名倉和希さんのレビュー一覧

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

かわいいオヤジは好きですか?

――はい、好きです。
と、答えるしかないですよ、コレ読んだら。

基本、私はオヤジ受に対する萌えってそう持ってないんですよね。
どちらかといえばちょい悪オヤジとかの方が好きなもんで。
単純に年下攻は好きなんですけどね。

だが、しかし。
このお話に登場するオヤジ・岩上(43)は非常にかわいらしいのですッ!
ちゃんとした恋愛をするのが初めてともいえるような状態のせいなのか1つ1つが…

3

はじまりは窓でした。 小説

名倉和希  阿部あかね 

名倉さんらしい作品

『愛に目覚めてこうなった』が良かったので過去作品も読もうと思い立って読んだのがレビューも良いこの作品です。
『愛に目覚めてこうなった』の方が文章的にはより洗練された印象を受けましたが、この作品も良かったです。名倉さんの作品はコメディタッチの作品が多いのでしょうか?今回も笑わせていただきました。
面白いのはやはり受の吉国ですね。真面目で部下に気軽に話しかけたりも出来ない不器用さんですが、白柳の前…

6

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

愛が溢れて止まらなすぎです ‼

攻め様は26歳寡黙でクールなイケメンです。
受け様は人のいい真面目な26歳。

中学が一緒だったこともあり、攻め様が唯一優しい表情を向けるのが受け様限定なのですが…。

この攻め様がとにかく強烈でした。
寡黙でストイックな外面に対し、受け様以外の人間に無関心なため童貞で、大好きな受け様の一言で一喜一憂し、さりげない表情に頭の中で可愛い!を連呼しています。
恋愛感情無自覚です。
困惑…

8

夜をひとりじめ 小説

名倉和希  富士山ひょうた 

とどのつまり、お互いをひとりじめしたいってことですね?

面白かったです。
表紙から受ける印象と、内容が少しそぐわない気がしてしまった。
もっと落ち着いた話なのかと思いきや、意外とあたふたおろおろ、ばたばたしている。

読後感はうーん、なんとも可愛いお話だなぁと。
結局はお互いとも、相手を独占したいってことだよね?
違うとは言わさないよー!!!
・・・です。

年の差ラブって難しい。
勢いのある若者、勢いはないがまだ枯れてはいない現役…

3

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

おもしろかったー!!

リーマンもの&同中の再会ものです。
割とありがちな設定ですが、藤原時憲(攻)のキャラクターがおもしろすぎてこの作品を萌x2まで引っ張りました。キャラ勝ちです。お見事です。

時憲は無口でストイックであまり他人と交流しないタイプで、中学の同級生だった大紀以外とは特に誰とも親しくなりたくない、と思っています。26歳になっても童貞だし、潔癖症の気があるので童貞である事を恥ずかしいとも思っていない我…

5

理事長様の子羊レシピ 小説

名倉和希  高峰顕 

勝手な子羊レシピですよ

かなりそそる様なタイトルなのですが、オレ様で強引傲慢な理事長様が
かなり自分本位で勝手に受け様を手に入れるお話をコミカルテイストで描いてる。
3レシピを収録してあるのですが、表題だけ読むと半端なコミカル作品だと
感じてしまう事もあるのですが、全て読み終われば楽しめるコミカル要素の強い作品。

内容的には、35歳の大学理事長が家が貧乏で学費免除の特待生でしか大学に通えない
受け様に面接で…

2

Happy Shock! 小説

名倉和希  かぐやま一穂 

もう1カップルはちょっと意外です

 遊び人を自称する亜喜が予備校の申し込みの時に出会ったのは、純朴そうな高校生・俊郎。
 一目で俊郎のことが気に入った亜喜は、いつものようにさり気なく俊郎との接点を作り出した。
 そして、高校生であるため土日のみ通う俊郎と浪人生で昼間のコースに通う亜喜とが唯一、時間が重なる土曜のお昼ご飯を一緒に食べる健全なお付き合いが続いていた。
 今までの亜喜の腰の軽さを知っている人間からは信じられないこと…

1

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

暴走する攻(26才・童貞)に爆笑w

イケメン・エリート営業マンが、まさかの童貞!?

長身でバランスのとれた体格、彫りの深い派手な外見とはウラハラに、寡黙で硬派な営業部ホープの藤原(攻)。

その藤原が唯一心を許せる相手が、中学の同級生でもあり、同僚でもある大紀(受)。
身長160㎝弱の小柄な身体ながら、仕事は早く正確で、嫌な顔一つせず雑用を引き受けてくれる頼りになる存在。
ついたあだ名が「総務部の小人さん」
普段は無…

4

理事長様の子羊レシピ 小説

名倉和希  高峰顕 

なんじゃこりゃー!!

思わず、ジーパン刑事になって殉職しそうになりました(笑)
元来、名倉作品は大好きなのですが、たまに地雷というか、右翼というか、デロアマのトンチキが紛れることがあって、まさに今回がそうだったのです!
しかし、表題だけだと殉職していたところを書き下ろし続編ー温泉旅行が入っていたことで、この作品を楽しむツボがわかりました♪
そうです!コメディとして楽しむ作品だったのです。

優貴は家が貧しく、…

4

耳たぶに愛 小説

名倉和希  佐々木久美子 

受のキャラ勝ちかと

BLでは良く出てくる資産家のお金持ちですが、
『耳たぶに愛』に出てくる石神家の人々
(通いのお手伝いさんと息子を含む)
は全く良くありがちなお金持ち臭がしない人々でした(笑)

受の友彦は社会慣れしていない人見知りの変人だし、
お手伝いさんも息子も妙にオープンマインドで。
最初は興味のなかった攻の脩一に友彦と付き合うように仕向ける
友彦と脩一が一夜を共にしても温かく見守ってくれるよ…

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