名倉和希さんのレビュー一覧

夜をひとりじめ 小説

名倉和希  富士山ひょうた 

平和に甘く面白くをお望みでしたら

目下、血湧き肉踊る海賊シリーズで頭が16世紀にスリップ中、
そんな最中に読んだのだが敗因?
あんまりぬるくて、途中から飛ばし読んでしまいました。

30代後半、仕事もできるゲイの課長・片岡は、
実は部下の新人・立花が好き。
ある日大学時代からの友人でご同類の営むバーに行くと
そこで立花とバッタリ……
立花は友人のご近所さんで幼なじみだという。

前半は、懐いて来る可愛い立花と親…

1

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

フツーに泣いた。再読はない

タイトルから「泣いてください!健気受け」という作品だとわかる。親切です。

重いものは読みたくないという状態のとき、
お涙頂戴なヤツでも読むか、というくらいの気持ちで購入しました。
 泣けました…が。
わたしは涙腺が弱く、簡単に泣くんです。
なので「ナニコレ」この程度?と思うひともいるかも、とも。

キツネのもののけ、サトがヒトの子供に出会って。初恋して。
完全な人間に化けるには…

5

「神さま、お願い~恋する狐の十年愛~」購入特典書き下ろしペーパー グッズ

夫婦の生活。

『神さま、お願い~恋する狐の十年愛~』の番外編SSペーパーです。

非常に評価が高い作品なのに大変申し訳ありませんが、本編は個人的にはまったく問題外と言っていいくらいダメでした。


荘志の亡くなった祖母の家で、事実上夫婦として一緒に暮らす2人。そこへ荘志の友人が訪ねてきます。
友人が酔って寝てしまったあと、片付けをする佐登に荘志が迫って・・・

まあ、ラブラブ後日談です。

1

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

う~ん・・・

名倉さん初読みです。

ゴメンナサイ、何から何まで私には合わなかったとしか言いようがありません。

もともと『ファンタジー・人外』が自分でもどうかと思うくらいに好きなので(特に『ケモミミ・もふもふ』が好みというわけではないけど)、つい手に取ってしまいました。

設定は苦手でも何でもないんですが、とにかくキャラクターに一切魅力を感じませんでした。

壮志(攻)は、魅力がどうこう以前…

9

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

遠山にメロメロー!

書き下ろし作品です。
基本、書き下ろし作品が大好きなわたしは、購入作品が書き下ろしだとウキウキいたします。
ネット購入なもので、賭なんですよね。


受けの昌紀は、交通事故で丸一年分記憶を失った20歳の大学生。
厳格で会社経営に忙しい父親は昌紀を顧みず、執事が家族のような存在。

攻めの遠山は飲食店を複数経営する、昌紀の大学のOB。
彫りの深い顔立ちの美男子。
昌紀とは恋人同士…

3

神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

この愛に感動してしまう

もののけケモ耳ファンタジーで、私のツボにどんピシャリな作品でした。
キツネさんは大好きですが、この作品のキツネさんは健気で一途で愛しくて仕方ない。
それに攻め役になる人間の壮志も途中で欲望に忠実になっている時期がありますが、
キツネの佐登と二度目の再会をしてつかの間の恋人同士になってからは、
佐登への思いを疑うことが出来ないくらい必死で佐登への愛で壊れそうなくらいで、
かなり佐登限定では…

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神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

今年初めの号泣となりました(笑)

ケモノミミは好きなのでタイトルに
惹かれて皆様のレビューを見てから購入しようと…。

サブタイトルの十年愛というフレーズに
切ない系かと思い、基本アンハッピーが苦手な私は
ドキドキしながらレビューを拝見しラストを
確認した上で購入しました(笑)

いやぁ、今年初めの号泣をさせて頂きました!
パターンとしては、ある設定かもしれませんが
主人公の佐登の一途さが本当に丁寧に書かれてい…

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神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

恋する狐の一途な純愛

まさかこれほど泣かされるとは…というのが正直な感想です。狐のモノノケと人間の純愛でした。
壮志(攻め様)は小学校四年の夏休み、1ヶ月ほど祖母の家に滞在することになり、その裏山でサトという金髪美少年に出会います。少年といってもモノノケなので実は100歳ですが、見た目は壮志と同じくらいの年頃の子供です。あまりの可愛らしいサトの容姿に、初めは少女と間違う壮志ですが、次第に明かされるサトの性別や正体を知…

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「神さま、お願い~恋する狐の十年愛~」購入特典書き下ろしペーパー グッズ

つつましやかな奥さま

本編ラスト、会社を辞めて佐登と出会った祖母の家で農家として佐登と共に暮らすことにした壮志の元に、友人で元同僚の岸部が訪ねてきていました。
このショートはその晩の事です。


酔いつぶれて寝てしまった岸部を客間に運ぶと、久々に人が訪れてきた、友人と再会した喜びでちょっと酔っぱらってる壮志が佐登に甘えます。
洗いものをしている佐登に後ろから抱きつき、形を変えたその欲望は佐登にもまるわかり。

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神さま、お願い ~恋する狐の十年愛~ 小説

名倉和希  陵クミコ 

無垢で無償で一途な愛情に涙

作者さん初のケモミミもの。
一体どんなだろうと、とても期待していました。
題名からしても健気で一途な想いの物語とは察せられるのですが・・・
素直にハマるととても感動。クライマックスは涙がこぼれてしまいました。


小学4年の夏休み母方の祖母の家で過ごすことになった壮志は、独りで行ってはいけないと言われた裏山の神社まで来てしまいます。
そこで出会ったのが狐のあやかしの佐登。
佐登には…

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