麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

ロミオとジュリエット?

『変身・もふもふ』系統としては、真崎さんの同じシャレード文庫の『もふもふ』シリーズ(うち1作だけは大好きなんだけど)と同じく、個人的好みにおいて微妙でした。
ただ、もふもふ成分は多かったですね。

ストーリーはあっさりさっぱり薄めで、さら~っと読めますがちょっと物足りないかな。でも、私はそれ以上にキャラクターがどうも・・・

佳寿(受)は18歳にしてはアホ過ぎ・幼過ぎな気はしますが、それ…

3

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

おバカなタヌキ、癒される~vv

なんとなく思ってた通りの感じでした。
おバカなタヌキとデキるなキツネ。

タヌキ族の佳寿が郷の渇水を救うために頑張るお話。
キツネ族が持ってる「狐の尾筆」を手に入れるために狐族の頭領(依吹)のもとへ。
ポメラニアンに化けて佳寿の屋敷に乗り込むのですが
お約束通りのタヌキです…素直で相手をを疑わずバカ正直?
化けの皮がはがれ伊吹に見つかります(^^;)

だけど伊吹もタヌキと分った…

3

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

やっぱりこのカプは凄い!

ノベルス版勿論既読ですが、プラネタリウムと書き下ろしが追加ということでやっぱり買ってしまった!

この本の醍醐味は攻めとなる遠藤のホラー的な病み具合です。
ストーカーとかもう色々と気持ち悪い!!!としか言いようがない男。
そんな男に執着された笠井もまた胃に穴が開いて血を吐いて手術するほどに彼に苦しめられるわけです。
ゲイの遠藤。
父親がゲイで男夫婦であることから、許容もあるものの”オカ…

11

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

すごい面白いのに、遠藤が怖すぎて本編は再読できません。

読みたいのに読むことが苦痛!
面白くて、ぐいぐい引き込まれるのに読むのが辛い!

途中で本当にめげそうになった。
読むのが辛くて気持ち悪くて、何がこんなに辛いのかと考えると、遠藤が気持ち悪いということに行き着く。

ストーカーだ、ストーカーだと聞いてはいたが、ここまでストーカーだとは思わなかった。
本当にストーカーだよ。

仕事から疲れて帰ってきたら家の前にいるとか、居場所がわか…

12

あの日、校舎の階段で 小説

佐田三季  麻生ミツ晃 

Love is a Disease

個人的に再読率一番高い作品です。
本当に好きで好きでどうしようもないぐらい好きな作品です。
文庫化を知った時声出して叫んだぐらい嬉しかったです。(苦笑)

目当てはもちろんノベルス未収録作の「プラネタリウム」と書下ろしです。
「プラネタリウム」を読んでまた泣かされてしまいました。
優しくしたいのに、つい意地を張ってしまう短気な笠井。
笠井に切り捨てられるがこわくて相変わらず変態で重い…

22

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

思ってたより…

ショタっぽい(ぽいというだけそこまででショタではない…と思う。挿絵が少年っぽいからかな?)
真崎先生のもふもふシリーズは一作ごとの動きが少なくてちょっとマンネリ…と思っていたのですが、いやーこれは面白かったです。

最終目標に向かって佳寿(受)がしなければならないことが明確で、最後までそれがぶれないので安心して読めるのです。
依吹(攻)がどう出てくるかが読めないところのはずなんですが、この…

7

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

なごみTNK

タヌキに癒されそうな気がして手にとった本です。
二次元のタヌキってなんであんなに癒し系なんですかね~。
タレ目だからですかね。体つきも丸っこいからかな。
人が良くて楽しいことが好きっていうイメージが強いタヌキさん。
平成狸合○ぽんぽこもそんな優しいイメージでしたもんね。
そして対するキツネといえば見目麗しくずる賢くて変身が上手いというイメージ。
本書も通念的に人が持つイメージに違わずそ…

5

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

分福茶釜に八百八狸

日本三大狸話を思い出させるような四国の狸の里と狸と狐の昔ながらの因縁を
取り混ぜながら、ロミジュリの雰囲気もある犬猿ならぬ狸と狐のファンタジーラブ。

狸の里が 干ばつで危機的状況になった時に、里の地主の次男である佳寿が
里を救う為狐が持っているだろう『狐の尾筆』を手に入れる為に都会に出向き、
狐の直系が暮らす屋敷に潜入する為に変化の苦手な佳寿がブサイクワンコに変化。

筆を探す為に…

4

キツネとタヌキの恋合戦 小説

真崎ひかる  麻生ミツ晃 

狸かわいや☆

麻生ミツ晃さんの表紙イラストにヤラレマシタ♪
耳四つはご愛嬌というか、狐が眼鏡設定の為にどうしても人間耳が必要だったとか(笑)
それにしても、この狸のキュートな事v
作中で、狐はもふもふが好きで尻尾をかわいがるのですが、この色合いとふんわり質感にうんうん!って思います。

お話的には、山奥の狸の一族の住む里の水がめである大池が日照り続きで干上がり始め、農業で成り立つ彼等にとって水がめの枯…

4

ドラマ 小説

朝丘戻  麻生ミツ晃 

一口に悲恋とは言えない。

ハッピーエンド史上主義な私ですが、朝丘さんの書かれる小説は、たとえ悲恋であっても納得できます。
「実る恋」じゃなくても、気持ちが繋がっていて「結ばれる恋」という在り方も素敵だな、と思わせてくれた最初の作品です。
彼女の小説を読んでいる時は、SEAMOの『マタアイマショウ』が脳内でヘビロテしてます。

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