極道ハニー

gokudou honey

極道ハニー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×210
  • 萌8
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
4
得点
91
評価数
27
平均
3.5 / 5
神率
18.5%
著者
名倉和希 

作家さんの新作発表
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イラスト
基井颯乃 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥855(税抜)  
ISBN
9784344828117

あらすじ

父親から熊坂組を引き継いだ熊坂猛。名前は猛々しいのに可愛らしく育った猛は、兄のような存在である里見に恋心を抱いており…。

表題作極道ハニー

槇木里見,32歳,上部団体月伸会の若頭
熊坂猛,28歳,熊坂組の組長

その他の収録作品

  • 熱く青く
  • あとがき

レビュー投稿数4

可愛いければすべて良し

名前にそぐわず可愛いく育ってしまったヤクザの組長の息子・猛。
外見こそ可愛いけど、そこは産まれながらの極道の血筋、それなりに肝も据わって、小さいながらも地域に根ざした組を着実に切り盛りしています。
組員達もみな、猛に心酔して(って言うかファンで)組の結束も堅い。
そんな猛が密かに恋いこがれているのが、上部組織で猛の父の右腕となっている若頭の里見。
16年前、里見が猛の家に引き取られてきて、初めてあったその時に一目惚れして以来、他の誰にも目もくれず里見一筋、初なままで育ってきて、、、。

極道物のはずなのに、とってもかわいいラブコメディ。
二人は最初からバレバレの両思いで(猛だけが気付いていない)、
里見が猛にようやく告白したら、そこからはもう、デレデレの甘~~~い、ハニハニ状態。
一応、ヤクザ物っぽい雰囲気のトラブルとかもあったりしても、オチは、実にアララ。

でも、こういう、ただひたすらに可愛くって甘いのも、楽しいから、たまにはいいな。

0

ヤクザのバカップル

個人的にこの作品かなり好きかも知れない、表題は2話目に入っていて初めは出会いから
恋人になるまでを描いているのですが、攻めである里見のクールデレと言うかムッツリ
妄想と言うのか、好きな子ほどイジメタイみたいな態度で始まる。

受けである猛は上部団体月伸会会長の実子だけれど上に立つには少々希薄に欠けるし
平和主義者な雰囲気ながらも下部組織の組長をしているのです。
二人は猛が12歳、里見が高校1年の時から一緒に暮らしていて、里見の父が組員で
猛の父である会長を庇って亡くなった事から引き取られ、兄弟みたいに育つが、
二人とも一目ぼれだった事が後に判明するけれど、出会って16年も里見は猛への気持ちを
表には出さず妄想している感じで猛は里見に片思いを続けている設定。

何ゆえ里見が16年も待ったのかは不明だけれど、簡単に言えばバカップルの溺愛型。
猛が思っている以上に里見が溺愛して執着しているのです。
28才のヤクザの組長である猛の年齢に見合わない可愛さはツッコみどころ満載ですが、
コミカルテイストでバカップルの話だと思えば深く考えないで素直に楽しみたい作品。

それに、自分では猛への溢れんばかりの熱い気持ちを隠している里見ですが
以外にもダダ漏れな感じなんですよ、それも猛の父である会長に(笑)
本当にタイトル通りの極道ハニーちゃんの猛、襲われるトラブルもあるけれど、
ALLコメディーのような展開で気楽に楽しめる作品でした。

4

爆笑 バカップルヤクザ

一応893設定ですが、表紙からもわかるように、ラブコメ893ものです。
滅茶苦茶緊張感に欠ける893です(笑)
作者さんいわく、なんちゃって893だそうですが。
こんな893だと街も平和だね~かどうかは不明ですが(w)とにかく、楽しむの一言につきる♪そんな作品でした。
突っ込みどころ満載、デレデレのメロメロ攻めが発するウケを狙ったかのような一言が真面目に語られ
受けは受けで、前編と後編で豹変しました(爆)
あまりにバカらしいバカップルが突き抜けて、もう勝手にやってくれ?
萌え<笑い の優先するお話のような~

熊坂猛は父親から組を引き継いで組長になった息子。
名前に反してとても可愛らしく、私服になると学生みたいであまり威厳がないが、彼のファンのような組員達にかこまれて、昔ながらの任侠ヤクザを細々とやっている。
そんな彼は実は、父親は上部団体の会長になったのだが、16年前に家に引き取られてきて一緒に暮らしていた、今はその会の若頭になっている里見が好きなのだ。
また、里見も猛が好きで、
あまりに心配で、里見は猛にシノギを世話してやったり逐一猛の様子を見張って報告させたりの、超懸想っぷりv
新しく組員になった新人がトラブルに巻き込まれ行不明になったのを手助する代わりに見返りを要求され、それを承諾する猛ですが・・・

とりあえず893なんで、それなりの設定があります。
だけど、猛ってものすごくのんびりしていて、組員と麻雀やっていたり、組の運営にはあまり優秀じゃないみたいな、アットホームすぎて何だか部活みたい?
ま、それはおいておくとして
猛があまりに天然すぎて、やきもきしてる里見が愉快です♪
しかも超真剣に真面目だから、何か笑えてきちゃう。
結局発端は、その新入り組員への嫉妬が始まりだったのかも?
エッチシーンで、愛の告白があるんですが、これって説教じゃないか!?
そして、猛がエロい子に変身します。
里見いわく、擬音はやばい(爆笑!)
ぐちゅぐちゅ、とか、ぐりぐり、とか、、、
16年も待ち過ぎて、頭の中が発酵してしまったようです。
それが実は、表題の前振り話の【熱く青く】

そして表題は、その後恋人になった二人は同居するのですが、
何と、ある日公園で頭から血を流して倒れている猛が発見される事件が!?
大怪我にならなかったのですが、周囲は、すわ!と何ものが襲ったのか犯人を捕まえろと緊張感が走るのです(とはいっても、里見だけで、組員の緊張感はw)
里見は猛かわいやですから、自宅から出ないようにと言い聞かせているのですが、猛ってば、怪我してるのに里見とエッチしたがって欲求不満になって、エロい子になってしまってます!
まだ前編の話では、それでもまともなところはありそうだったのに、すっかり子供みたいに里見に甘えきって、アホの子になってしまってる!?
結局、ある種の「災い転じて福となる」「たなからぼたもち」的結末がまっているのですが、
猛が怪我をした真相は、まるでお笑いのオチのような(笑)

面白かった、、これでいいのか?これでいいのです、と心に唱えてしまう、コメディでありましたw

3

16年愛、キレ者若頭とアホっ子組長

皮肉屋若頭里見と下部組織組長で会長の息子猛のカップルですね。

最初は猛の片想いで切ないなあと読んでいたら、あれ?里見も猛を?とわかってきたら楽しくなってきました。

猛の可愛さに悶絶する里見と里見の美しさ男らしさに見とれる猛。
里見のモノローグがいかに猛が可愛くて組のアイドルでハーレム状態か語ってくれます。

しかーし、くっついた後の猛がなんだかアホっ子になってきちゃって。
里見が絶倫で選り取りみどりなのでエッチを拒まないのはわかるのですが、もういつも里見の事ばかり考えてモンモンして。
皆が自分を襲った一味を必死に探してるのに、のほほーんとエッチしたいなみたいな。

まあ里見も散々プレイを楽しんでたようで、猛の初めてを散らし成長させ上達させて。

里見の擬音を止めろというのが面白かったです。

前半は猛も人情味のある極道の組長として立派だったのですが、後半は里見に甘える描写ばかりで、本当に28歳なの?という感じでした。

プライドの高い攻めから溺愛攻めへと変身しましたね。なぜ16年も熟成させたのかな?

0

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