麻生海さんのレビュー一覧

気が合うということは コミック

麻生海 

ゲイとノンケのゆるい掛け合い

同級生で親友で、友人から恋人へのお話。加えて同居ものです。
ゲイの飯塚は白石が好きでその気持ちを隠しておらず、「一回だけやらせて!」みたいなことを何度も言うのですが、ちょっと色気がない、というかデリカシーがない言い方ではないかな?と思わなくも^^;

そんな二人は大人になり、白石が離婚したとからつい流れで寝てしまう…
このお話、飯塚がずっと一途で押せ押せで、白石が次第にほだされるならわかる…

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スペース No.2 (「保健室まで何m?」 スピンオフ作品) コミック

麻生海 

なんともいえない空気が好き

コミック「保健室まで何m?」のサブキャラ番外編、同人誌「No.1」の続きです。

「No.1」は、藤生×宮下かと思えば、新キャラ桐野が主人公で、好きだけどろくに話したこともない藤生と体育で組んだら「乳首きれいだな」と褒められたのに慌てて肩を負傷して、その日の放課後に教室で一人残っていたら、藤生に突然キスをされて椅子から落ちる…というところまででした。

椅子から落ちたところでオチがついたと…

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「恋愛・教師~Color of Snow~」番外編SS・新作BNNペーパー グッズ

本編の続き

「恋愛・教師~Color of Snow~」に収録されている表題作の続編、「One Side, Narration」の続きになります。

本編は井瀬崎の目線だったのですが、番外編SSは佐々井の目線で語られます。

信号を渡った後、二人はレストランに行きます。
料理を注文し、ちょっとした会話をして気がほぐれたところで、井瀬崎が渡したいものがある、と小箱を差し出します。佐々井の予想と違わず、…

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肉食上司のアイしかた 小説

砂床あい  麻生海 

シリーズの1冊目

肉食上司シリーズの1冊目です。
2冊目「シツけかた」と3冊目「トラエかた」のようなハッキリとした続き感はないので、この1冊だけで読むのを終えてもまぁ大丈夫です。

1冊丸ごと表題作です。
有城の目線でストーリーは進んでいきます。
九條はヘットハンディングとして姿を現し、その素性は偽りではなかったのですが、実は…というのが最後のどんでん返しとも言うべき一番のポイントだと思います。相崎、やな…

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この腕いっぱいの愛をキミに 小説

六堂葉月  麻生海 

ファイター×医師

1冊丸ごと表題作です。

乱暴者で心がカラッポだった河原(攻め)は、酔っぱらって路上で凍死寸前だったところを三木医師(受け)に助けてもらいます。
見知らぬ自分を解放してくれる優しいぬくもりに惹かれ、河原は格闘技の練習で怪我をするたびに病院を訪れます。河原は会う度に好きになるのですが、暴力を過敏に嫌う三木に、違法な賭博の対象である異種格闘技戦「UG」の八百長ファイターであることを言い出せません…

3

極上の恋人 小説

御木宏美  麻生海 

パトロンと芸術家

1冊丸ごと表題作です。内容はパトロン×芸術家という感じです。

香也(キョウヤ・受け)は急死した母の代わりにブランド「華楽」を継ぎますが、パリコレで酷評されます。旅先で出会った、紳士然としたリチャード(攻め)を一晩の相手にと決めて誘惑します。しかし、リチャードは香也の素性と失敗を知って黙っており、プライドの高い香也はそのことに腹を立てて去ります。その後、売り上げが下がった事から銀行からの融資を…

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そのままの足で。 コミック

麻生海 

まったくのオリジナル

コミック「保健室まで何m?」に収録されている「そのままが。」も、その続編である同人誌「そのままで。」もまったく関連のないオリジナル作品です。

作者様によりますと当初は「そのままで。3」の予定だったらしく、その名残のように題名が似ている模様です。内容は題名と直接関連があると察せられるような場面はありません。

保坂(受け)は、同じ職場の原田と周囲に内緒で付き合って5年。二股をかけた原田が結…

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気が合うという事で (「気が合うということは」番外編) コミック

麻生海 

やっぱり気が合う二人

コミック「気が合うということは」の後日談になります。

白石が飯塚に根負けした形で付き合うようになった二人。相変わらずクールな白石ですが、飯塚にデレるときもある日々。とはいえ、従兄弟のように家族にカミングアウトをするほどの絆はまだないと冷静に考えてもいる。

バレンタインは、自分が女役なのだから買うべきだなと思っていたところ、飯塚も買っていて互いにプレゼントすることに。そしてホワイトデーで…

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スペース No.1 (「保健室まで何m?」 スピンオフ作品) コミック

麻生海 

予想外な主人公

コミック「保健室まで何m?」のサブキャラ番外編です。
同じ大学にも受かったという話だったので、てっきり藤生と宮下の話かと思っていたのですが、表紙イラストの新しく登場した桐野が主人公でした。

桐野は両親がおらず、今住んでいる亡き祖父の家も、高校を卒業したら追い出されてしまいます。クラスメイトの藤生が好きですが、就職と進学と進路も違えば話もろくにしたことがなく、宮下を大切にしている様から見てい…

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良家の子息は諦めない 小説

樹生かなめ  麻生海 

高校生LOVEではあるけれど

1冊丸ごと表題作です。公貴の目線で進んでいきます。
高校生同士の恋愛ではあるのですが、この作者様らしい「それだけじゃない感」がプラスされた作品です。

公貴(受け)の父親は大室グループの会長であり、冷酷な仕事ぶりで自殺者も出ている始末。一人息子の公貴は恨みの矛先になり、10歳のときに担任教師に誘拐・監禁されてしまう。学校に行きたがらない公貴に、父親はボディガードとして伊吹(攻め)をつけること…

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