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146/202(合計:2012件)
木下けい子
Krovopizza
ネタバレ
『由利先生』シリーズを彷彿とさせる、短編連作のような作品。 大正時代のレトロな雰囲気や粋な時代口調、 少しずつ縮まっていく関係が楽しめるほのぼの日常譚です♪ 英国帰りで身なりは気取っているが根は真面目な中学英語教師・糸井。 生徒の兄で、海軍少尉の手塚はそんな糸井の可愛さを見抜き、 1歳年下とは思えない気障ったらしい態度で口説いてくる。 「愛している」という言葉が一般的でない時代…
月村奎 木下けい子
江名
月村さんの小説って、時々無性に読みたくなります。 今回も読後はとても温かい気持ちに包まれ、 このタイミングで読めてよかったなぁと思いました。 コチラは新装版ですが、 挿絵が木下さんに代わり、 攻め視点の描き下ろしが付いて、グッと魅力が増しているんじゃないかしら。 描き下ろし部分で、初めての挿入シーンが描かれていますし、 受けの父親とのその後の様子も見れて、より満足感のある1冊…
天瞳
メルヘンチックな表紙が気に入ってます。 ほのぼの見惚れてしまう…でもなんか笑みがこぼれてしまう絵柄が好きでした。 内容は、3編が収録された短編集になってます。 木下先生らしい、何気無い日常の中で、恋愛中であったり、 恋愛未満〜今から恋が始まっていく大人の男性の恋物語でした。 どのお話も短いんですけど、そこはさすが木下先生です。 短いながらも、しっかり心情描写されていてお話に引き…
かちゅ
運命の出会いが早かった2人のゆっくりとゆっくりと幾千の夜を超えていくお話です。 すごく切なくて一緒にいたいだけじゃだめなんだ、幸せってなんだ?とすごく考えさせられました。 宙を守りたいはずなのに宙を独占したい囲いたい、自分だけの宙にしたいとてっちゃんは優しい顔してかなり怖い(笑) 宙はてっちゃんへの負担になりたくない、父親との確執からてっちゃんと対等に頼れるようなりたい、自分のせいで…
仕事面でもプライベートでもいいコンビ&カップルで、読んでいてコントを見ているような、2人のやり取りがほんわか楽しませてくれる作品でした。 ただ、いつもの木下作品に比べると、終わり方が駆け足気味だったので…もう少し攻めの甘えん坊ぶりが読みたかったなあと心残りでした。 内容は、ドSな准教授•戸高×平凡な大学生•名波のほんわかラブストーリーのお話。 名波は父親の紹介で、偏屈な准教授、戸高の…
恋って、すれ違ったり…時には傷つけあったりして、悲しい事も多いもの‼ 幼い学生同士なら尚更なんじゃないかと思うんですけど… このお話はそんな場面に出くわしても、卑屈になったり悲痛になり過ぎたりしないんです。 主人公2人が素直で…特に受け様が、純真無垢なタイプだから、拗れそうな話が全然拗れていない。 物凄くピュアで、些細な事でも、初めて発見して感動するような…健やかさんで…一生懸命さがキラ…
今回のキャラも2人とも可愛くて…恋愛っていいなあと、ほんわかな気持ちにさせてくれる作品でした。 内容は、陽気なシェフ•俊成×カタブツ公務員•笹川の可愛らしい恋のお話。 国家公務員というお堅い職業の笹川は、人付き合いが苦手。 職場でも、付き合いにくい人間として一歩引かれている感じ。 でも、ただ一人だけ、そんな笹川の良さを見抜ぬき、好きになった俊成は、「貴方は可愛らしい人」だ…恋人にな…
BLな萌えは薄めなんですけど、さすが木下作品。 設定•世界観•キャラ共に文句なしで、絵柄の雰囲気にもあっていて、ほのぼの癒されるお話でした。 内容は、世界的にも有名な天才科学者•七原×クールで辛口な有能助手•一ノ瀬の焦れったいプラトニックラブなお話。 七原は、優秀なのに自分の世話は疎かで、同じパンツを3日穿くのは当たり前…実は生活能力ゼロな、超絶鈍感なダメ男博士。 そんな博士に文句…
第2巻です。 友情の関係のまま一線を超えてしまった2人。 友坂が自分の気持ちを隠して、親友に戻ろうとする必死さが読んでいて辛かった‼ 前作と同じように、割と淡々と進んでいくので、余計読んでいて、せつない気持ちにさせられます。 野田にとっては友情の延長線上でしかなかった行為…でも、友坂は違うわけで…一線は超えても、キスはしなかったっていう所が、野田の友坂に対する気持ちなんだと… 2…
親友同士の友情と恋愛を描いたお話です。全2巻。 「隣の彼」とカラーが同じだったかなあと…。 淡々と進んでいくシーンや台詞、そこに木下先生の繊細なタッチの絵柄が加わることでせつない雰囲気のお話でした。 木下先生もあとがきで書いてありましたが、ずっと親友同士の二人が恋愛になるよくあるお話だと…。 よくあるお話のようで、木下先生が描くと違うんですよね‼ 絵柄の雰囲気はもちろん、独特なテンポ…