麻生海さんのレビュー一覧

気が合うということは コミック

麻生海 

短編なのがもったいない!

学生時代から6年間の片思いをし、口説き続けた、
ワンコ攻めの飯塚が、めちゃ可愛いです!

スーツ姿が男前!それなのに、ワンコ。萌。

一度だけ体を重ねたら、もう会わないと宣言し、
結果、会わないように取り計らうも、
気が合う相手なので、ばったり出くわす。
けど、飯塚は気を使い、目をあわさなかったり、
直ぐにどこかに行ってしまう…
メールも、電話もつながらない…
そんな相手をほ…

0

ONE MORE 小説

ふゆの仁子  麻生海 

かなり酷い男だと思いますが…

そういう男が長い年月をかけて一人の相手の事を真剣に考える様に変化していくのがこの作品の魅力なのかもしれません。
切なさ度も高めかと思います。
物語自体は、受け様の松井視点中心に進んでいきます。
主人公2人は同じ高校出身なのですが、進学校である高校の中でも1年生の時から文武両道の高田は目立つ存在で、人とのコミュニケーションが苦手で引っ込み思案な松井とは正反対とも言える存在。
そんな2人が偶然…

1

ニューヨークの恋人 小説

久遠カンナ  麻生海 

Hシーンが多いです

ニューヨークを舞台にしたエリートリーマン物です。
日本から出向でニューヨークへ赴任した一之視点で物語は進行します。
それまで恋愛は遊びとしか捉えていなかった一之がニューヨークで出会ったのは、これまた大人の遊びに慣れた美貌の上司のショーン。
一之が変化していく様子が描かれているのですが、一之のみならずショーンも一之によって変えられていくところが読みどころだと思います。
2人とも仕事も出来る優…

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すべてはお好みのままに 小説

愁堂れな  麻生海 

受け様が頼りないですが

理想的な秘書様がカッコ良かったです。
会社社長の息子と優秀な秘書との王道的なお話だと思います。
会社跡取りとして父親の会社でどちらかというと甘やかされている優と新たに優の秘書になった東郷。
ソツがなくどんな時にも頼りになる東郷と東郷が苦手な優が対照的です。
反発しながらも、次期社長としての自覚を徐々に増し、成長しようとする優にも好感度は感じるのですが、途中でまんまと敵の手中に落ちてしまう下…

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今宵とびきりのプリン召し上がれ ~ほろにがカラメルと甘い恋文を添えて~ 小説

淡路水  麻生海 

手紙のやり取りがキーポイント

タイトルからして甘々そう!
と、あらすじも見ず衝動買い。
まさかのオメガバース(帯をしっかり見てませんでした笑)。
しかも甘々若干切なさ満載という…
俳優×料理人(一般人)という設定が好きな自分にとって、+オメガバースというのは
最高の組み合わせでした。
これで甘かったら神評価だったかもなんですが、
オメガバースというジャンル自体難しいというか切ない内容になってしまううえに
だか…

7

バカな犬ほど可愛くて 小説

英田サキ  麻生海 

出来た先輩のようでいて、嫉妬深くちょっと意地悪な成瀬さん。

ここのレビューを読んでみると、意外に攻の苅谷がダメという方が多くて、
なるほど世間の傾向はそうなのか!と。

文体が成瀬の一人称なので、私はすっかり成瀬目線で可愛く読んでしまいました。
おかげで途中の切ないこと切ないこと……

脇のチョイ悪オヤジも、天使の衣装を着た小悪魔ちゃんも
憎みきれずに、可愛い奴らめ!とほだされてしまいました。
大人のようでいて、
恋愛に溺れると嫉妬深かっ…

2

今宵とびきりのプリン召し上がれ ~ほろにがカラメルと甘い恋文を添えて~ 小説

淡路水  麻生海 

プリンはソウルフード

表紙&プリン買い。タイトルからは予想してなかったのですが、オメガバース設定でした。オメガバースは得意ではないのでプリン萌えが差っ引かれて(先生ごめんなさい)、中立より萌です。ゆっくり心が通う系統のお話、本編のみ270P弱+先生のあとがき。

葉室悠歩は料理人を目指し店で修行していましたが、新しくきたシェフの「オメガは悪影響を与える」という理由により解雇されます。出張料理人をして生計を立てていました…

1

ファーストエッグ(3) 小説

谷崎泉  麻生海 

シリーズ第3作目

fifth egg、sixth egg、絶望の色彩を収録。

fifth eggは、現在の話で、forth eggで江東が呼びに来て連れ出された佐竹が、事件に協力するというもの。痴呆症の老人の死をめぐる事件。子ども達が疑われる。娘が自供するが、見える佐竹にはその娘が犯人でないことが分かる。さすがに佐竹の特殊能力に気づいている黒岩。佐竹は捜査能力自体も高いようなのだが、特殊能力と言われてしまうと…

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ファーストエッグ(1) 小説

谷崎泉  麻生海 

序章

読み終えてから思うのは、なぜ黒岩との出会いから書き始めたのか、ということ。
実直だが過去にいわくありそうな黒岩と、一見やる気なさそうだが繊細な佐竹のカプかと思いきや、執着しつつも多くを語らず去る者は追わない体の高御堂と佐竹のカプがメイン。あとがきによると最後までこのカップリングのようだ。

黒岩×佐竹のイメージで読み始めてしまった読者も多いようだ。それだけに、ずっと高御堂×佐竹だと思うとなか…

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ファーストエッグ(2) 小説

谷崎泉  麻生海 

シリーズ2作目

third egg、fourth egg、偽りの憧憬を収録。

third eggは、財産目当ての弁護士が絡む事件。佐竹に対する脅迫事件も若干進行。黒岩の歓迎会から始まり、しぶしぶ参加した佐竹が帰る際、後をつけた黒岩が佐竹のアパートで脅迫状を一緒に発見する。鑑識の仲間なども登場。最後は黒岩と高御堂の対面。

fourth eggは、third eggの続き。黒岩と高御堂の対面の場面から開始…

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