名倉和希さんのレビュー一覧

手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

汚部屋

今回、汚部屋を作り上げているのは受け様です!
そしてそれを綺麗にしてあげるのは攻め様です!!

受け様は、亡くなった姉(シングルマザー)の息子を子育て中
ご飯はバッチリ作れるのですが、
子育てに奮闘して掃除が後回しになっちゃってます
そして就職活動も失敗してしまい今は子育てとフリーター

攻め様は、会社を起業したものの成功してしまいw
今は弟に業務をほとんどまかせっきりな、暇…

10

オフィスの恋人 小説

名倉和希  霧嶋珠生 

可愛くて、エロい!

「リアシートの恋人」のスピンオフ、5年後の話です。前作のメインカップルである修一郎の弟・麻樹生が主人公です。

「オフィスの恋人」
川崎の目線で進みます。川崎は、友人の修一郎に頼まれて、 麻樹生の世話係になります。兄・修一郎がゲイなのだから、自分は早く結婚して子供をつくらなきゃ、と女性から電話番号を受け取る麻樹生を見て、川崎はつい八つ当たりをしてしまいます。その翌日から、麻樹生は一人で仕事を…

2

手をつないでキスをして 小説

名倉和希  Ciel 

心温まる家族モノです

大好きな名倉さんの新刊は、好きなジャンルの育児モノと知り、発売を楽しみにしていました。年の差と王子様のような攻めや育児と家族モノが堪能できて満足です。
甥っ子の凛太郎は可愛いし、攻めの伊織はカッコイイし、受けの拓海は一生懸命で可愛いしで、読後はホッコリと胸が温かくなりました。

お話は、元モデルで現社長の伊織に一目惚れされたコンビニ店員の拓海が、じっくりと堕とされて家族になっていくほのぼのラ…

24

夜をひとりじめ 小説

名倉和希  富士山ひょうた 

キャラがいい

片岡目線の「夜をひとりじめ」、立花目線の「あなたをひとりじめ」の中編二本立てです。38歳と24歳という年の差(温度差?)を見事に表している作品だと思います。

「夜をひとりじめ」
片岡課長(攻め)は、ノンケの部下・立花(受け)に1年半の片思い中。そんなある日、馴染みのバーでマスター宮田相手におしゃべりを楽しんでいたところ、立花が入って仰天。実は立花は宮田の近所に住む幼馴染であった。懐く立花に…

2

手を伸ばして触れて 小説

名倉和希  高座朗 

ミステリも恋も

丸ごと1冊表題作です。

二人が両思いになるまでに半分、残り半分は犯人を逮捕することがメインに書かれています。

雪彦(受け)の幼馴染・良仁が最初から桐山(攻め)をマスコミ関係者じゃないかと疑っていたこともあり、雪彦は桐山が嘘をついていることを謝るとあっさりと許して両思いになってしまいます。

両思いになってからも、雪彦のピュアさに桐山が手出しを迷うあたりが良かったです。イラストとの相…

1

ひそやかに降る愛 小説

名倉和希  嵩梨ナオト 

健気な受けに、不器用な攻め

「徒花は炎の如く」のスピンオフです。「徒花」を読んでいても問題はありませんが、「あの二人のすごいところってのは…」という竹内のセリフが気になって私は購入してしまいました。商売上手?!

竹内(攻め)の上司である若頭・夏樹と顔が似ているのを理由に、聡太(受け)はさらわれて男専門のデリヘルに売られてしまいます。デリヘルの客と間違って接客する聡太に苛立ち、竹内は強引に抱いてしまいます。

「ひそ…

3

徒花は炎の如く 小説

名倉和希  海老原由里 

ヤクザなのに可愛い攻め

スピンオフとして、夏樹の部下である竹内の「ひそやかに降る愛」が出ています。私は先にそちらを読んで、竹内の「あの二人のすごいってところは…」というセリフに惹かれて購入しました。

すごかったです、いろいろと(笑)一気に読み終えました。

「徒花は炎の如く」「徒花は夜に咲く」の中篇2本立てです。
「炎」は、夏樹目線が主人公。欣二との馴れ初めと二人が同居するまでの話です。
「夜」は欣二目線が…

3

愛の狩人 小説

名倉和希  北沢きょう 

すっごい俺様な吸血鬼

すべての女は俺にひれ伏すがいい。
ユアンという吸血鬼はすごいなと思った一文。

ビクビクしてるような弘斗だけど、キャバクラに乗り込もうとしたり、ユアンに酷いこと言われて泣いちゃうけど、言い返す辺りが気が強くて可愛い。

天然でアホな弘斗だけど、男同士でのセックスは無理ですとか否定したりしてるところを見ると知識はあるようで、天然でアホではあるけどもかなり鈍感なんだろうなと思った。

俺…

1

リアシートの恋人 小説

名倉和希  霧嶋珠生 

意外と乙女?

表題作が81ページ。同時収録の「永遠の恋人」が127ページ。

「リアシートの恋人」が二人が恋人になるまで。「永遠の恋人」が続編で、8か月後の話になるので、諒思いになってからの方が長く、くっつくまでが好きな私にはちょっと物足りませんでした。けれど、それは個人の好みの問題ですね。

幸哉は、本編では受けでも結構男らしいと思って読んでいたのですが、続編ではすっかり乙女のようで…修一郎に怒る場面…

1

愛の子羊 小説

名倉和希  北沢きょう 

甘々な2人に悶えます

『愛の狩人』の続編です。
またあの2人に会えるとは!と嬉しくて、糖度が上がった2人にニヤニヤしながら読みました。おまけに、個性豊かな新キャラも登場して、面白さが倍増してます。

今回は、弘斗の叔父さんを15年もの間待ち続けていた、もう一人の吸血鬼(伯爵)がユアン達を引っ掻き回すお話です。
実は、15年前に伯爵と叔父さんはドイツで出会っていて愛を誓った仲なのでした。でも、叔父さんには日本でや…

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