木下けい子さんのレビュー一覧

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

受の精神年齢が・・・

銀行員と編集者。
高校の卒業式で受が攻に告白、
その後付き合って10年になる二人。

タイトルと帯の推薦文から
さぞデロ甘だろうと思って読み始めたら
たしかにラブラブだけど
仕事で会えない日が続いたり
いまだに同居していなかったり
二人とも甘いセリフは苦手だったり・・・
と意外とそこまで甘くない
地に足の着いた社会人モノでした。

攻に留学の話が持ち上がったり
受が仕事…

13

君とハルジオン コミック

木下けい子 

子供と大人

丸ごと一冊ひとつのストーリー入りでした。

良いお話でした。
でしたけど・・・。
「いくちゅ?」って聞きたくなるほどの小さい頃の受け様に
励まされた事から、守ってあげたいと思うのは
まぁ解らなくもないですが~、一緒に住んだり
それが恋愛に変わるとか・・・・・・。
ちょっとばかり無理があるような気がしてしまって
途中からあまり入り込んで読めなくなってしまいました。
外側から「ふー…

3

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きだ〜♡

ストーリー自体はは手垢のついたような話。
高校の同級生、卒業前に告白、それから10年の付き合いを経て
すれ違いがおこり、相手への想い故に別れを切り出す……

ひっかかりなく素直に気持ちよく読める文章がいい。
好きで、好きで、というタイトルだし、甘い、甘い、と聞いていたので、
どれほど甘いんだろう……と期待半分戦き半分で読んだが、
確かに甘いんだけれど、コテコテの生クリームのような甘さ…

7

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

好きな子ほど意地悪したくなる

昔から、好きな子にちょっかいだしたい男子っていますよね。
この話はずばり、それです。

あか抜けない感じの黒髪眼鏡な受けと
キラキラいけめんの攻め。
この設定だけで十分萌えられるというのに、
この作品は更に攻めがいじめっ子という属性があります。
昔から受けをいじってた攻め。
何年かぶりに再開して…。

個人的に好きなシーンは、二人でご飯を食べに行き、
お会計の時に攻めが電話で…

10

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

期待を外しました。

関連コミックを先に読み、そのときの堀さんが美人で大人な雰囲気ですてきだなぁと思ってました。
収録されていたショート小説の宮村氏と堀さんも素敵なカップルで、「ふたりの馴れ初め」なら是非読みたい!と、意気込んで買って読んでみたら……。

まず、イラストがコミックの堀さんよりも「大人な美人」感が低下してました。(木下さんのイラストは好きです。)コミックの堀さんが美しかった…。
ストーリーに関して…

2

シガレット・ラブ 小説

雪代鞠絵  木下けい子 

攻めの年齢、40近くでも良かったな

癒されたーいという時に読むのは、たいてい雪代さんの作品です。
もちろん雪代作品ですから、受けが散々酷い目にあうわけです。
が、それでも雪代さんの書かれる攻めキャラはたいてい男らしくて優しい王子様タイプ(時々は俺様もいますけど)なので、わたしの心にお薬塗ってくれるのです(笑
といっても今回の攻めさんはムッツリですよ!セリフがもう、こっちが恥ずかしくなるんですけどもー。

*********…

3

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

志方の「馬鹿」が心地いい!!

久々に激甘なストーリーでした。
読んでるこっちが恥ずかしいよ!!

付き合って10年、今だに相手の事が好きで好きでたまらない!!

片やエリート銀行マン(志方)
絵にかいたような堅物男だけど
ちゃんと相手のこと大事に思ってる超真面目な男。
片や雑誌編集者(穂木)
志方の事がメロメロに大好きで、
彼のために家事をするのが生きがいの超乙女(心がね)

そんな2人の日常的なお話、…

4

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

作家買い決定…しそう

うわあ、いい…!

読了後、思わず呟いてました。

好きで好きで。ただ好きで好きすぎて。このままずっとと祈るように思う。
せつない気持ちが溢れて伝わってきます。
こんなに好きな人に出会えて、好きな人に愛されて、こんな幸福無いんじゃないかな。

あまりに好きで、好かれている自信が持てない穂木。
ぶっきらぼうで必要以外言葉を惜しむ、恐い顔なのに実は情の厚い志方。
この志方がまあイイ…

7

素敵な入れ替わり 小説

小林典雅  木下けい子 

ライトだけど、やっぱり典雅さんはおもしろーい

果たしてこの作品を読んだ方の何割が「あばれはっちゃく」をリアルタイムでご覧になってたか。
わ、わたしは見たことないなあ♪~(゚ε゚;)
「三丁目の夕日」を観た時、鈴木オートの息子役の登場時「わ!はっちゃくに似てる!」と思わず劇場なのに口に出してしまったけども。
タイトルでまず読者にわからせるのも技だけど、にしても典雅さんのトンデモ設定ってなんでこうもすんなり受け入れられるんだろう。
アホク…

2

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

優しい王子様

漫画を先に読んだので、堀がこんなに自己評価が低くいじけた性格と知って驚いた。
でもまあ親兄弟や心ない人たちに傷つけられ、虐げられてきたら・・・そりゃこうなるわとやりきれない思いがしました。
いんげんの白和えを拒絶した母親、中学の熱血勘違い教師、弟の態度、どのエピソードも憤りよりもそれぞれの人物に対して憐れみを感じます。
こういう人たちは、いつか報いがあるはず。
互いの想いが同じなのに、相手…

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