で二人が幸せに向かって進んでいただけに、何ともせつない。
日々繰り返される暴力も激しくていたたまれません。
あんなにも藤島を好いていた透がそ…

5

COLD LIGHT(新装版) 小説

木原音瀬  祭河ななを 

平和すぎて怖い

「COLD SLEEP」に続く2作目。
藤島と透の二人の生活が始まります。
透は自分に親切にしてくれる藤島のことがどんどん好きになり、特別な関係を求めてきます。
一方の藤島は透との過去の苦い思い出から、心をひらききることができず葛藤しますが、透の明るく素直な性格についに付き合うことを決心。

二人の初々しく甘い日々がなんかだ平和すぎて木原さん作品としては逆に不安に感じてしまいます(^_^…

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美しいこと 下 小説

木原音瀬  日高ショーコ 

なんだか

心に残るような残らないような微妙な作品でした…
最初から最後まで恋愛の物語、とありますがまさに終始恋愛に振り回される2人の話です。

上巻では松岡に何故早く男だということを言い出さないのかともやもやし、寛末への苛立ちは少なかったのですが(むしろ最初の方では少し空気は読めないが優しい人間だと感じていた)、
下巻では寛末の視点になることで逆に彼が駄目な人間だとイライラしてしまいました。視点変更…

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