麻生海さんのレビュー一覧

肉食上司のイジメかた 書き下ろしショートストーリー グッズ

惚れた弱みに付け込まれ

本品は『肉食上司のトラエかた』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。

本編終了後
2人の床事情を描いたお話になります♪

恋人と一戦交えた後、
まったりと彼の肌を確認していた有城に
九條がとあるモノを差し出します。

それは
プラスチック製の玩具のような代物で
用途を訊ねるべくもなく
大人の玩具にしか見えません(笑)

九條との付合いも長くなると
この男がた…

0

肉食上司のトラエかた 小説

砂床あい  麻生海 

選びとったモノを信じて

本作は元眼科医のヘッドハンティング会社ハンターと
転職して攻様の部下となった新米ハンターの恋を描いた
シリーズ最終巻になります。

元職場の閉鎖問題に心揺られながらも
受様が前職での拘りを完全に払拭するまで。

受様は
大手製薬会社で研究者をしていましたが
新薬開発時の薬害により部署移動し
人事に関わる仕事をしていました。

しかし社内でのリストラに絡んで
上司の策により…

2

罪に眠る恋 小説

李丘那岐  麻生海 

元ライバル

昔のトラウマのせいで、久竜に自分の気持ちが告げられず、ごく普通の友人として振る舞おうとする虎太郎が切ない。
自分の気持ちを隠してごく普通に振る舞おうとする虎太郎と久竜の会話がすごく普通で、その普通であることにとてもきゅんとした。

ただ彼が過去に遭遇した事件で彼に非があるとはまったく思えず、それなのに自分を責めてばかりの虎太郎の正義感がちょっとひっかかったりもした。
自分があの時ちゃんとし…

1

そこに座るな コミック

麻生海 

牧がマジでムカついたんですけど・・・(`・д・´)

突然、恋人・牧と入れ替わって同居する事になった浪川智之×葉山悠のリーマンものです。

話の内容があんまり好きではありませんでした・・・(´・ェ・`)
ていうかこれ普通に葉山が可哀想と思いましたよ。最後はハッピーエンドでよかったんですが、元恋人の牧が本当にムカつきます(#゚皿゚)
浪川が牧に付き合ってたのに何故なにも言わずに出て行った事を問いただしたら「女じゃないから大丈夫だろ」とか言ってる…

3

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

しっかりしてるようで、ダメダメな攻め

今回は記憶喪失+再会ものということで、このベタな題材を佐田さんがどうやって料理するのか、ワクワクしてページをめくりました。
結果、ストーリーは自分が最初に予想したものと大体同じでした。でもおそらく種明かしがテーマの本ではないので、やっぱり注目部分は執拗な心理描写にあると思います。
最後まで読むといろいろ腑に落ちない部分があって、もう一回最初から読み直したりしました。

小学生時代苛めていた…

6

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

ちょっとモヤモヤ感が残るかな?

レビューやあらすじを見て読みましたが、そんな想像してた程の痛さの衝撃はありませんでした。昔、虐めれられてた相手との再会愛という設定も割と好きです。小学生時にホームレス化したジャンキーにレイプとか重苦しい過去も出てきますが、執拗なくらい詳細には触れてもないし寺岡が真摯な面が際だって描かれていたので痛さはあまり感じなかったです。あといとう由貴さんの「この恋が終わるまで」虐めた相手との再会愛を読んでいて…

1

「クライ、くらい夜の終わりに」番外編ペーパー「きみの手と手と」 グッズ

互いが互いの為に

過去のトラウマから暗くすると眠れない須田は、寺岡がサークルの旅行で不在の為、暗くても眠れるように寝る前のアルコール摂取で乗り越えようとするのですが、尿意から目が覚めてしまって思わず真夜中なのに須田に電話を・・・

本編でもそうだったのですが、やけに須田は便所へ行きたがりますww
「便所」という表現がわりかし出てきたのですが、なんかリアル男子を思ってこの表現ほほえましいのですが~v
怖くて電…

2

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

またまた苦しかった!

「痛いだろう」「苦しいだろう」その期待を見事に裏切ることなく、胸をギュっと掴まれる苦しさを一冊まるごと味わわされました。
憎しみ、後悔、そんな負の感情がドワーっと押し寄せてくるのは「純粋な萌え要素」という次元にはほど遠いものなのではありますが、そういうものが好きなだけに、のめり込み方は一気です。

悪夢に苦しめられて眠れない須田。
彼の抱えているものが、記憶がすっぽり抜けている小学校時代の…

7

クライ、くらい夜の終わりに 小説

佐田三季  麻生海 

正に佐田テイストでした!

・・・っ、ふはぁ~!
読み終わった後に息を吐くこの感じ、分かって頂けると思います!

最初から主人公・須田の「怒り」や「拒絶感」が文章に表れています。
たまたまそこに居るホームレスの執拗な説明があって、見掛けた須田は直に「殺したい」と想うその辺りの文面、緊迫していました。
思わず息をつめてしまった!
弱い者いじめをする主人公?
以前ニュースを騒がせていたような若者の憂さ晴らし?
寝…

6

甘い運命 小説

高遠琉加  麻生海 

擬似的家族

帯『こんなおじさんの体を触りたいなんて、君、本当にどうかしてるよ』

本編中にもちょっと出てた一の話ですが、今回はそれだけで丸々一冊スピンオフ!
気になっていただけにこうして読めるのは嬉しい限り。

犯罪を犯して少年院から出て来た少年一と、その元担任教師湯原の元で一緒に暮らす事になります。
この作品の中盤は、所謂疑似家族的な繋がりと描写とが丹念にえがかれています。
彼等の大事な存在で…

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