木下けい子さんのレビュー一覧

薄情な男 小説

高岡ミズミ  木下けい子 

幼馴染みっていい響きですよね…。

詠の一見飄々としていてあまり他のことには興味がなさそうに見えるけど中身は明宏を想う気持ちは意外と肉食な感じや、それが好きってことなんだよって言いたくなるくらい鈍感というかなんかもやもやしてる自分にイライラしてる明宏がとても可愛かったです。

サイドストーリーとして友人の守くんの話も私としては気になります。

詠の「明宏のそういうところに惚れたんだ」って言葉にきゅんとしました。

1

さよなら優しい男 特典 書き下ろしショートストーリー グッズ

慎ましい恋人が望むモノとは

本品は『さよなら優しい男』の
フェア参加店限定配布特典の特典品になります。

攻様視点で二人がまとまった後
攻様宅でのお家デートを描いたお話です♪

海江田の恋人である篠原は
慎ましやかで高潔で
一方的に与えられる事を良しとしません。

しかし、
海江田は権力欲が旺盛で
ありあまる金を見せびらかすように
物を送るのが好きな男だったので

何気ないプレゼントですら

3

さよなら優しい男  リニューアル1周特別年記念ペーパー グッズ

威風堂々な恋人に似合うモノ、似合わないモノ

本品は『さよなら優しい男』の
アニメイトWEB店限定配布の特典品になります。

受様視点で二人がまとまった後
受様のお家でのデートを描いたお話です♪

篠原の恋人である海江田は
大きな不動産会社の社長です。

そんな海江田に
部屋に遊びに行きたいと言われても
篠原はすぐには応じられませんでした。

同世代の友人たちと比べれば
自分の住まいも平均以上だと思いますが

3

さよなら優しい男 小説

火崎勇  木下けい子 

求められていたモノは

今回は実態はヤクザだが表向きは不動産会社社長と
攻様が一目惚れしたおとなしそうな弁護士のお話です。

偶然に知り合った二人が有る物件を巡って
対立しながらもまとまるまで。

攻様は今から五年前に
今後の事を考えてヤクザを解散し
不動産会社を立ち上げます。

とは言っても
会社の組織も構成員も変わらずで
やっている事も
昔でいう地上げ屋もどきだったのです。

そんな攻様…

2

待ち合わせは古書店で 小説

榊花月  木下けい子 

淡々としたお話

 男やもめの古書店店主・涼介が、万引き犯だと間違えた高校生と交流していく話。
 万引き犯だと思って捕まえた高校生・波頭は、実は違っていて、「何かお詫びを」という涼介にどういうわけだか、だったら「飯を食わせろ」と言う。
 そのまま、頻繁に食事をしにくるようになった波頭であるが、高校生がそんなに頻繁に人様の家で食事をしていていいのだろうか? また、こんなところにきて楽しいのだろうか? と疑問に…

1

薄情な男 小説

高岡ミズミ  木下けい子 

どっちつかずが惜しいです

高岡さん、1月に新刊出て以来久しぶりの登場です。
新作は、何となく軽そうなノリを装っているのに明るくなりきれない、何となくもやもや~としたものを、煮え切らないものを感じてしまいました(涙)
展開は、高校卒業以来連絡が途絶えてしまった実にお神酒徳利だった幼馴染が突然10年経って主人公の前に現れる。
彼女に振られ結婚が駄目になり、会社も辞めて地元に戻って来たのだと、主人公の元に転がり込むのです。…

1

オールトの雲 小説

一穂ミチ  木下けい子 

淡々と続く愛情

前作を読んだどきはくせのある文章だな、と思いましたが、慣れてきました。

淡々と進む文章の中で、流星が泣くイラストにすごくグっときて、もらい泣きしそうに。

木下けい子先生の表紙もとても良かったです。
なつかしいような切ないいいお話でした。

この作家さん、無理にエッチシーンをくつけなくていいと思います。

2

薄情な男 小説

高岡ミズミ  木下けい子 

健気で一筋な攻め様

幼なじみで親友だった攻め様からの音信不通から10年、       
突然の訪問に唖然とする受け様。                  
嬉しさと懐かしさ、でも裏切られたようなもどかしさや       
ためらいがあり、素直に再び会えたことを出せない受け様。
そんな受け様に何事も無かったように振る舞う攻め様。
攻め様に押し切られる形でしばらく居候させる事に。
どうしても思いを断ち切る事が…

2

兄弟とは名ばかりの 小説

渡海奈穂  木下けい子 

家族愛だよなぁ~

お互いを苦手にしていた高校生の二人が
親同士の再婚で兄弟になり、距離を縮めながら
かけがいのない唯一の存在になっていくお話。
片や生真面目で品行方正成績優秀な母親思いの
攻め様、片やだらしなくとても面倒くさがりで
外見も派手だがもめ事が嫌いな受け様。
まるっきり性格も考え方も違う二人。

いつも、服装や態度の事で攻め様に小言を言われ
うんざりしている受け様、でも親の前では二人とも…

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カフェオレ・トワイライト 小説

松前侑里  木下けい子 

父親への反発

松前さんらしくゆっくり静かに時間が流れて行く様な、そんな作品。

舞台は主に大学で、真樹〔受〕は川に落ちそうになった指輪を拾おうとしていた所を自殺しようとしてたと間違えられ、祐介〔攻〕と知り合います。
それ以前にもお互いに馴染みの定食屋の常連で名前だけは知っていた仲。

祐介は大学で演劇科講師を務めているんですが、真樹は己の父親が劇団主催者で家庭を顧みない男だったのに反感を抱いていて、そ…

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