木下けい子さんのレビュー一覧

貴方に奪ってほしいのに 小説

水瀬結月  木下けい子 

大好物の主従もの☆

水瀬さんのストーリーは好きな甘さ加減なので疲れたときに読みたくなるんですよね~(*^_^*)

あらすじを読んだときは
三角関係モノなの?って思ってましたよ笑

受けは自分のために叱ってくれる、自分を見ていてくれる攻めが子供の頃から大好きなんです。
攻めもたぶん自分のことを好きなはず・・・
でも好きと言ってもちゃんと相手にしてくれない!

そこで受けが攻めを好きになったきっかけで…

0

浪漫のお国で逢いましょう コミック

木下けい子 

レトロ好きには微妙でした。

明治、大正の日本が好きなので気になっていましたが、先に読んだ友人の感想はイマイチ。
どんなもんかと読んでみましたが、なるほど。
お話はハッピーエンドなので、時代物だと思わなければ楽しめるかもしれません。

作家さんは好みな方ですが、申し訳ないけれどあまり調べていないなあという印象です。友人曰く、皆が読みたいのはBLだから、細かい時代考証なんてどうでもいいんじゃない?でした。
しかし、もう…

5

身近な恋だと思うけど コミック

木下けい子 

ピュアな気持ち

表紙絵に惹かれて購入しました。
木下先生の作品は初読みです。
全体的にほのぼのとした物語で、取り分け特別な何かが起きるという訳ではないのですが、妙にツボを押さえていて所々の台詞でズキュンときました。

特に、何回も失敗してしまってようやく一つになれたことに対しての
「亨さんとHしてよかったな。知らない顔いっぱい見れた。」
このセリフ、率直な感想だと思うのですが、こんな素直に感情を書き出…

0

恋は育って愛になる コミック

木下けい子 

四角関係の顛末は…?

木下さんのやわらかい絵柄と農家という舞台が素敵に組み合わさったほのぼのBLストーリー。
ただ、中学時代の中道が櫻井を好きになるきっかけ話を期待していたのですが、特に語られなくて残念。お互いを好きになる引き金が明瞭ではなくて、少しあっさりし過ぎていたかなという印象です。
三角四角関係という、こじれた設定はとても美味しいのですが、これもやはりあっさり完結。
ただ中道の男前っぷりや櫻井の黒髪眼鏡は…

1

月光坂の花屋敷 春 コミック

木下けい子 

時代錯誤の屋敷と過去に囚われた男

古き良き日本家屋の御屋敷。時代錯誤で、そこだけ時間が止まったまま。
同時に幸哉さんも過去に捕らわれて、屋敷と一緒に前に進めないでいる。
エリートで真面目な堅物眼鏡に見えて世話焼きで幸哉さんを一途に想う小鳥遊。可愛いけど、不憫でかわいそう…!
過去からも小鳥遊からも逃げて、鈍感なまま当たり障りない体の関係だけ持ってきた幸哉さん。ちゃんと自分の気持ちに素直になれますように、幸せになれますように。…

3

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

萌えれない自分は…

長いことランキングに載っていて、皆様からの評価も高いし、そして木下さんの表紙も素敵、ということで手に取ってみました。

う~ん、ごめんなさい、全然萌えませんでした…。

こういう、淡々としたCPって別に嫌いじゃないんですよ。燃え上がる恋というのも良いけれど、くっついたあとはこうしたほのぼのとした、というかまったりした雰囲気になるっていうのも分かるし。

たぶん、受けの穂木の事が好きにな…

16

身近な恋だと思うけど コミック

木下けい子 

悪くない話だと思うけど

木下さんの作品に出て来る男子(年齢は問わず)の、
現実よりはかなーり素敵だけれど現実味のある感じが好き。
日常的なんだけれど、その中にあるちょっとコミカルで
でも繊細で切ない味わいも好き。

これは、同じアパートに住むリーマンと学生の話。

うん、確かに木下さんらしさもあるんだけれど、
個人的には今ひとつだった。
何が問題なのか……
切なくないんだと思う、登場人物も話も。

4

いつも王子様が コミック

月村奎  木下けい子 

笑いたい時にどうぞ

このお話は月村圭先生が原作を書かれており、同時発売の月村先生の著書『眠り王子にキスを』のスピンオフ作品となっています。
木下けい子先生のお話も以前3冊程読んだことがありますが、木下先生の優しく読みやすいテイストを残したストーリー展開です。
尚、『眠り王子にキスを』の6ページ程の描き下ろし後日談小説が一本収録されています。
ネタバレを多く含む為、そちらの作品を読む予定があるのであれば読み飛ばす…

4

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

タイトルからして素晴らしい

木下さんの魅力がいかんなく発揮されている表紙に釣られ購入してみました。実はBLはコミックばかり読んでいて小説ってあまり読んだことが無かったのですが、この小説があまりに素晴らしすぎてそれから小説も読むようになりました。私にとってはそういう意味でも「神」作品となった記念の作品です。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

実にリアリティにあふれている作品だなと思いました。
これだけ…

13

ムーンライトマイル 小説

一穂ミチ  木下けい子 

あっさり、さらさら

「オールトの雲」のスピンオフということで読んでみました。内容は皆さま書いてくださっているので感想を。

一穂さん作品て、ツボに入るものと入らないもの、私は両極端に評価が分かれちゃうのですが、ごめんなさい、これはぜんぜん萌えれませんでした…。

まず大地が全然好きになれなかった。下半身がゆるゆるなのはまあいい。それなりにモテる20歳くらいのお年頃の男子なら分からなくはない。ただ「Fカップだか…

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