名倉和希さんのレビュー一覧

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番外編ショート12作品

後日談やら番外編ショート12作品です。
vol.1、vol.2もそうでしたが、元の作品を読んでいると楽しさ倍増という感じでした。

「夏の残響」凪良ゆう(「まばたきを三回」より)
村でスケッチ中の令の前に、史郎という青年が現れます。戦時中の生霊ですが、当人はその自覚がありません。なぜか史郎が気にかかる令は、関わるなという一佳の言葉に逆らい、お弁当をつくって会いに行きますが…という話です。切…

0

純情秘書の恋する気持ち 小説

名倉和希  佳門サエコ 

まさに割れ鍋に綴じ蓋

表題作+「デキる部長の最後の恋」の2本立て

表題作は新入社員の時先輩から虐められていた受けが一度だけ助けてくれた攻めに恋をし、転職先で偶然再会し恋人になるまで。

食品会社の秘書室勤務の山田葵(受け)はデータ分析を得意としています。ある日、いつも解析を依頼してくる経営企画部長の伊崎惣真(攻め)に礼をしたいからと食事に誘われます。女性だと勘違いされていたので、これで今まで通りの関係に戻るだ…

3

アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 小説

名倉和希  逆月酒乱 

外国人社長×日本人教師

名倉和希先生の作品はいくつか読んでいて
いまのところ外れがなく
すべて私好みなので、
本作品も期待しながら読みました。



結果、すごくおもしろかったです。


タイトルが、遅すぎる初恋、なので
アーサーは時広に一目惚れでもするのかと
思いきや、
最初は「好みじゃない」とか、
とにかく時広のことをボロクソに言っていて
驚きました(笑)
でも、好みのタイプじゃないの…

7

恋のついでに御曹司 小説

名倉和希  小路龍流 

パパは当て馬?!

電子書籍で読了。挿絵有り。

母一人子一人で暮らしてきた笙真くん。実は大富豪の父がいて、息子として引き取りたいと言ってきた。迎えに来た運転手、森下の男らしいルックスにクラクラッとなってしまって、おもわず「行くよ」と答えてしまう……先日読んだ「はじまりは窓でした。」と同様、怒濤(笑える、と言う意味で)の冒頭。こういうの、まさに『見事なつかみ』って言うんでしょうね。
無邪気に森下に対する恋情をダ…

1

はじまりは窓でした。 小説

名倉和希  阿部あかね 

ツンデレ好き必見!

電子書籍で読了。挿絵有り。

最初『始まりは恋でした』っていうタイトルに読み間違えたんです。
「始まりが恋だったら、終わりは何なのよ?」と思ってよく見たら『恋』じゃなくて『窓』じゃないの!「Y○KアルミサッシのラジオCMかっ(笑)」というツッコミをしてから読み始めたのですが、タイトルに違わず笑わせていただきました。

出会いのとんでもなさ(でも、ありそうことなんですよ)もぶっ飛んでいるの…

3

純情秘書の恋する気持ち 小説

名倉和希  佳門サエコ 

超王道BL

超王道お仕事BL。溺愛系オフィスラブ。読んでいてなんだか懐かしくなりました。昔のBLってこんな感じだったよなぁと。ニヤニヤしてしまいます。

ストーリー展開もキャラも王道。仕事もちゃんとしてんのかとツッコミたくなりますが、それがまたいい所。読んでいてほっこり優しい気持ちになります。とにかくあらすじに間違いなし。溺愛でほのぼのが続きます。

ちょっと引っ込み思案な葵。バリバリ仕事のできるスパ…

2

恋の病が重すぎて 小説

名倉和希  篁ふみ 

名倉先生のコメディ路線♡

名倉先生のコメディ系が好きになって、過去作品を探索中。
この作品もツボに入って、電車の中で噴き出すこと数回(恥)
イケメン優秀営業マン(実は・・・)と、告白にこたえようと頑張るプリンス系
の遠距離恋愛ものです。
地雷は、プリンスが襲われるところ?かな。

挿絵の先生は初めましてでした。
表紙は?に思いましたが中はプリンス君がきっちり綺麗系だけど、
ちゃんと男子に見えるし、
攻めさ…

5

純情秘書の恋する気持ち 小説

名倉和希  佳門サエコ 

甘くてほのぼの(*´ω`*)

甘々ほのぼのお仕事BLです。
ストーリーとしては王道で、あんまり捻りなんかはありませんが、とにかく受けが攻めから大事に扱われ、愛されまくるというベタ甘作品がお好きならおすすめです。私は大好き(*´▽`*)

内容ですが、経営企画部長の伊崎に憧れている、秘書室所属の葵。彼の役に立ちたいと仕事を頑張る日々ですが、伊崎からお礼にと食事に誘われ-・・と言うものです。
2章に分かれていて、前半が二人…

12

王と恋するふたつの月の夜 小説

名倉和希  北沢きょう 

玉ちゃんが可愛すぎて悶絶

幼い頃に母を亡くし、父親も一年前に亡くした神社の息子、神原瑞樹(受け)は継母と義弟に疎まれ、下働きのように神社でこき使われていました。いつまでこの状態に耐えられるだろうかと溜息をついていると突然何もない空間から手を掴まれ、気がついたら知らない場所で自分のことを勇者と呼ぶ人たちに囲まれていました。
そこはアンブローズ王国の王城で、権力争いに巻き込まれ病気になってしまった王のペットを遠く魔道士のとこ…

2

王と恋するふたつの月の夜 小説

名倉和希  北沢きょう 

昼は可愛いもふもふ夜は露出狂な月の妖精、な王様を救うお話

ここ最近の名倉さん作品の中でもダントツで好きな作品でした。
いや〜…可愛かった!受けさんももふもふ攻めさんも。
癒され要素もり、話の展開が気になるワクワク要素もあり、
受けさんの意外な勇姿を見れるハラハラ要素もあり…。

受けさんの瑞樹が可哀想な境遇だけども、異世界行ってトリップあるある設定で。
義母と義弟のその後が気になるっていえば気になるところではありますが…笑。
この2人は幸せ…

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