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李丘那岐 麻生ミツ晃
茶鬼
ご主人と庭師といえば最近なら某茅島氏を、古くは森番ですがチャタレイ夫人、というように、題名だけでも萌えを誘うような、でも表紙絵は麻生さんの爽やかな色気絵に、淫靡さはないのよね、きっと、、とは思いましたが・・・ 作者の李丘さんが後書きで書かれているように、当社比(?)でもエチシーンが多かったとは思うのですが、全然エロティックじゃないんです。 切なかったり、ちょっと悲しかったり、心が通い合った最後…
伊吹亜弓
ネタバレ
顧客と庭師のカプっていいですよね♪日に焼けて逞しい庭師、色白で綺麗なご主人様…王道ながら萌えます!でも今回は今までとはちょっと違って、なんと庭師が受けていました。 背の高い綺麗な顧客・楓に、金の恩でされてしまう庭師・統吾…! お話の展開はけっこう王道気味 (それでも感動してしまう…) なのに、 そういう予想外があるから目が離せなかったです。 ご主人様の楓は、若干ヘンタイが入っている美貌の人…
栗城偲 麻生ミツ晃
久江羽
すれ違いの多い倦怠期の夫婦(夫夫)があるきっかけで、お互いのことを再び認めるお話だと思います。 どちらも相手のことが嫌いになったわけではないのに、同居しながらも段々距離ができてしまっている40歳同士のカップルです。 お話は2部に分かれており、洸一の視点からと千里の視点から描かれます。 同じ時間軸の中、洸一は過去の千里によく似た青年と旅をすることで、千里の大切さに気付きます。 千里は…
てんてん
今回は地方出身の私立大学文学部教授と 直木賞候補にもなった中堅小説家の40代カプのお話。 本編は二部構成で 攻様視点で離れていた受様への恋心を思い出すまでと 受様視点で出会いから攻様への思いを再認識するまで、 それに本編終了後の後日談を収録。 本作の二人はともに今年40才。 攻様は文学部教授として私立大学で働き 受様は小説家として在宅で仕事をしています。 二人は大学卒…
朝丘戻 麻生ミツ晃
丁寧な作りの文章に涙したストーリーです。 自分の出生に肉親から愛されていないと思い込み、ひねくれた性格と生活を送っている藍。 彼のバイトしているデリヘルの客として出会った成瀬は、白シャツ&ソックスフェチで、藍に何もしない。 そんな成瀬がただ何もせずに藍がそばにいることで満たされるというのを、突っぱねた態度と言葉で藍は否定しようとする。 でも、本当はその成瀬の言葉と態度はヒドイ客ばかり相…
麻生ミツ晃
ミュウ
『チデブ』で、北○の拳の雑魚キャラの死に際しか思い出さなかったのですが、チビとデブをくっつけって言っただけの蔑称なあだ名です。 中学時代にそんなあだ名を付けられていたチビでデブだった受けと、ゲイとして有名な規格外の攻めの話が表題作。 顔もカッコよく性格は超俺様でマイペースでハイスペックな攻めに、初々しい受けがいきなりついていける訳がありません! そんな受けが可哀想やら可愛いやらで、激萌えでし…
abridange
以前から、ちょっと気になっていた作家さんでした。今回、初読みです。 主人公の藍くん、たまたまスカウトされてデリヘルのバイトを始めちゃったんですが、特にお金に困ってる訳ではない。見た目は可愛いんだけど愛想は良くないので、客商売に向いてるタイプでもないし、どうやらゲイというわけでもないらしい。 かといって、そういう仕事をしていることに罪悪感を覚えるでもなく。。。 イマドキの男の子と言ってしま…
神にしてもいいくらいなんですが、主人公の生い立ちがいまひとつ説得力に欠けたかなと思ったのと、コスプレにそんなに拘る必要があるのかなと思ったのとで、萌にさせていただきます。 ワケありの生い立ちのため、肉親の愛情に疑問を感じ一人暮らしをしている藍。 心を凍らせたまま、昼は古本屋のバイト、夜はコスプレデリヘルで生計を立てています。 ある日のお客は白シャツハイソックス希望の真面目なサラリーマン・…
amu
成瀬の性格のせいか、小説全体に優しさを感じた。 家庭環境のせいで淡々とした性格に育ち、身体を売る商売にも「単なる肉体労働で、引っ越し屋と同じようなもの」と言い放っていた無感情な藍。 彼が古本屋の店長の欲深さと成瀬の優しさの狭間で揺れ動くうちに愛情を学んでいく様が丁寧に描かれている印象。 一度信頼していた人間(この場合店長)に裏切られたぐらいでそこまで…?と思いもしたが。 後半に電話の会…
私は、家庭に問題があるとか、過去に重い過ちがあるとか、いま辛い思いをしているとか、そういう“可哀相設定”が好きでは有りません。 だからでしょうか…こちらの作品は本当にムリでした…。 藍は、何故か本当の両親の兄夫婦の元で育てられていて、そういうことから生まれる辛い思いから家を出て、昼間は古本屋、夜はウリをして生活しています。 新しく客になった成瀬は、痛くしたり強引にすることがなく、ただ一緒…