木下けい子さんのレビュー一覧

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

大人の「ちゃん」呼びはお好きですか?

ちょっと抜けてたり下半身がゆるい相手に世話焼きのしっかり者が片想いして気苦労がたえないという木下けい子さんの鉄板的関係性をまるっと1冊分。

サラリーマンの洋(よーちゃん)はふたつ年上の幼馴染み:尚之(なおちゃん)が大家をしている長屋に住み、彼が失恋するたびになぐさめ見守っていますが実は尚之に片想い中。

惚れっぽい尚之のお相手は緊縛男(見た目は真面目だけどストーカー付)だったり、売れない…

4

眠り王子にキスを 小説

月村奎  木下けい子 

幸せ気分になれます

木下さんのイラストがあるからこその、この感動。
登場人物への思い入れに、イラストってすごーく重要なんですね。って、改めて感じた作品です。
頭の中に物語の進行に合わせて、シーンが勝手に浮かんじゃう。キャラとイラストがぴったり!
月村さんと木下さんのコラボって、大好き。

ゲイゆえに家族と疎遠になり、誰にも迷惑をかけないように一人で生きていくと決めてる篤史(受)を
宮村(攻)は、自分の母親…

3

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

男前攻リーマンとダメダメ受

木下けい子さんの描くサラリーマンがとにかく大好きです。今回の攻は、黒髪短髪ネクタイ、最高!
設定は、幼馴染どうしの男前な攻にややダメ人間な受です。
惚れっぽくて次々とダメな恋愛をして傷つく受をすごい抱擁力で毎回助けちゃう攻。
ヒモと化した劇団員に100万円渡して別れさすって、どんだけ!愛が深すぎ。親かよ!と、突っ込んじゃいました。
実際、攻は、はやくに肉親を亡くしてる受に、俺が家族になるか…

5

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

俺様王子のピュアピュア

みなさんのレビューを読んでいると、受の直希の性格がわがまますぎて好きになれないという方が結構いたので、どうかな〜と思っていたのですが、私は全然問題ありませんでした。
攻の阿倍が直希のことをかわいいな〜と言う気持ちがすごく良くわかる!
ナルで自分勝手な俺様王子がはじめて恋愛したら、、、素直になれずに悪態ついちゃって、ぐるぐる悩んじゃって。でも大人な攻に全部バレバレで、甘やかされちゃって。
タイ…

6

ひねもすのたり君と僕出版社共通ペーパー グッズ

ほんと、子供みたい

わたしの手元にあるのはB5サイズの紙に、
モノクロのインクで印刷されたものですが、
店舗によっては違いがありそうです。

内容は、
受けのなおちゃんと、攻めのよーちゃんは幼なじみなので、
ケンカをすると子供になるんですよ~~という微笑ましいエピソード。

洋「なおちゃんなんか、夜ひとりでトイレに行けなかったくせに!!」
尚『なにおう!! よーちゃんだって犬が怖くて泣いたじゃん!!…

5

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

幼なじみの遠回り~~な恋

既刊本「月光坂の花屋敷」をもっとコミカルにした感じかな?
という印象を持った本でした。

幼なじみ同士で、隣に住んでいて、まるで家族のような関係のふたり。
遠慮なく言い合って、みっともない自分を出したり、世話を焼いたり…
でも、相手への恋心は言えずにいて…というお話です。

攻め(表紙左)はずっと受け(表紙右)の事を一途に想っているれど、
受けは他の男と体の関係をたくさん持っていて…

8

ひねもすのたり君と僕 コミック

木下けい子 

すみません…辛口評価です

木下けい子さんの作品、けっこう好きだったはずなのですが、ここ最近の作品はちょっと微妙になってしまいました。

洋はふたつ年上の幼なじみ尚之に、叶わない恋をしている。同じ長屋に暮らす尚之は惚れっぽくて、次々と新しい恋人(男)を作ってはフラれ、その度洋に泣きつく。ダメな男とばかり付き合う尚之に呆れながらも、何かあったときは全力で尚之を守る洋。
そんな中、久慈という男が現れ尚之に近づこうとする。二…

8

CHERRY 小説

月村奎  木下けい子 

愛してるまで言える仲とは思えず…

月村作品では人気があると思われるCHERRYですが、受けがツンツンだということで手に取るのがかなり遅れました。
確かにツンです。
というか、若い子の意地っ張りを通り越して可愛げがあまりないなあ。

**********************
受けの直希は誰もが認める美形で、20歳のチェリーボーイ。
法学部の学生で重度のナルシスト&外面大王のため、童貞だということもコソ勉も周囲…

1

天国に手が届く 小説

夕映月子  木下けい子 

穂高連峰の雄大な景色が目に浮かぶ様です。

なにこの読後の達成感!!
私が山に登ったわけではないのに。

昔会った事のある憧れの存在、小田切を社員食堂で見かけた佐和は思わず声をかける。だが、小田切の反応は冷たいもので、取りつく島もない。一緒に登山をしたいと願うものの、小田切の方は顔を合わせるのも、迷惑だと言わんばかり。
二人の距離が近づくきっかけとなったのは、奥秩父の山。
たまたま同じ日、同じ場所に居合わせた二人。落石により怪我を…

6

好きで、好きで 小説

安西リカ  木下けい子 

好きで好きで

とても読みやすかったです。

安西リカ先生の作品は初読みでした。

好きで好きで仕方ないのは伝わるんですが、好きで好きで好きすぎるみたいなその先を感じられません…。

こんなに好きなのにって言う描写があるけど、なにか足りないというか…本当に大好き、心で繋がってる感が薄いというか。
10年もいて別れを言い出すきっかけもあっさりしすぎてるなと…10年もいたんだからもっと悩んでも良かったと…

4
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