麻生海さんのレビュー一覧

愛と混乱のレストラン 小説

高遠琉加  麻生海 

高遠先生も、文章が心地良い作家さんの1人ですね!

フレンチ・レストラン、行った事ないし有名店も知らない、そんな自分に“これは知っている?”風な無体な料理用語のカタカナ・・きっと美味しいものなんだろうなぁ~と想像するだけの自分が寂しかったです。

フレンチレストラン“ル・ジャルダン・デ・レーブ(夢の庭)”を再興する為、本社出向の支配人・鷺沼理人とヤンチャ系シェフ・久我修司の葛藤劇。
よくあるネタなんだけど、
理人やパティシエの樫崎一(いち)…

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気むずかし屋と初恋 小説

伊郷ルウ  麻生海 

田舎で…

のどかな田舎での初恋物語ということで非常に癒されるお話でしたhLhLĂn[g

ただ「初恋」とは言っても主役CPの年齢はやや高めで38歳×29歳です(笑)

もうすぐ三十路になろうという青年が主人公なわけですが、この佑也が田舎暮らしが長いせいか何とも人懐っこくて純朴で…

この年で童貞という設定は、純粋受けでBLにおいてよく見られますが(あり得ない話ではないとは思いますがなかなか…珍しいというか。)、

今回は...

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バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

英田先生の可愛いワンコストーリー

読んでて「英田先生??」と思いました。
セオリー通りの甘ストーリーと、ネタバレの早さ(和巳と苅谷の作戦、和巳と宇藤の仲とか早くから想像できました)に、英田先生っぽくないなぁ~って。
英田作品の自分の勝手なイメージが~生傷に塩を擦り込む~なので、そう思うのは仕方ないですよね?

でも、他の作家さんにあまり見ない面、英田テンプレがちゃんとありました!
それは、男の先輩後輩のいつまで経っても揺…

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甘い運命 小説

高遠琉加  麻生海 

感動しました…

『愛と混乱のレストラン』の番外編ですが、わたしは本編よりこのお話のほうが好きです。シリアスなおじさん受け。
・エロ成分は少ない。お話としてイイ。
少年院を出た主人公、一(いち:攻め)は行き場がない。
そんな彼を元担任教師の湯原(受け)が家にひきとる。そして、湯原が育てている姪の海がいて。この3人が関わり、「家族」として絆をつくってゆく過程が主軸として描かれてゆきます。
そのためか、エロ成分…

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妄想と日常 劣情と代償番外編 グッズ

ココまでされても♪

本品は『劣情と代償』の
初回特典封入小冊子になります♪

今回は本編終了後、
2人の同居生活を描いた後日談になります。

本編でムリヤリながらも
入江と同居する事になってから
すこぶる快適な生活を送る高嶺。

ヤクザな割(?!)に
規則正しい生活を送る入江は
医者として多忙な高嶺が帰る頃には
大概はベットの中なのですが、

この日は珍しくも高嶺が帰宅すると
大音響…

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劣情と代償 小説

魔鬼砂夜花  麻生海 

駆引きがもたらす嘘と実

今回は関東でも一、二を争う某組の策士な若頭と
口が悪いが何より患者を思う腕の良い外科医のお話です。

組長の愛人の命の恩人となった受様が
組の抗争に巻き込まれて攻様に落とされるまで。

受様は
個人病院を少し大きくした位の小規模病院で
外科医をしています。

受様の腕は確かですが
短気で歯に衣着せずに発言する為
いらぬ騒動を起して痛い目に会う事も
シバシバという厄介な男で…

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肉食上司のアイしかた  書き下ろしショートストーリー グッズ

究極のオフィスラブ?!

本品は『Sweet Box』もしくは対象本の
コミコミスタジオ購入者限定配布の特典ペーパーです♪

今日はクライアントへの挨拶回りも終えた
12月の最終出社日。

午後から行われた納会も四時にはお開きになり、
一人二人と去っていくオフィスに残ったのは
社宅居残り組の千輝と有城、九條の三人のみ。

最後の身回りと
面談室の電球交換へと向かった九條に対して
ゴミ捨てを引受けた…

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良家の子息は諦めない 小説

樹生かなめ  麻生海 

もっとハチャメチャでも良かったなw

樹生かなめさんにしてはフツーなお話でした。あくまでも樹生さんの他作品比であって、よくある王道BLとは一線を画したものではあるのですが。

主人公(受け)は大金持ちの息子です。
誘拐されたり脅迫状やヒ素入りチョコが届くなどなど、あり得ないほど危険な日々を送っている。ここはメキシコか!
あまりに危険なので、同い年のボディーガードを父親が雇い、同じ学校に通えるような手筈を整える。
主人公はこのボディーガ…

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恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

初読はイライラしましたー!

初読した時は攻にも受にもどっちにももっそいイライラしましたー!!
なんだこいつらは~イライラするわっと思ったんですが、これは両方が不器用者同士の恋なんだな、と頭に置いて再読してみたらイライラというよりじれったいなー、んもう~って気分で読めました。

大学生(作中で3年記載有り)の雅臣[攻]と大学のゼミの助手で5歳年上の雪哉[受]。
攻視点で話は進み、酒に酔った雅臣が告白してきた雪哉と一夜の…

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花嫁の条件 小説

鹿住槇  麻生海 

ペラい~~

ルビー文庫で鹿住さんか、うむむむ~~と思ったんですが麻生さん表紙絵にひかれたのと花嫁物テンプレは結構好きなので読んでみましたー。

うーん、やっぱり合わなかった。
義人[受]は健気な頑張りやで好きなタイプの受の筈だし、身代わり花嫁テンプレも無難だし、原[攻]の愛故の強引さ設定も嫌いじゃない筈なのになんかスカスカな無味のものを食べた気分。
あれかな、どうも全てが薄っぺらいんですよね。
三宅…

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