名倉和希さんのレビュー一覧

ラブ・トライアングル 小説

名倉和希  亜樹良のりかず 

攻さまが2人

攻・槇嵩臣(40) 元ホストの探偵 
攻・槇克臣(17) 嵩臣の息子。高校2年

受・矢野孝司(29) 理容師

叔父夫婦から譲り受けた理髪店を営む孝司。
槇親子はかなりの頻度で店にやってきては孝司にアプローチしていますが、熱意は全く通じていません。
「楽しい親子だなぁ」
「いい人たちだなぁ」レベル。

成熟した色気と倦怠感が絶妙にミックスされたフェロモン男の父・嵩臣と、その父…

1

期間限定の恋人 小説

名倉和希  実相寺紫子 

メインのカプより、兄ちゃんが気になるよ(笑)

攻・高村圭輔(30) 商社のチーフ
受・前嶋由耶(23) 新入社員 

新人の由耶(ゆうや)は、配属されたプロジェクトチームのチーフ・高村に憧れていました。
高村が北京へ転勤すると聞き、自分の気持ちが憧れではなく恋心だと気づきます。
思い切って(酔った勢いを借りつつも)告白する由耶ですが、高村は本気に受け取ろうとしません。

実は社内に由耶と社長令息(藤代政之)との噂があったんですね…

1

ドーベルマンにご注意 小説

名倉和希  祐也 

他意はなくても、くすぐられる

年下攻、総合警備会社営業部後輩×教育係先輩。体格がよくて真面目で無愛想で天然に口説き文句を発する後輩クン。かわいい、の気持ちに他意はないんですよ。言うと怒るから思うだけにしておこう、とか。無自覚だから手に負えない。同僚には惚れないと決めてる受も、読んでるこっちもキュンキュン。敬語攻は好みではないのだけど、慇懃無礼なわけではなくむしろ笑える。和むかも。犬がいっぱいいてかわいいからいいことにします。

2

oyaji renaissance 3(合同誌) 小説

木原音瀬  名倉和希  杉原理生 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌その3(衝撃はだいぶ薄まっているが…)

木原音瀬・名倉和希・杉原理生による魅惑のオヤジ受け同人誌第3弾にして一応最終作。
全体的には、収拾をつけるために少々無理のある展開あり。

木原音瀬『ラブ&キャッチ3』は、著者コメントにもある通り「コメディのはずがどんどんシリアス寄りになり、かつ未完」という内容。
前2作ではひたすらオヤジの勘違いを若者が是正できないというおかしさであったが、本作でついに二人は一線を越えてしまう。
オヤジ…

3

oyaji renaissance(合同誌) 小説

杉原理生  木原音瀬  名倉和希 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌

木原音瀬・名倉和希・杉原理生によるオヤジ(受け)本第2弾の1冊目。
名倉氏による衝撃のお題「その1.主人公がハゲであること。その2.主人公が30歳以上であること。その3.脇キャラにパンチパーマかリーゼントを出すこと」に果敢に取り組む3名の(といっても名倉氏は言いだしっぺなわけだが)繰り出す作品のまさしく三者三様ぶりが楽しい。

木原氏の『ラブ&キャッチ』に対する出題者・名倉氏のコメントは「抱…

3

oyaji renaissance 2(合同誌) 小説

名倉和希  木原音瀬  杉原理生 

衝撃のハゲオヤジ受け合同誌その2

木原音瀬・名倉和希・杉原理生によるオヤジ受け本第2弾の2冊目。
主人公についてのお題は1冊目のレビューを参照されたい。

木原氏の『ラブ&キャッチ2』は、やはりもって付き合いに全く乗り気でない若者と、彼に好意を持たれていると勘違いしたために前向きに交際を検討するハゲパンオヤジの噛みあわなさ全開のまま進行する。
前作同様未完だが、オヤジが受けだと気づいている読み手にすれば、今作の結末はなかな…

1

ドーベルマンにご注意 小説

名倉和希  祐也 

わんこはわんこだけど、ドーベルマン

わんこは好き!
個人的に「わんこ」とあるだけで無条件に手がのびてしまうが、この作品のわんこは、垂れ耳わんこではなく耳がぴんと立ったわんこ(意味不明?)。
作者曰く、武士わんこだそう。なるほど(笑)
受の部署に異動してきたのがわんこ攻。感情表現がものすごく下手で、営業の部署なのに笑顔を浮かべることさえ出来ない。しかし、口から出るのはタラシじみた受を褒め称える言葉ばかり。どうも天然も入っている様…

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