名倉和希さんのレビュー一覧

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結ばれてもなお、心配は尽きない

一穂ミチさんのみ既読でしたので、大変申し訳ございませんが
『シュガーギルド』番外編のみのレビューとさせていただきます。
(お目当てだったものでw)


『sugar and spice』
達生の部屋で寛ぎながら、何気なく車買おうかな、と和がもらした一言で
思わぬ冷戦状態になる二人。
自分の車ってやっぱりいいなと言う和に対して
「原油は上がってるし、維持費もかかる。寮には駐車場…

5

愛に目覚めてこうなった 小説

名倉和希  伊東七つ生 

体格差萌え

攻めが受けに依存してるお話、というのはとても好きです(´・ω・` )!
今回はまさにそんな感じ。

仕事もできるしいい男だけど、コミュ障で主人公以外に全く興味のないオトコというのが今回の攻め。
しかも彼、自分が主人公である大紀に恋してることも無自覚というなかなかの手強さ…。
大紀も彼女がいたこともあるし、別にゲイでもバイでもなく攻めの藤原のことは友達としか見ていません…

このふたり…

3

殴らないでください 小説

名倉和希  みずかねりょう 

屈強で勇敢な受けと優しくて誠実な攻め

新刊チェック時からタイトルが気になっていました。
今回は特典ペーパーなど特に付いていなかったため、機会をみて古本で
購入する予定でしたが、いつもの書店でフェアが行われるということで、
結局は新本で購入しました。

精神的にも肉体的にも頑丈な受けがとても男前で好感を持ちました。
いくら攻めに非があって殴ってしまっても、冷静になって辞表を準備までして
反省したり、攻めからの様々な誘いに、…

1

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

いろいろ不足してるんだけど

出だしから都合よすぎる展開だしいろいろ説明不足な感じがするんですけど
とにかく遠山(攻)が王子様すぎて萌えメーターがぎゅんぎゅん上がりましたw
なので★ひとつかふたつ分は確実に遠山のキャラクターによって上がってる。

ストーリーは記憶喪失で軟禁されている昌紀(受)が遠山によって助け出され、新たに恋をしながら記憶を取り戻して、遠山との未来を選んで家というしがらみから解放されていくといったもの…

1

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

お父さん・・・酷過ぎ

記憶喪失モノの純愛ラブ、それでも記憶喪失だと言うことであまりシリアスに
なり過ぎていない感じで読みやすかったです。
恋人が記憶を失くしてしまう、大概その過程で恋人双方が切なく苦しい思いを
抱きながら、恋人に忘れ去られた相手が恋人だと言い出せず~みたいなパターンが
以外に多いのですが、この作品は意外にも辛抱たまらんで早めの段階で
実は恋人なんですと告げるところから始まるのもまた面白い。

2

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

年下のお坊ちゃんにメロメロな社長

好きな作家さんの一人です。
敏腕の自信家社長の攻め様が、一回りほどの年下の男の子にメロメロです。(笑)
読んでいて攻め様がやにさがっているところが想像できちゃいます。

お話は、攻め様と駆け落ちの約束をした夜、受け様が交通事故に遭い攻め様と出会ってからの一年分の記憶を無くしてしまって…というところから始まります。受け様、いいとこのお坊ちゃんなんですが、かけおちの件がバレて父親の過干渉により…

5

今夜、会いたくて…… 小説

名倉和希  鈴倉温 

勧善懲悪、愛の逃避行?

自分は名倉作品はユニーク系の方が好きなのですが、今回はどちらかというと健気純愛モノ?
箱入り息子が事故で記憶喪失になり、父親に軟禁状態になっているところを彼氏が王子さまのように現れ二人で逃避行し、その過程でもう一度主人公が相手を好きになり、そして障害を乗り越えてめでたし。
ざくっと書くとこんなお話でした。

もうね、攻めになる遠山が健気攻めです。
受けの昌紀が好きで好きでたまらない、メロ…

2

殴らないでください 小説

名倉和希  みずかねりょう 

条件反射って怖いわ~

塾の経営者と出版社営業リーマンとのラブですが、このリーマンが強い!
受けになるのですが、空手黒帯で意外に気が短いから手が出てしまう。
お得意様でもある塾経営の社長の史郎から告白されて手加減していると言っても
身体が吹き飛んでしまう威力で断固拒絶、読み進めて行くとこれもある種の
過去のこだわりやトラウマ的なものかと少し感じます。

実家が空手道場で子供の頃から空手をして来た龍紀ですが、見…

2

殴らないでください 小説

名倉和希  みずかねりょう 

愛すべきバカワンコ

いわゆるひとつのライトなコメディですが、面白かったです。
好きな作家さんの一人ですが、読みやすいし、一気読み。

レビュー下手なんのでごめんなさい、ビシッと書けませんが…

進学塾の社長である向坂のところに営業の担当者として現れた木嶋。
木嶋は幼いときから同姓にやたらモテてそのせいで苦労しているのですが、出会って3回目で向坂に告白されブチギレ、木嶋は空手の黒帯だというのに向坂を殴ってし…

4

殴らないでください 小説

名倉和希  みずかねりょう 

殴ったのが転機でした

ショコラの名倉作品はライトで愉快なノリが路線なのかな?
今回もそういう感じで展開していくお話で、殴られても諦めない超ワンコな攻めと、殴ったことでほだされていく主人公の受けという組み合わせが愉快な話ではあるのだが、
愉快で面白いのは前半まで。
確かにほだされなのではあるが、持っているコンプレックスやトラウマや、父親との関係というものがあるのに主人公の葛藤が薄くて。
これって性格が男らしいから…

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