木下けい子さんのレビュー一覧

ボクとオレのカワイイあのコ コミック

木下けい子 

細川君の春はどこ?

この作品、「ボクとオレとカワイイあのコ」以外の、飲んだくれのオッサン杉田と、小汚い系売れないカメラマン志塚の、だめオトナ組の方が、実は気になったりするのですが…

ともあれ、メインキャラはやはりこっちの3人。
高木も細川も、二人とも合田君のことが好きで、合田が自分だけのものになってくれないかと思っているのですが…
眼鏡の高木君が思いの外ヘタレで、そんなヘタレな所に合田君は参ってしまう…

1

君とハルジオン コミック

木下けい子 

まいったな

「運命の出会いから14年、ヘタレな瀬尾君の恋は実るのか!? 14年前… …ハル君は、3歳!?」
ってわけで、高校生の瀬尾君は、慰めてくれた3歳の子供に恋に落ちて、14年後、高校生になったその子を手に入れた…
こう書くと、確かにそれはヤバイけど、素直になれない子供と、考えすぎてしまう大人が、行きつ戻りつ、ゆっくりだけど、着実に愛を育んでいくのは、一つのBL的ファンタジーの醍醐味。
この設定で、…

4

泣き虫なリトル コミック

木下けい子 

泣いてる顔、一番かわいいかも

かわいくって、悶え死ぬかも…

表題作、小リス系の吉野君に、
「どうしたらいいのか、わからないくらいに好き」になられたら、
「いまどき、女の子でもこんな可憐な反応しない」くらい、真っ赤な顔でうつむかれちゃったりしたら
図々しい女子にうんざりしている藤本が、「かわいいな、こいつ…」って思うのも無理ないよね
ここには、女じゃなくて男を選ぶ理由と根拠がちゃんとある。

繊細で柔らか、ふん…

2

キスブルー KISS BLUE コミック

木下けい子 

丁寧な恋愛

大学のときにまわりにいたんだろうな...

なんて妄想するほどいそうでありそうでありえそうな2人。

この作者はどんどん成長されていますね。
ほんとに次が楽しみです。

1

普通のひと 小説

榎田尤利  木下けい子 

“普通の恋”がしたいっv

タイトルにもある“普通”をテーマに語られる
ノーマル同士の恋物語。

おぼつない花島をかわいがって面倒みてくれる営業マン 的場
Gデザイナーから編集者として転職した 花島

職場の先輩後輩的な関係から、恋へと落ちるんだけど
ふたりともノーマルで男性経験はないw

ゲイバーのママ達のアドバイスなどもあって
“普通のひと”だったノーマルふたりが、ゆっくりと恋をはぐくむ。
分厚い本…

4

キスブルー KISS BLUE コミック

木下けい子 

もういつから好きだったのか

切ないとしか表しようのない、わたしの拙い日本語力…
どうしてもってんなら、友情の力で一回くらい、できません!!w
そう考えると、彼も充分好きだったのかな?う~ん、微妙。
ありそうで無かった日常に、切ない恋が加わって物語になる。
素敵な作品ですので、是非1.2巻合わせて読んでみてください。

2

キスブルー KISS BLUE 2 コミック

木下けい子 

友情も素敵ですが

表紙をご覧になれば分かる通り、2人の距離は縮まります。
お互いに真剣だからこそ、すれ違う2人。
この2人も切ないですが、店長も切ない!!

最初に触れたのは俺だから、罪は俺にある
罪になるほどの恋が、どれほどあるのか。
応えることのできない気持ちなのに、あの優しい言葉はひどい。
だからこそ、響くのだとおもう。
気持ちなんて、どうしようもないのですがね。

2

君によりにし コミック

木下けい子 

梓弓

 日本文学やってたので、ちょろっと古典が出てきたり、和室でエッチしたり……、着物を着てるわけじゃないのに和の雰囲気がある作品は、大好きです。
 
 表紙から、椿の赤と空の紫と月の黄色が美しいのよね~。

 また、小野寺さんの表情やたたずまいが、綺麗でね。大和君が小野寺さんを好きになっても、それは仕方のないことです!
 
 小野寺さんが好きだった父の身代わりに、肉体関係になったのか。

1

キスブルー KISS BLUE 2 コミック

木下けい子 

1巻ほどの切なさはないなぁ

一度体の関係をもったが、親友であることを決めた友坂。
一方野田は友坂に迫る店長や友坂のことが好きな女の子(エミちゃん)に嫉妬しまくり。
また友坂のほうから「もうやめる」と言われ怒る野田。そして二人は一緒に行動することもなくなってしまう。
しかし、店長やエミちゃんに背中を押されて、友坂はもう一度野田に告白する。
このときの友坂は、とてもスッキリとした表情をしている。
この友坂だったら野田に…

2

キスブルー KISS BLUE コミック

木下けい子 

せ、せつない…

親友の野田に恋をしていると気付いた友坂。でも親友だからその気持ちを伝えることもできない。
一人で気持ちを押し殺し、「親友」であり続ける友坂。でも、それは限界にきていた。
バイト先の店長に気持ちを悟られるくらいに友坂の気持ちはあふれ出ていたのだった。
そんな友坂に対し「好き」とか「お前とだったらやれる」とか簡単に言ってしまう野田。
その言葉は友坂を傷つける言葉になるとは知らずに。
そしてつ…

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