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19/66(合計:655件)
甲山恋子 麻生海
M+M
ネタバレ
シリーズの1冊目。ヤクザ×バーテンダーの借金モノです。続き物じゃないので、シリーズが苦手な方にもお勧めです。表題作とショートの2作品が収録されています。 「ご主人様はヤバい奴」 怜(受け)が主人公。大学の非常勤講師なのですが、生活のためにバーテンダーのアルバイトをしています。例は店のオーナーにだまされて借金を背負わされてしまい、取立てにきた将典(攻め)に飼われることになります。強引に抱かれ…
夜光花 麻生海
マキヲ
花屋さんBLで検索して見つけた本作がまさか夜光花さんのデビュー作とは…!読み終えて感慨深い気持ちになりました。 主人公の直樹と、彼が四年前に捨ててしまった恋人・了との偶然の再会から始まる再生の物語です。過去の記憶に囚われ続ける直樹も、直樹のことを追い続ける了も、どちらも痛々しくて切なかったです。直樹が抱える秘密は想像以上に重く、辛いもので、どうしても了に知られたくないと思う気持ちに共感できま…
樹生かなめ 麻生海
2004年ダリア文庫で新装版が発刊されていますが、SSの書き下ろしはなく、表紙も同じイラストです。 堀(受け)の視点でストーリーは進んで行きます。 堀は新入社員の高須賀(攻め)の教育係になります。高須賀は男前なうえに仕事ができてモテる男だというのに、堀が好きだと告白してきます。 トモダチから始めた関係ですが、フリル付きエプロン姿で食事を作る高須賀を可愛いと好きになり、エッチをして恋人同士…
2001年ダリアノベルズの新装版です。SSの書き下ろし追加はなし。表紙も同じイラストです。 スピンオフを含め次々と発刊されていくシリーズの1冊目です。 ただ、番号がついていなかったこともあり、私は図らずも3→2→1と読んでしまいました。 巻を増すに連れ、高須賀(攻め)のロクデナシっぷりが明らかになっていくのですが、堀(受け)の弟・慧二や仲間の甲斐達のロクデナシっぷりが更に酷いんで、そ…
高遠琉加 麻生海
Loxonin
文豪の本を読むと、その繊細で緻密な表現に『自分には作家は到底無理だ』と思わされますが、高遠先生の作品を読む際も毎回こう思わされます。 文章がキラキラ輝いていて、すごく切ない。 短い言葉一つ一つに感動させられて、本当に文字通り胸が痛くなります。 このシリーズは、3冊とも素晴らしいんですが、中でもこの2冊目が好きでした。 特にジビエの調理シーン。 理人とは違い、私は割りと食事に対して嫌悪…
谷崎泉 麻生海
ミルクオオメ
自分勝手で傍若無人、なのに意外と優しくて、面倒見がいいヤクザ! ヤクザが素人のお兄ちゃんに入れ込む話のお手本のような作品です! この作品の根幹は、進藤が全く富樫になびかないところ(笑) これに焦れる富樫もいいし、そんな富樫に振り回される舎弟達も微笑ましかったりします。 3巻まで一気読みしましたが、富樫が初期にやたらめったら口説き文句を連ねるシーンがあって、3巻でその意味がわかった時には、ち…
3作品のその後が収録されています。 二段書きとはいえ、B6サイズ?小冊子の各5ページなので、短めです。でもいずれも本編の受けが切なくて、両思いにはなったけれど、もうちょっと攻めからのラブを感じたかった作品ばかりなので、受けが報われた思いでほっとしました。 五条レナ『運命の男』より「お前しかいらない」 伊織(受け)は長い片思いの末、糖堂(攻め)と仕事だけでもなく公私通じた人生のパートナーに…
妃川螢 麻生海
偶然誘われてバカンスにやってきた南国・タイで、北欧の貴族でもある独身のイケメン社長と出会い、熱烈に求められ、恋に落ちる苦学生の主人公ーー…って、どこのハー●クインですか。いや、ハ●レクイン読んだことないけど。 いやー。はは。…ダメでした。もうハーレ●インものには手を出さないようにします。どんなにロマンティックに描かれていても、睦言の途中で「これ…何語で喘いでいるのかな」って考えちゃうんだもん…
「限りなく」シリーズのスピンオフです。 シリーズでは堀が主人公で、その恋人の高須賀(旧姓・千葉)、弟の慧二のロクデナシ2人がメインですが、ロクデナシは実は5人組であり、残り3人(甲斐・設楽・加藤)がこの作品で活躍?します。とはいえ、加藤は甲斐が逃亡先として部屋にやってきた時に、女2人はべらかして遊んでいたくらいなのですが、シリーズでほとんど登場しなかったことを思うと大活躍ですよね。 スピン…
まず、女は穴があればいい、というようなロクデナシ達が登場しますのでご注意ください。ただコミカルテイストですし、主人公は真面目な性格なのでそう悲惨さはありません。でも周囲が酷すぎる…。 この作品はシリーズ2冊目なのですが、前作は未読です。 実は、シリーズだと知らずに3冊目「限りなく不幸に近い幸福」を先に読んでしまい、ロクデナシに免疫がなかったこともあり、その時はもう二度と読まないだろうな…と…