木下けい子さんのレビュー一覧

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

源氏狙いの若紫攻め!?

タイトルに三○映画の似たような題名の作品を連想された方も多い?
愉快で楽しくてホロっとさせて自分でも大好きな映画でしたが、こちらも愉快で楽しくてホロっとはしないけど人情がある。
Dear+の前作『藍苺畑~』のようなほのぼの路線であると思われました。


デキ婚で結婚、大学中退し、子供が生まれて出生届を出しに行く時の車の事故で妻と義父を失くした島影広海・38歳。
今は義母と惣菜屋を営みな…

4

「いつも王子様がv」番外編「今夜も王子様が」 グッズ

かわいがり炸裂の誕生日

コミックの後ろにあった短編小説で朝比奈のお誕生日の出来事。
佐原は用事で来られないことから、篤人のデリで宮村も交えてささやかにお祝いされていたところへ現れた佐原先輩!
部屋に引きずられてつれてこられ、さて、どうなる?

多分いつも通りの平常運行の二人のやり取りだとおもうのですが(笑)

先輩がスーツを着ていたのでそれがお見合いに似たような席と聞くと朝比奈は、佐原の未来予想図を描いて「愛…

2

「いつも王子様がv」番外編「今夜も王子様が」 グッズ

ヒナちゃんが貰ったバースデイプレゼント

コミックに掲載されていた月村先生のSSの続きです。

自分の誕生日なのに締め切り修羅場で、オマケに佐原は仕事絡みの会食で今日は会えない。
ようやく仕事を終えて閉店間際の馴染みのデリの店にケーキを買いに行けば、好物のマンゴータルトは売り切れ。
そんな朝日奈を見かねて、デリの店の店長・堀と、彼を迎えにきていた堀の恋人宮村とでささやかな誕生パーティをしていると、そこにバラの花束抱えた佐原がやって…

5

普通のひと 小説

榎田尤利  木下けい子 

特にアラフォー世代の方にはオススメしたい!

クリスタル文庫で発売されていた、2003年『普通の男』、2006年『普通の恋』の新装版です。
新たに2人の5年後をかいた『普通のオジサン』が書き下ろされています。
全部を一冊にまとめてあるので、中の文章も2段構成になっています。
最初は「長い!読みにくいかも⁉︎」と驚かれるかもしれませんけど、ストーリーが素晴らしいので、私は気がつけばお話の世界に引き込まれて、あっという間に読んでました。

10

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

いばらの城から姫を救い出すのです!

個人的に当たり外れの波がある作家さんですが、イラストと装丁の美しさに惹かれました。
題名は「眠り王子」と書いて”ねむりひめ”と読みますが、自分、最初からヒメと読めました(思い込み?)

読みながら受けの主人公・篤人の気持ちが痛いほどに伝わってきて、彼の臆病さは決して受け入れ難いものではなく、むしろ共感を覚えるような心情でした。
攻めの宮村についても、主人公がメインになると攻めがどうして受け…

15

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

いじわるな先輩とめがね後輩くんのあまきゅんストーリー

カバーがホワイトシルバー!
ただのホワイトでもなくただのシルバーでもなく、ホワイトシルバーなところが乙女仕様でした。
一冊にまとまったらどんな感じになるかと思っていましたが、予想外に乙女全開でした。

連載開始の時も表紙絵でヒナがリボンを頭につけてて周りにぬいぐるみが並んでいる絵でしたし、
そういう方向性の作品なんだな~と毎回予想はしつつ読んでました。

初読みの時の感触としては、絵…

8

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

割れ鍋に綴じ蓋

ぞんがいアッサリな一冊でしたねヽ(・∀・)ノ
というか、先輩・・・・″好き”がダダ漏れすぎて
受に受け流され過ぎてる姿が妙に笑えた。
や、うん。これはこれで可愛いのだけれどww

そもそもの二人は中学時代、部活の先輩と後輩の関係。
いじられ受と、いじめっこ攻。
何かにつけていじられて~・・なのに、なぜか好きになってしまった。
転校をきっかけに告白⇒逃走
からはや~年。再開した二人…

5

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

かわぅい~☆

表紙がかわいー!
それだけで衝動買いしてしまいました><
木下先生のカラーが好きなんですけれども、
ぬいぐるみと木下先生の絵ってこんなに合うんですね♪
色もデザインもぜんぶ可愛い♪

買った時は全然気がつかなかったのですが。
これ月村先生とコラボの作品だったのですね~!

読み始めてからすぐに木下先生の作品らしくないと感じました。
あ、悪い意味じゃないですよ~。
木下先生が原…

7

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

恋心を罪悪感が押しつぶす

先に発売になっているコミックス「いつも王子様が」のスピンオフコラボ作品。
コミックスはコミカルなイメージの作品で面白かったのですが、
スピンオフは切なくシリアスな中に暖かさや優しさを感じさせるハートフルな恋を
感じさせて、とても引き込まれる心にしみる作品になっていました。

受け役の篤史は家族愛に恵まれなくて思春期以降はかなり精神的に手酷い立場で
思わず同情を禁じえないくらいでした。

24

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

あ、あれ……?

かなり楽しみにしていたコラボだったのですが
なんだろう…BLというより少女漫画のような?
「カワイイ」を全面に押し出したデフォルメ絵、
ドS王子な攻にひたすら翻弄されるウジウジ地味受…。
スミマセン、どうも自分の好みとは外れていたようです;


ゲイで童貞のエロ漫画家・朝比奈。
ハウスクリーニングにやって来た清掃員は、高校時代の憧れの先輩・佐原。
アシスタントの前では優しい王子様…

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