麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

大事にされること

小説の挿絵のイメージが強い麻生先生ですが、オリジナル漫画作品も小説っぽい。BL作品らしい展開なのですが、見せ方、キャラの作り方、演出、台詞回しがうまいので心に残る作品でした。

生き辛さの中でもがく人物が好きなので、すみれ(受け/バーテンダー)がお気に入りです。
すみれの心境とか言動が深く理解できて、とても腑に落ちました。明らかに不幸な生い立ちなのですが、自分から過度にそれを告白した上で佑真…

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only you, only コミック

麻生ミツ晃 

切なくて苦しかった

今更ながら、やっと読みました^^;
やっぱり麻生先生の作品は切ない……
胸がキュっとなりました。

サラリーマンの上司と部下のお話。
興味から始まった関係が、いつしか本気に……
といっても、真木はずっと須藤のことが好きでした。

じゃあ、両思い♡とならないのは、
須藤が経営者一族であり、
父親が須藤の政略結婚を画策しているから……

お父さんね、分かるよ息子に苦労させたくな…

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スイートビターキャンディ コミック

麻生ミツ晃 

引け目を感じる受けも程々じゃないとキツイ

感想を。

チデブくん改め川口くん。高校一年からずっと憧れてた金谷に卒業式で酷いことを言われ、ダイエットして2年後同窓会で再会して…。

うーん。ちょっとどちらも説得力に欠けますね。川口くんは金谷に再会して頑張って変われたねって言って欲しくて好きなんだと自覚して。

金谷は煙草体に悪いよって言われただけで?いや他にもあるんだろうけど、それで実は好きだったって動機が説得力ないなあ。5年間…

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きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

不幸な受けが辛かった…けど!

二人の勇気に幸あれ!

すみれの生い立ちから育った環境から現在までが辛い。そんな事実に慣れてしまって受け入れているすみれが辛い。

攻め(漢字が変換できず)がものすごい色んな意味での距離を乗り越えてすみれに会いに来て。
すみれは根気よく相手して悩みを聞いてあげて。

そして攻めが大学生になり…。

お互い勇気を出して、主にすみれが怖がったり逃げたりしながら、攻めへの気持ちをやっと…

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COLD FEVER コミック

麻生ミツ晃  木原音瀬 

違和感なく入り込めました

原作読了。大好きなシリーズです。

コミカライズもずっと気にはなっていたんですけど…原作から感じたイメージが塗りかわる可能性が怖くてじっとしていました…。
が、それから日も経った今回。おもいきって一番好きな最終巻を読んでみました。

原作を読んだ時と同じ胸の痛み、ズキズキを感じることができました。
この夢中にさせてくれる痛みが付き物であり魅力であるよCOLDシリーズ。

原作にも負…

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きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

タイトル通りの素敵なラスト

主人公二人の気持ちの揺れ動きをゆっくり丁寧に描いていて、
とても素敵な作品だと思いました。

出会ってから結ばれるまで数年かかっており、
二人の気持ちが通じ合うまで時間がかかっている分、
とても共感できたし、読み進める手を止められませんでした。

ただ、すみれの境遇が可哀想すぎて泣けました…
起こってしまったことはどうしようも無いけど、
すみれが悪いわけではないので、本当に辛かっ…

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夜の落下 コミック

麻生ミツ晃 

実は優しいストーリー

最高!
2つの作品が収録されていますが、
そのどちらも最高でした!!

表題作『夜の落下』は、攻めの多田がSの話です。
Sといっても、サドのSではなくて……

また、受けの九鬼も訳ありで、
多田に調教?されていくのですが、
なんともなんとも官能的でした。

九鬼の足の指に、多田の手な指を絡ませてするセックスが、
とても印象に残りました。


同時収録作『やがて、恋にな…

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リバース コミック

麻生ミツ晃 

なにこれ、面白いんですけどっ!

麻生先生の絵が大好きでコミックスはほぼ持っていますが、電子ということと、オメガバースはあまり好みではないので手を出しませんでした。

が。読んじゃいました。つい。
まだ(1)だけですが。
だって、絵が綺麗なんですもん。

で、攻めの吐木(刑事)と受けの化野(書いていない小説家)は同じ施設の出身でαとΩ(?)の番。
なのですが、吐木の化野への愛はだだ漏れなのに受けの化野はそうでもない。…

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COLD THE FINAL 小説

木原音瀬  麻生ミツ晃 

じんわりと涙流れる

ファイナル!!
苦しいことたくさんあったけど本当に良かったね(涙)(涙)(涙)と顔濡らしながら拍手しました。


トップバッターは透と藤島さん。

藤島さんが甘い匂いのする甘いあの頃の彼(記憶喪失中の透)を待っていた…ってはっきりと知らされるとこう胸にくるものがありますよね…。
おまけに穏やかで微笑ましくさえあったある種の平和だった頃の二人を見せてもらい…
体を気遣ってくれる記憶喪…

5

きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

素敵な作品でした

凄く重たくて、幸せな作品
タイトルの「きっと」の意味が深い作品

ママの言葉が重たくて、涙が出ます
言葉に無駄がなくて
画も繊細で、表情がたくさん語っていて
本当に素敵な作品でした

読み進めるのがもったいないと強く思いました

ストーリーは、真新しいものというより
どこかで読んだことがあるような感じのものですが、展開や心情描写が繊細で
幸せな結末がまっているのだと思うのに…

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