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椿めい 麻生ミツ晃
茶鬼
作者さんの初単行本だそうです。 小さい頃に両親は離婚、小さな工場を経営する父親と2人暮らしは、とても幸せだったが、中学生のある日ある事で父親が自殺。 天涯孤独の身となった主人公・遊は、高校からずっと一人暮らしで、もう誰も愛さない、愛されるに値しない自分と思い、父の遺言を守りバイトしながら大学に通う男子。 ある時、酔客にからまれたところを助けてくれた男性・赤木と知り合い互いに惹かれていくが、ど…
麻生ミツ晃
ふじ枝
ネタバレ
帯を読んで、頑なでおとなしい感じの受を想像していた。 帯にある台詞の抜粋や煽り文のイメージは結構、中味の印象と違うと思うことが多々あるのですが。笑 この作家さんはホントどのお話も繊細で必要以上に文字で説明しない。 雰囲気やキャラの表情など、まさに絵で読ませる漫画家さんだなぁと思います。絵はホント緻密で奇麗ですしね~ そしてほんとエロがえろいよね、いいよね(*′Д`) 以下それぞれ端的…
佐田三季 麻生ミツ晃
むつこ
BLを読み慣れてる人ほど衝撃を受けるんじゃないかな。 拉致監禁レイプな展開にまったく衝撃を受けなくなってくるのが腐の宿命なんだけど。 で、この話は拉致監禁レイプと比べればよほど緩いことしかしてないんだけど、そこにあるリアリティが怖い。どんどん恋の狂気に蝕まれていくストーカー攻めが怖い。 ストーリーが面白いというのもあるけど、BL脳をリセットするのにもいい一冊だと思う。 笠井の人物造型がとくに凄い…
百合
ここでの評価がよかったので、興味本位で買ってみました。 ですが!!これが正解。まだ腐女子歴が短いせいかもしれませんが こんな衝撃作、小説で読んだことなかったです。 新人作家だそうですが、これは期待のルーキーです。 お話自体の構成もまとまっていて読みやすかったです。 本のボリュームもあるので読み応えがありました。 まずは執着。これは何よりも強烈な印象を植え付けた。 そんなそこらの可…
ゆずこしょう
前作の「スイートビターキャンディ」が大好きだったので今作も購入。設定としては前作の方が自分は萌え度が高いんですが、いやいやこの作品、完成度が半端じゃないです。まるでよく出来た映画のように湿度とか温度とかが五感を刺激して物語の中に自分がいるみたいな錯覚に陥ります。登場人物の呼吸が耳をすますと聞こえてきそうな感じ。ホントすごいリアルなんです。自分は基本ベタよりの嗜好なので本格派の読ませる作家さんは苦手…
朝丘戻 麻生ミツ晃
しの
不幸自慢がしたい男の子と、純愛してみたいおじさんが、ピッタリ噛み合って良かったね。というお話。 育ての親との確執、客からの扱い、店長とのトラブル。 次から次へといわゆる「不幸」らしきものがチラつくのですが、どれひとつとっても不幸でもなんでもない。 親のことだって、ちゃんと育ててくれてるんだし何か変な扱いを受けたわけでもないのに、勝手に受けが自分を「いらない子」だと思っているだけの話。…
李丘那岐 麻生ミツ晃
雀影
庭師には弱いんです、私。 庭師さん、 というか、植木職人さんには、常日頃、日常的に、抗い難い性的魅力を感じてしまうんです。 そんな庭師さんと、ご主人様。 このタイトルだけでも、ご飯に鼻血でお茶漬け位の萌なんです。 日焼けした肌に、引き締まった筋肉、ちょっと小柄なベビーフェイスの統吾と 色白で、楓の精かと見まごうような美貌の、背も高くて体格がよくて、大きなお屋敷の大金持ちの楓…
senmeg
読み終えた感想としましては、純粋に良い作品だったなぁと思います^^ そうですね、一言で言うなら正統派BL…って感じでしょうか。久々にBLらしいBLを読んだ気がしましたww数ある派手な設定や度肝を抜くようなシチュのお話もそれはそれで味わいがあると思うのですが、私はこうゆう日常で普通に繰り広げられてそうなリアリティあるお話をじっくり丁寧に描き込まれた作品が大好きです!! タイトルにも挙げましたが↑BL…
これが二冊目かと思うほどに、独自の世界を確立している作家さんだな~と、ちょっとしんみり、だけどあったかい、そんな空気感が溢れた作品でした。 小説の挿絵を描いていること、それがストーリーの充実に役立ってもいるのかな?そんな活躍を感じさせる作家さんですよね。 ゲイの出会い系サイトで都市伝説化している書き込みで、待ち合わせの場所にやってきた剛毅と大学生の悠介の出会い。 辛い別れを経験して、もう…
途中怖すぎて、本気でゾクゾクっと鳥肌が立ちました。 しつこく好きだと告げてきたり、「友達でいい」なんて言いながら熱い視線を送ってきたり、よくBLでは見る設定なんですが。 それにだんだんほだされていく…という展開に慣れている私には、このお話はちょっと衝撃でした。 そうだよね。 私の目が腐目線だから許されるんであって、実際の生活の中では許されるはずがないことって、いっぱいあるんですよね。 …