木原音瀬さんのレビュー一覧

吸血鬼と愉快な仲間たち 1 コミック

木原音瀬  羅川真里茂 

テンポよく進んで行きます

「羅川真里茂×木原音瀬 初タッグ」のニュースを見てからあっという間の単行本発売。
どちらも好きな作家さんなのでとても楽しみにしていましたがはやいはやい。

話の内容は原作通りなのであらすじは書きません。
気になる方は原作の方の姐さま方のレビューをご覧ください。

原作通りといっても読み比べると削れるところだけちょちょいと削られたり、台詞回しが短くなっていたりというのはありました。
そ…

8

箱の中(文庫版) 小説

木原音瀬 

リアル

BLって枠にとらわれず、ひとつの作品として本当に面白かったです!文庫化して普通の文学コーナーに並ぶのもわかる。ボリュームあって読み応えあって、なんせ刑務所内の様子がしっかり書かれていてリアルでした!

受けの堂野さんも真面目な人だし、攻めの喜多川さんなんてあまりにも切ない純粋なキャラで、すっごく好感が持てました。二人がくっついてくれて良かった。喜多川さん、幸せになって良かったって、ラストは泣け…

2

美しいこと(文庫版) 小説

木原音瀬 

恋って難しいな

読ませる作品ですよね。ページをめくる手が本当に止まらなくて一気に読みました。

作品としてはほんっとうに面白いんですけど、攻めの寛末が…。
最初は一途なワンコ攻めって感じで、いつまでも女だって偽ってる松岡(受)においおいって思ってたんですけど、後半は逆転。寛末に対してかなりイライラしてきて、松岡さん可哀想でした。読みながら「嘘つき!」って叫びたくなった。

でも、相手の悪い部分が見えても…

3

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

面白すぎて

監禁もの。
ここまでやっちゃう!?と思わせる攻めさんの非道さにびっくりです!(いい意味で)

ふつう受けが可哀想になるはずなんだけど、その受けが見事にクズなので、全然同情心湧かなくてむしろちょっと笑いながら読んでしまいました笑) クズキャラって私は嫌いな方なんだけど、ここまで性格悪くて小心者だともはや痛快の域。

恋愛としての萌えは、私はあんまり感じなかったんですけど、でも作品自体が面白…

2

LOOP 小説

木原音瀬  高宮東 

読後は疲弊感しかない。

読み終わった時、暫く脱力して動けなかった作品。英田サキ先生の『神さまには誓わない』を読んでからあまり間をおかずに読んだのですが、輪廻転生ものとしては至極似ているようでいて、また違った衝撃を受けました。というか打ちのめされたという感じ…。おそらくこの作品では最後に「希望」というより「諦念」に近いものが提示されているからかもしれません。

『恋愛時間』の有田の弟・英一が主人公。レビュー前の印象では…

9

恋愛時間 小説

木原音瀬  紺野キタ 

男前な襲い受け。

木原先生の作品としてはわりと穏やかなラブストーリーですよね。こういう、フツーな感じのお話ほど萌えるのはなぜだろうか。先生による作品の割に普通っぽい感じがギャプ萌えなんだろうか。「恋愛時間」、「恋人時間」、「兄の恋人」、「海岸線」と収録されていますが、前半の二編は恋について、後半の二編は愛について描かれているように感じました。後半は少々トーンが重めです。

職場の先輩後輩ラブ。広瀬が事務方に配属…

8

HOLLY MIX 小説

安芸まくら  尾上与一  木原音瀬  さとみちる  

番外編盛りだくさん

本編を読んでいたのは「リバーズエンド」と「明日も愛してる」のみでした。

リバーズエンドの番外編は、十亀が監督として評価され、
万もホテル経営のビジネスとして頑張っている話でした。
本編で登場した撮影チームの面々も登場して懐かしかったです。
すでに十亀組が出来ているんですね(笑)

十亀の自叙伝的シナリオを読んだ万が、
十亀の過去の辛さや寂しさを包み込むかのように頭を抱く姿がぐっと…

2

リバーズエンド 小説

木原音瀬  小椋ムク 

十亀の過去と現在

コミック「キャッスルマンゴー」は完読しています。
本作品は攻め十亀の
・過去(高校時代)の話
・現在(キャッスルマンゴーの後)の話
で構成されていました。

過去の話は重かったです。
キャッスルマンゴーでもちらっと十亀の過去に触れられていましたが、こんなに壮絶な過去を背負っていたとは・・・
事故で家族を失い、気丈に振る舞っているようで、やはりどっか壊れてしまっている十亀が可哀想で泣…

2

「LOVE&CATCH」初回特典書き下ろしSSペーパー グッズ

ここでも活躍

本編の主人公である渋谷の弟、次男の智也の視点で書かれたショートストーリーです。

作中では挿し絵でも内容でもイケメンぶりを発揮した智也は、同人誌即売会で買ってきた新刊(18禁の小説・エロエロしい挿し絵)を読んでいるところ、末弟の譲に相談を受けるという展開です。

養子縁組して同居している二人のラブっぷりが垣間見れます。智也のメールへのレスが夜遅くというのが気になります(笑)「今世紀最大の大…

0

LOVE&CATCH 小説

木原音瀬  彩景でりこ 

面白かったです

表題作と後日談ショートの2作品が収録されています。表題作「LOVE&CATCH」は渋谷(攻め)視点、ショート「その後のLOVE&CATCH」は芳郎(受け)の視点です。

購入したものの、オヤジもリーマンも好きですがハゲに萌えがなかったので、その気になるまでおいておこう…と思っていた作品です。しかし、ちらっと開いたところ、あっという間に夢中になって読み終えてしまいました。

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