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84/213(合計:2124件)
木下けい子
ふばば
ネタバレ
「17 教師」から1年。 やっと届いた完結巻「17 初恋」の表紙は、淡く暖かいピンク色… ……ほのぼの系に帰結してしまいましたか… ハッピーエンドは本来好きですが、この作品に関しては「17 生徒」の痛々しいヒリつき、「17 教師」の重く冷えた空気感、そんなものに、日常や恋の中に「かすかな不穏」を漂わせるのが大変に巧みな木下けい子先生の薄暗めな名作がキタ⁈と楽しみにしていましたので…残念。…
ななつの
無気力だった受験生を変えた、先生への恋心。先生の臆病な背中を押した、生徒のまっすぐな感情。友達を心配して、嫉妬して、恋愛感情抜きで感情を剥き出しにする高校生。学生の頃の、青くて切ない気持ちに、胸がきゅっとなります。シリーズの続刊です。生徒→教師→初恋の順番でお読みください。 好きな先生を傷つけた受験生 有岡。後悔して色んな感情でぐちゃぐちゃになりながら、興味のなかった大学受験に励みます。 …
高律
正直最初は「うーん」という感じでした。 あのレイプのような場面、どうしても目に焼き付いて離れなかった。 好きな気持ちをあんな形でしか伝えられなかった有岡くんの成長と共に変わっていく気持ち、大人の男になって行く過程を感じるにはやはり最初から3冊読むことですね。 そこで初めて、有岡くんがいかに変わったかを知ることができ、その成長と共に先生の心が有岡くんに傾いて行く変化を感じることができるはずです…
銀次郎
3巻発売を待ちに待っていました。じれじれと進み、すれ違ったり近づいたかと思えば次々に壁が表れていた2人の恋路。 ハッピーエンドになって良かったと心の底から思います。 コミックス発売が待てず、どうしても最終話が気になって最終話掲載号だけ本誌で購入していたのですが、コミックスで掲載時とは違うコマがあり、その部分に感動しました。 ーーーーーーー感想とネタバレーーーーーーー 2人が身も心も…
えすむら
生徒→教師 と読んだときは、そんなにピンとこなかった、、というか昏いなぁ…という印象だったのですが、初恋を買って一気に読み直したら、、涙が止まらなかったです(とくに生徒→教師)。 完結編を用意することでやっと安心して読める、、というか、有岡くんや三島先生の抱える思いや痛みが辛すぎて、なかなか没頭できなかったような気がします。叶わない想いを切々と訴えかける彼らは美しいけれど、おそらく痛みとして共感…
ゆーちん24
1巻で、その静かで低温度な作風に惹かれ、2人の恋の行方を楽しみにしていたシリーズ。 『初恋』では、どうしてもざわざわ、もやもやと胸が落ち着かず、没頭出来ない自分がいました。 終盤がとても素晴らしかったため、評価は揺れに揺れました… 低評価ではなく文字通りの「中立」です。 数年かけてシリーズを追ってきた読者ではなく、今回一気にまとめ読みした読者の戯言と聞き流していただけると幸いです。 …
quaori
電子でキャンペーンをやっていて、 木下さん好きだし、サンプルみたら攻めさんかっこいいしで 読んでみたのですが… 高評価のレビューが多いなか水を差してしまい 大変申し訳ないのですが、私には合いませんでした。 松田くんはとてもかわいいです。純粋で一途で健気。 八乙女さんも単体だったら魅力的なキャラだと思います。 彼の状況のあらゆることが切なく、何ともほうっておけない。 …と…
新刊『17 初恋』が気になって調べてみたところ、こちらシリーズだったんですね。 というわけでまずはこちら、1作目の『17 生徒』を。 17歳の高校生・有岡は、新任の地学教師・三島に恋心を覚える。 ところが三島には、高校時代から思い続ける男がいて… 全体の雰囲気が非常に低温です。 いわゆるリア充で、見た目もいい有岡。 でもどこか大人びている17歳。 一方教師の三島は寡黙で冷静、…
だーだー
「生徒」からの続きの作品。先生が好きな有岡くんと、長年の友人への秘かな恋に苦しんでいる先生。この二人、どうなるのかな、とページをめくります。 先生は、有岡くんのことを好きにならないって伝えてるんですが、有岡くんは好きで好きで仕方ない。だから、みみっちく喜んでくれることを考える。有岡くんの台詞って、いちいち胸に迫るものがあります。 一方、先生の恋は辛い展開。津田くんに彼女を紹介されてしまいま…
17シリーズ全三巻を購入して、こちらの「生徒」を初めて読みました。 有岡くんの先生への恋。有岡くんが先生のことを気にしはじめてから、偶然寝ていた先生に思わずキスしてしまう…後日、地学準備室でそのことを打ち明けるシーンがとても好きです。 「先生、童貞?」からはじまって、有岡くんは若い、17歳らしい、台詞をぽんぽんと投げる。自分が傷つくこと、相手を傷つけてしまうかもしれないこと、そんなことは恐れず…