麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

only you, only コミック

麻生ミツ晃 

何が正しくて、間違っているか

まるで小説を読んでいるかのように登場人物の心が胸にせまってくるお話でした。
とてもリアルでゲイとノンケのそれぞれの立場と想いが切実に伝わってきます。
クライマックスは圧巻で胸が痛くなって涙腺が刺激されました。
とてもシリアスで、絵も少し暗めなので好みの別れる作家さんかもしれないのですが、また色々考えさせられるとても好みの話しでした。
神評価を迷い中です!


子会社の新企画のプロジェ…

12

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

すごくやさしくしたいのに…

ヤバイ…ド真ん中入っちゃいました☆
話題の書ということで、このたび手に入れることが出来、
わくわくしながら読み始めました。

学生時代から、笠井(受け)を愛し続けていた遠藤(攻め)。
同窓会で再会したところからお話が始まります。

学生時代の怨恨が解けた後の、穏やかな友人関係。
メールのやりとりや家呑みなど、仲良しな場面が続き、
このあたりは安心して読めたのです…が…。

来…

6

ご主人様と庭師 小説

李丘那岐  麻生ミツ晃 

受けは流され過ぎ?

ネタバレなしで書きます。
あらすじにのっているくらいは表記しますが。

攻めキャラが変な(天然な?)人ということで興味があり(変な人好き)、手にとりました。
ノベルズ版は未読です。
李丘さんの作品自体、初読み。


日常生活かなりダメな人で、ナントカと天才は紙一重を地でいく楓が攻め。
かなりの資産家ですね、家屋敷もそうですが特許なんかもあるのです。
物理面の充実に反して、感情は…

1

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

病的なまでの一方通行愛??

文庫になる前から実は気になっていまして、
描き下ろしも読めるなんてラッキー!と
意気揚々とゲットしてみました!

読み進めると、“怖い”の意味がわかりました…。
なんかもう、BLじゃなくなってないか!?
(いえ、片想いの男に迫る男だからBLなんですけども;)
こんなストーカー、どうなったってほだされないよ!!!!と
ヒヤヒヤしていたら…。
ああ…やっぱり笠井の胃に穴が空いちゃっ…

12

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

怖い怖い怖い

でも続きが気になって一気に読んじゃう話でした。攻めのストーカーっぷりが酷すぎてもはやBLではない、ホラー小説、犯罪小説・・・これが本当にラブになるのか?と大いに疑問に思いながら読み進めましたが、最終的にはラブラブになり攻めが受けのパンツの匂いを朝から嗅いでいるというギャグ漫画のような展開に変わっていたというミラクル。振り幅大きすぎです(笑)。パンツのくだりはぜひイラストで見たかったですね。ギャグす…

16

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

狐と狸の組み合わせに改めて萌えました。

新刊チェックで、いつもの書店で特典ペーパーが付くということで、
予約して購入しました。

シャレード文庫で真崎先生の動物の人外モノといえば「もふもふ」シリーズですが、
挿絵が「もふもふ」シリーズでお馴染みの桜城やや先生ではなかったことと、
同じシリーズでもタカツキノボル先生や木下けい子 先生が担当していた時も
あったので、もしかして今回も違った切り口で関連しているのかなと思っていました…

4

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

ロミオとジュリエット?

『変身・もふもふ』系統としては、真崎さんの同じシャレード文庫の『もふもふ』シリーズ(うち1作だけは大好きなんだけど)と同じく、個人的好みにおいて微妙でした。
ただ、もふもふ成分は多かったですね。

ストーリーはあっさりさっぱり薄めで、さら~っと読めますがちょっと物足りないかな。でも、私はそれ以上にキャラクターがどうも・・・

佳寿(受)は18歳にしてはアホ過ぎ・幼過ぎな気はしますが、それ…

3

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

おバカなタヌキ、癒される~vv

なんとなく思ってた通りの感じでした。
おバカなタヌキとデキるなキツネ。

タヌキ族の佳寿が郷の渇水を救うために頑張るお話。
キツネ族が持ってる「狐の尾筆」を手に入れるために狐族の頭領(依吹)のもとへ。
ポメラニアンに化けて佳寿の屋敷に乗り込むのですが
お約束通りのタヌキです…素直で相手をを疑わずバカ正直?
化けの皮がはがれ伊吹に見つかります(^^;)

だけど伊吹もタヌキと分った…

3

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

やっぱりこのカプは凄い!

ノベルス版勿論既読ですが、プラネタリウムと書き下ろしが追加ということでやっぱり買ってしまった!

この本の醍醐味は攻めとなる遠藤のホラー的な病み具合です。
ストーカーとかもう色々と気持ち悪い!!!としか言いようがない男。
そんな男に執着された笠井もまた胃に穴が開いて血を吐いて手術するほどに彼に苦しめられるわけです。
ゲイの遠藤。
父親がゲイで男夫婦であることから、許容もあるものの”オカ…

11

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

すごい面白いのに、遠藤が怖すぎて本編は再読できません。

読みたいのに読むことが苦痛!
面白くて、ぐいぐい引き込まれるのに読むのが辛い!

途中で本当にめげそうになった。
読むのが辛くて気持ち悪くて、何がこんなに辛いのかと考えると、遠藤が気持ち悪いということに行き着く。

ストーカーだ、ストーカーだと聞いてはいたが、ここまでストーカーだとは思わなかった。
本当にストーカーだよ。

仕事から疲れて帰ってきたら家の前にいるとか、居場所がわか…

12
PAGE TOP