total review:280963today:22
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
15/29(合計:282件)
明治カナ子
キリヱ
ネタバレ
身代わりは切ないです。 別の明治さんの著作で出てきた「最初のボタンを掛け違えた」この切なさがたまらない。 すみません、こういうの大好きです。 密かに思い続けている親友の代わりに、親友の兄と関係を持った主人公。 エロシーンは相変わらず多いのですが、そんなに気にならないです。逆にそういうシーンが濃いほど、悲しい気持ちになるのは明治さんの絵の雰囲気がほの暗い所為でしょうか。その影に、自分は惚れた…
多分、ハッピーエンドですよね。 兄弟で纏まったでいいのかしら? 矢張り、谷口駄目でした。とことんクズで救いようがなかった。 この人が出た意味があったんだろうか。正直、誰でも良かった気が。寧ろ、誰でもいい人の方が害がなくてよかったような。 まあ、お幸せに。 一番可哀想なのは父ですよね。独りになっちゃった。 可愛い奥さん見付けて、幸せになって欲しいですなあ。 ほとんど出てこないキャラだっ…
☆を一つ減らそうかどうしようか悩むところ。 夢遊病(?)の弟と記憶がない間に関係を持っている兄の話。 兄は弟が好きで、弟は兄が好きだけれど上手くいかない。 兄には、そのやり切れない想いの解消先として男のセフレがいる。 このセフレが別の同時収録の話から察するにとても駄目な人なので、更に兄が可哀想。 この三人はどうなってしまうんだろう。 ちゃんと決着はつくのだろうか。「キモチの行方」みたい…
明治さんの著作が読みたくなって、読みあさってます。 あとがき読んで「ああ、これBLって言葉が出始めの頃か」と懐かしく思いました。 それまでは、耽美やら、JUNEやらでしたよね。 いい言葉が出来たと思います。 耽美は好きですが、自分が好きな男同士のお話は耽美じゃない事が多いので。 双子に飼われた主人公のお話。 3Pは基本苦手ですが、思い入れが強いのがオネエ言葉の方だったので普通に読め…
ああ、この一冊とても好きです。 エロは結構多いし、青年がおっさんと愛人契約していたりする色々アンモラルな内容が多いのですが、年の差好きにはたまりません。 特に「ベス」死んだペットと魂が融合した人を演じる主人公の話ですが、とてもいい! ペットが飼い主を大好きな話って本当ツボで、これはたまらないです。 ちょっとオカルトちっくなのもいい! 今のところ、明治さんの著作の中で一番好きな一冊です…
オンブルーで新装版が出たのを知りませんでした。 昔購入して、あまりの痛さに手放してしまったコミックスでした。 他の著作を読んだら懐かしくなって、再度購入。 決して大好きだとは云い切れないんですが、この雰囲気がじわじわと癖になるのが不思議です。 痛いのも嫌ですし、BLはどちらかといえばすっきりハッピーエンド派です。 結末も感情の行方もぼけていて、救いがないのかあるのか分からない短編ばかりが…
初めて読んだ明治さんの話は暗くて怖かった記憶があります。そんなに露骨に怖いシーンがある訳でもないのに、うすら怖いのです。 この本もそうかと思って読み始めたら…………あれ?ただのバカップルな話でした。 表題作の連作は表題作以外はほんわかなんですが、出だしのイメージを引きずって何となく心からほんわか出来なかったのが残念。 「夜の女王」の連作が同時収録ですが、こっちの方が絵と話の雰囲気があっていた…
咲人
オリジナルのファンタジーものです。 世界観は「坂の上の魔法使い」とリンクしていません。 坂の上~は「魔法使い」で、こちらの作品は「魔導師」です。 ◇表紙絵の手前の金髪が使役のサンマイで、奥の帽子を被った人が魔導師です。 ■【サンマイと主人】 ヒルのような形をした生き物が人間に叩かれていました。 人間たちはその生き物を「虫」と呼んでいます。 そのうち「虫」は歌を歌うと殴られない…
「坂の上の魔法使い」の番外編。 ラベルの小さい頃~大きくなってからのあれこれ。 小話の詰め合わせ本です。 ■【雑巾】 ラベルの「使役」が主人公のお話です。 使役が主の話という時点でいやな予感しかしませぬ~w ラベルが使役に「雑巾ぬっといて」と布を渡すと… 使役はさっそくご主人様に喜んでもらえるような「美しい雑巾」を縫おうと作業に取り掛かります。 雑巾を美しく縫うとは!?w 使…
cryst
「さくら色のあと」「さかなの目」「浮躁」「夏の風景」(従兄弟同士3部作+番外編) お互いに好きなのに、始まり方を間違えてしまったためにすれ違ってしまう、というお話。番外編が入ったことで、修正され始めた二人の関係が見えてほっとします。 「綾人」 執着おっさん攻めです。脅して~、とかピアシングとかSM要素はありますけど、たった一度会っただけの綾人をずっと忘れずにいたあたり(しかも綾人は忘…