明神翼さんのレビュー一覧

翡翠の花嫁、王子の誓い 小説

水瀬結月  明神翼 

結局のところ溺愛王子の初恋物語だった!

『翡翠の花嫁、俳優の溺愛』を最近購入し、前作がある事をその時に知ったので、それならこちらから読まなければ!と慌てて購入・読ませてもらいました。

ヤーデンブルク王国という架空の国や、翡翠うさぎ、王宮ものといったファンタジー溢れる内容なので、その要素を説明しなければ設定(世界観)が読者には上手く伝わらないかと思うので、中盤あたりまで国の特色などの説明にページ数を費やされていたことは、私としては一…

3

俳優と王子と騎士の結婚前夜「翡翠の花嫁、俳優の溺愛」番外編 グッズ

可愛すぎるのは罪♡

本品は『翡翠の花嫁、俳優の溺愛』の
コミコミスタジオオリジナル特典ペーパーです。

本編後、悠大視点で
ヴォルグルフの挙式前夜のお話です。

悠大には王太子のジャッド(ヴォルグルフ)と
近衛隊隊長の龍(リヒト)という
2人の幼馴染がいます。

ジャッドの挙式を明日に控えた今夜
久しぶりに3人で飲む事に♪

前回の酒盛りは
ジャッドの婚約者である晴季が
日本に帰って…

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翡翠の花嫁、俳優の溺愛 小説

水瀬結月  明神翼 

占い師弟のスピンオフ

『翡翠の花嫁、俳優の溺愛』のスピンオフ。
前作受けの弟・咲が主人公です。
単独でも読めますが、前作カプの出番が多いので、前作既読の方がより楽しめるかと思います。

あらすじ:
占い師一家の次男・咲(受け)は、王子と結婚する兄の付き添いで、ヤーデルブルク王国に滞在中。
王子の従兄・悠大(攻め)は、世界的に有名な俳優。
咲は彼の長年の大ファンで…

前作には、占い師の兄を補佐するしっ…

2

菅ヶ原家のアブナイ兄弟 小説

森本あき  明神翼 

ファンの方ごめんなさい、全く楽しめない

ごめんなさい、全く楽しめないです・・・。
もともとこの作者さんの作品はそのほとんどが相性がわるいのですが、好きなイラストレーターさんが挿絵を担当されることが多くたまに買います。

その中でも一番受け入れられない作品でした。
まず受け。この作者さんお決まりの精神面が非常に幼く自己評価が非常にひくく、延々と僕なんて僕なんてとうじうじとしているタイプ。
(でも世間の評価は高かったりするように描…

3

菅ヶ原家のアブナイ兄弟 小説

森本あき  明神翼 

これが監禁モノ…?

あらすじ:
大手商社に勤める羽宮(受け・24歳)は、旧華族の家系の長男。
弟の春宮(攻め)の20歳の誕生会の夜、彼に地下に監禁され…

作品紹介欄のあらすじ通り、兄が弟に監禁され犯されるという話。
驚いたことに、それ以上の展開は全くありませんでした。

幼い頃から弟に求愛されてきた羽宮。
20歳になったら考えてやる、という昔の約束を引き合いに出して迫られ、弟を諦めさせるため誕生会に…

5

冷酷マフィアと心読みの凜 小説

桂生青依  明神翼 

B-BOY仕様のマフィアBL

既刊『マフィアの華麗な密愛』と同じ世界観の話で、前作の二人もチラッと登場。
巻末には前作の二人の番外SSも収録されています。

あらすじ:
人の心が読める凛(受け)は、養母の入院費を稼ぐため裏カジノへ。
そこで、カジノオーナーでマフィアボスのラファエロ(攻め)と勝負することに。
ラファエロの心が読めず敗北した凛は、彼の下で働くこととなり…

攻め受け両視点あり。
マフィアの話です…

5

終わりのない片想い 小説

深山ひより  明神翼 

思考が子供のままな攻

無自覚ながら思考が子供(男の子)のままで「本気の恋愛より友情の方が大事」と信じている雅義と、そんな攻に長年片想いをしていて、勇気を出して告白もしたのに報われない陽翔。幼馴染の二人が恋人になるまでのお話です。

この無自覚というのが非常に厄介で、陽翔の気持ちを受け止めようとしないくせに陽翔の友人達にヤキモチを焼く雅義を見ていると「コイツのどこがいんだろう」と何度も思いました。とはいえ、ダメ男とい…

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万華鏡ドロップス 小説

弓月あや  明神翼 

英国の次期伯爵×日本人従僕

1960年代の英国が舞台の、伯爵家の嫡男攻めと、攻めに拾われた孤児の従僕受けのお話です。

受けは9歳のとき、両親が起こした無理心中で生き残った孤児。その無理心中のシーンから作品は始まりますが、次のシーンでは受けは19歳になっていて、寝汚い攻めを起こすほのぼのな場面にホッとします。でも物語の中心は伯爵家のお家騒動に移り、そちらも割と重く痛い展開。受けに残るPTSDも加わって、全体的にシリアスな…

1

翡翠の花嫁、王子の誓い 小説

水瀬結月  明神翼 

エロだけは萌え萌え

占い師の一族の跡継ぎとして生まれた受け。一族に昔から伝わる翡翠の指輪と、受け自身を迎えに遠いヤーデルブルク王国から金髪碧眼の王子がやってくる。占って見た結果は「是」で、受けは王子とともにその国へ向かうことになるが…。


キラキラの金髪碧眼王子様が攻め、占い師一族の跡継ぎが受けです。
受けは両親が若くして事故で亡くなったため、急に跡を継がなきゃならなくなり、占いの才能はあれど日々修行中の身…

3

灼熱の引力 小説

藍生有  明神翼 

青色の時計が印象的

表紙イラストの青色の時計が印象的でした。
公延(攻め・表紙右側)の腕にもあるのですが、内容とも合っていて素敵だと思います。

表題作と続編ショートの2作品が収録されています。
「灼熱の引力」は利也(受け)の視点、「澄明な引力」は公延の視点でストーリーは進みます。

大学時代に、利也は公延に押されるかたちで付き合い始めます。利也が社会人になって札幌に異動してしまい、遠距離と仕事の多忙さが…

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