麻生海さんのレビュー一覧

恋を知る日 小説

可南さらさ  麻生海 

下衆攻め大好き

下衆な攻め、大好物なのです。
最低、最悪な下衆攻めが思いのほか受けに惚れちゃって、形勢逆転・・・て感じが大好きです。
なのでわたし的には前半はとっても好みで「神」評価!て思ってました。
でも後半は、めっちゃあまあまで、それはそれで良いのですが、その部分が長すぎて、だれたというか・・・
前半部分をもっと掘り下げて、後のあまあま部分はオマケ的にもう少し少なくても良かったかも、なんて。
あくま…

3

恋の続きは蜜月ホテルで 小説

桂生青依  麻生海 

声から始まる恋

ホテル支配人(33歳)×秘書(27歳)の恋模様です。とはいえ、カード会社→実家業手伝い→秘書と職歴があります。

表題作と後日談的続編が収録されています。
どちらも篠原の目線で進みます。

「恋の続きは蜜月ホテルで」
篠原(受け)は、以前はエグゼクティブカード保持者の要求に応じるコンシェルジュデスクで勤務していました。そこで、小田桐(攻め)という男の対応をし、礼を告げる言葉に好感を抱き…

2

すべてはお好みのままに 小説

愁堂れな  麻生海 

年上秘書×社長令息

年上秘書×社長令息の組み合わせです。どちらも二十代のスーツが似合う男です。

丸ごと1冊表題作で、優(受け)の目線で進みます。
社長である父親が突然倒れる。手術をして復帰まで一年かかるというので、優が跡継ぎに相応しいと対外的に知らしめるため、法務・総務関係から営業部に異動させられてしまう。父親の秘書・東郷(攻め)が完璧にサポートしてくれるものの、優は東郷の有能さを認めながらも何故か彼が気に食…

2

まだ愛に届かない 小説

火崎勇  麻生海 

受け目線で素直に読むべし

丸ごと1冊表題作です。鷺沼の目線で進んでいきます。

鷺沼(受け)は千谷(攻め)をバイトとして2年、正社員として1年指導をしており、鷺沼が好きです。ある夜、酔った千谷から好きだと告げられたものの、千谷が取引先の社長の息子という身分を承知している鷺沼は、千谷はいつか結婚しなければならないから、と素直に自分の気持ちを言えません。だけど、離したくない。それでセフレなら良いと言ってしまい…。

あ…

2

命いただきます! 小説

剛しいら  麻生海 

過去のある二人の恋愛

丸ごと1冊表題作で、巽(受け)の目線で進んでいきます。

「ヤクザ→料理人」×「寺の息子→コック」の二人の話です。

過去のある二人が、心を近づけていく様がとても良かったです。特に、坂東ですね!巽の方は、結構序盤の、坂東の優しさに触れたときから好きになるのですが、過去にヤクザとして3人も死なせてしまった坂東は、身体は抱いても心は抱かないと告げます。それが、徐々に気持ちが傾き、遂には巽の過去…

3

金曜日に僕は行かない 小説

愁堂れな  麻生海 

攻めを怖いと思うか一途と思うか

題名とあらすじから想像したのは、毎週金曜日に待ち合わせとかしていたのかと思ったのですが、そうではなかったです。

連れ子同士の両親の再婚で、義理の兄弟になった二人。
互いが傍にいる心地よさを知り、いつしか心も身体も重ねるようになったけれど、親にバレて反対されてしまう。金曜日に駆け落ちの約束をしたけれど、聖也は行くことができず、奏は離婚した母親と渡米してしまう。
それから月日は流れ、営業とし…

2

罪に眠る恋 小説

李丘那岐  麻生海 

刑事×警官の再会モノ、良作です

10年ぶりに再会した相手との恋模様を主軸に、連続殺人事件の捜査が絡みます。

丸ごと1冊表題作です。虎太郎の目線で進んでいきます。
篠宮虎太郎は警察官。一足先に刑事になった、高校時代の好敵手である久竜唯仁と、連続殺人事件の捜査で再会します。負傷した同期・柏原の代わりに久竜と組んで事件を調べるうちに、虎太郎の大学時代に起きたある事件とかかわりがあると分かり…。

犯人が終盤に突然登場する人…

3

人魚の誘惑 小説

剛しいら  麻生海 

3Pだけど悪くない後味

私は基本的に3Pは苦手なのですが、この作品は大丈夫でした。

やや強引ではあっても、攻めが受け意思を無視して陵辱したり、快楽に落としてやるということがなかったからかなと思います。

また、セックスはスポーツ、又は単なる性処理、という単純な思考で行われたものではなく、利害の絡む思惑があるのも面白かったです。

出てくるエロは、加島×大島、凪×大島、加島×凪でした。

三人それぞれが、…

2

愛と混乱のレストラン 小説

高遠琉加  麻生海 

萌え?

と、悩む感じの評価です。
高評価が多い中 真逆の評価もあって・・・正直自分が混乱(笑)
読んでみなきゃ分からないわぁと手に取りました。なぜか3冊全部。
以下3巻までの総評になります。

攻めの結構な俺様ぶりと受けの異様なほどのツンツンぶり
受けのツンツンは過去のトラウマで納得ですが・・・ちょっと頑固すぎました。攻めの作った料理をほんとにおいしくなさそうに食べてる・・・
2巻が終わって…

0

抱きしめたまま、ここにいて。 小説

真崎ひかる  麻生海 

医師×弁当屋

この作者様の作品は初読みです。表題作と続編SSが収録されています。両方とも雨音の目線で進みます。

「抱きしめたまま、ここにいて。」
両親が事故死した後、残された弁当屋を姉と続けていた雨音(受け)であったが、ある日姉の妊娠が発覚する。未婚の母を決意する姉に、雨音は出産費用を稼ごうとバーでバイトを始める。そこで男に絡まれていたのを、弁当屋の客・五十嵐(攻め)に助けてもらい…。

「このまま…

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