木下けい子さんのレビュー一覧

17 初恋 コミック

木下けい子 

みのりバス 神石高校前

17生徒→17教師→17初恋

先生って卒業まんじゅう何度も食べるんだな〜と思ったりした。どうだろ、先生分もあるかは学校によるかな。

小塚はなかなかひどい奴だったし、津田もなかなかひどい奴だった。もちろん彼らなりの優しさもあり打算もありひどいとは言い切れないけど。
小塚はなんとなく一区切りできたようだけど、津田と三島の関係性がどうなったかどこかで描かれていると嬉しかったな。友達であって…

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17 教師 コミック

木下けい子 

いちごのどあめ

17生徒→17教師→17初恋

「僕は君を決して好きになったりしないんだから」って残酷だなぁと思うけど、これはBL漫画だからきっと三島は有岡を好きになるんだろって目線で読むと冷めてしまうという酷い自分…BL慣れも問題がある。

「おじいちゃんになっても一人で星を見るよ」を聞いた有岡の表情が好きです。言いたいことはあるけどまだ言う権利はない。

小塚くんの立ち位置がいい。最近全面的に理解…

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17 生徒 コミック

木下けい子 

あんバター

17生徒→17教師→17初恋

木下先生とはぶっちゃけそこまで相性が良くなく、ぐっとはハマらないことが多いです。こちらは続刊もあり、続きにワクワクしている自分がいて嬉しい。

行間を勝手に読むのが好きなんですが、先生が買っためっちゃいいカメラのレンズについて考える。津田は飲むと毎度よく家に泊まりにくるのかな。三島はそれに合わせて高いレンズ買って、津田と一緒に星を見ようとしたのかな。そんな夜…

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スローリズム 小説

杉原理生  木下けい子 

もどかしくてえずきそうになりました

はぁ…余韻が凄いことになってます。
恋愛って、こんなにも不穏で不確かなものなんだなと、じわっと実感させてくれる作品でした。不器用な2人の長い長いもだもだに、ドキドキしてしまいました。

水森(受)という人は、言ってしまえば綺麗な顔以外はいいところがないんじゃ…というか、人の心の機微や空気を読むということができないタイプで、そもそも恋愛向きじゃない人なんですよね。ゆえに、そんな人を好きになって…

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東オトコ京オトコ(下) コミック

木下けい子 

好きになったらその人がタイプ

上巻の終わりに、相馬が周の寝てる間にしちゃったキス。
実は周は起きていて、あれは何だったんだろうとモヤモヤドキドキします。
もうこれはお互いに好きだなぁって思ってたんだけど、相馬の告白にまさかの「NO」
好みじゃなくて、だけど好きじゃないとは言ってない…って分かりにく!
ストレートな言い方をせずに回りくどく言うっていう"京オトコ"の一面を表現してましたね。

まさか…

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東オトコ京オトコ(上) コミック

木下けい子 

ト◯ロは泣けるよ!

生まれ育ちも、性格も何もかも違う2人が京都の町屋で手違いからシェアハウスをすることになったお話でした。

コミュ強でTHEノンケ男子って感じの千葉県出身相馬と、ゲイでツンツン人見知り京おとこの周。
ひとつ屋根の下で生活するうちに、相馬は周の純粋で可愛らしくて、可憐なところに気付いてすっかり心を奪われちゃうんですね。

周もコミュ強な相馬を最初こそ敬遠してたんですが、相馬の優しさに触れて失…

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花降る町の新婚さん 小説

彩東あやね  木下けい子 

新婚さん、清々しい!

良かった!
初読みの作家さんですがもう幸せに溢れてて。

温泉街のロミジュリ?
小学校三年生の時に転校してきた瑛人とそんな彼にグイグイだった昴流。
でも瑛人の家のホテルが温泉街の組合に挨拶もなく勝手に工事して開業しちゃって、組合長の昴流の祖父は怒ってしまい長年温泉街で派閥が出来てしまい…。
二人が遊ぶのは町の外。人に見られないように。

そして祖父が亡くなりもう派閥とか止めましょう…

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花降る町の新婚さん 小説

彩東あやね  木下けい子 

受けに振り回される攻めが可愛い!

好きな作家さんの好きな設定のお話。

タイトルや表紙や帯、そして犬猿の仲だった家が和解するべく新婚さんを演じるというあらすじ。

見るからに好きしかないお話ですが、展開や描写も素敵でした。
一見恋に慣れていそうな瑛人が常に昴流の予想外の言動に振り回されているのが可愛い!
振り回されてもそれが彼には嬉しいみたいだし、長年の執着が花開いて昴流に甘々に尽くしているのが最高に理想の攻めなんです…

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京極家の結婚 コミック

木下けい子 

礼央(子役)サイコーだな!おまえさん!

対等な関係性に痺れました。
そしてそこに子役の活躍。
大作になるような予感がします・・・。
というのも、受け攻め二人の 知人→同居人→恋愛 へのあれやらこれやらの合間に出てくる ①本当の親子である父と礼央 ②勘当中の黒京極と実父との関係 などなどこのままチラリズムで終わるのか、掘り下げられるのかで話の長さがかなり変わってしまいそうです。
それにしても主要な登場人物全てが気に入るのは私には珍…

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カンチガイラバー コミック

木下けい子 

現実は妄想よりも素敵だった♡

『京極家の結婚』に続いて読んだ木下けい子先生の作品です。

会社員 佐伯と上司 白鳥のお話。

クールで仕事も出来るリーダー 白鳥は、部下の佐伯に恋しています。
しかし、自分はゲイで佐伯はノンケ、おまけに9歳も年下。
一生届くことがない片想い。
今日も、脳内では佐伯との恋愛シミュレーションをするのですが…。

32歳にして未だ恋愛経験がない白鳥。
佐伯の憧れの上司として大人の男…

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