木下けい子さんのレビュー一覧

うちの王子いりませんか コミック

木下けい子 

ここには、「全て」詰まっている

これまで一度も学校に通ったことのなかった王子様の悠は、父の指定した公立校に通うことを許されます。そして、そこで王子様はたくさんの「はじめて」に出会うのです。初めてバスに乗り、初めて学校に行き、初めて友達と話し、そして名前で呼んだり呼ばれたりするのです。

 悠の友人である亮平は、スカジャンと小型のバイクが似合う高校生です。その上、亮平は、彼の友人である雄太、優が絡まれているときも助けに行く男気…

8

召し上がれ愛を コミック

木下けい子 

いきなりの…

 真面目という言葉がぴったりの公務員の笹川が起きてみると、隣には知らない男が寝ているではありませんか!一緒に寝ていた男は、隣に住む俊成だと分かりますが、俊成は積極的に攻めてきます。(笑)

 仕事はできるのに、人間関係が上手くない笹川は、彼のことをどうしてよいのかと戸惑ったりもするのですが、俊成はそんな笹川の不器用な面も含めて大好きだというのです。
 いつも俊成から抱きしめるのですが、このと…

2

今宵おまえと 最終章 コミック

木下けい子 

リクローもヤスもリアルで人間臭くて愛おしい

リクローとヤス、ふたりの一筋縄ではいかない最終章、文句なしの神評価です。
とにかくネームの勝利だと思います。木下センセーさすがです。
リクロー目線で終わった二章ラスト、リクローとヤスの関係はリクローの願い通りになり、このままうまくいくんじゃないかと思わせておいて、そうは問屋が卸さない。
初っ端、ヤス目線で話が進んでいくのが大きな鍵となってます。

ヤスのやらかしっぷりがよくわかる最終章最…

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うちの王子いりませんか コミック

木下けい子 

ええ、下さい。

こんなに紳士で王子な男の子、実際に見たことはありませんが、だからこそのフィクション。フィクションだからこそ生きる、素敵なキャラクター設定だと思います。
主人公の悠は病弱で世間知らず、物腰が柔らかく、とても性格の良い男の子です。無菌室のような環境の中で育っただけあって、様々な価値観が一般的な高校生とは大分ずれていますが、亮平やその友人と出会うことで新たな感情を覚えていきます。
初めての出来事にぶ…

8

今宵おまえと 一章 コミック

木下けい子 

頑張れ陸郎!

10年もの間、一人の人を想い続ける陸郎の直向きさと執着心に苛立ちながらも、ついつい応援してしまう一冊です。
あらすじにある通り、陸郎の押し込めた思いは保孝のある告白をきっかけに表面化していきますが、事態はなかなか思い通りに進まない。
木下先生はリーマンものにおいて、彼らの生活感や気だるさを絶妙な加減で表現されているなあ、と個人的には思うのですが、その中でもこの『今宵おまえと』では、働き盛りの二…

2

由利先生は今日も上機嫌 コミック

木下けい子 

こちらの方が好き

由利先生の機嫌がどうなのかは
気にならないのですが
猫はかわいい

六車くんはもっとかわいい
先生の前だからこそ可愛さが溢れ出るのか
天然のものなのか、バランスがあると思いますが
由利先生によって引き出されたのかなと
思いたい

昔の日本って美しいなと思いました
日本家屋、着物、綺麗です
スーツにハットおしゃれです

口づけが初めてというくだり
大好きです

全く…

2

由利先生と愛しき日々 コミック

木下けい子 

着物姿和風良いです

木下さんのイラストは、日本がよくに合う
日本的文化??
和室や和服とか・・・そんな気がします


由利先生は私は好きじゃないです
由利先生で2冊出てますので
人気があったのだと思うのですが連載時も
イライラしながら読んでました

猫がいなかったらパラパラ飛ばしていたかもしれません
猫の伸びや毛並みもわかる描き方
大好きです

猫を愛せる由利先生なんだから
好きにならな…

2

君によりにし コミック

木下けい子 

喪服姿案外好き

とても好きな作品の一つです
コミックの表紙が綺麗
君によりにし
このタイトルと作品は
当たり前なのでしょうけれど、しっくりしており
コミックではなく文章として
読みたかったなと思ったりもしました

とても丁寧な言葉と立ち振る舞いが
綺麗だなと感じました
そんな綺麗な小野寺さんが、急に許してとつぶやいて
抱くシーンが好きです

いろっぽく切ない
非常に好きなシーン

2

隣の彼 コミック

木下けい子 

案外良かったと思えた

連載時もコミック発売後も、どうにもすっきり
しないモヤモヤを持ったまま保管していた作品の一つです

ひっかかっていた点は無精髭とヨレヨレ感が
切なすぎてだめでした
ですが、年数を経過し色々な作品を読んだり
自分の読み方が変わったのかもしれませんが
数年後には、好きになりました
八乙女さん側から見ることができるように
なったのだと思います

子供が絡んでくるのは難しくもあります…

4

ボクとオレのカワイイあのコ コミック

木下けい子 

花ついてても可愛くないと思った

連載時から好きじゃなかった作品でしたそれでも
木下さんのコミックは必ず購入
何度も読み直しましたが
好きになれなかった

そうはいいつつ、何度も読み混んだ感じた自分なりの
納得方法は、コメディとして笑えるポイントで見てみようという試みでした

ライバルという部分のみですが
モテモテの合田君が全然可愛いと思えなかった
ことが1番難しかったです
カワイイとは思うことなくイライラ

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