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27/66(合計:652件)
木原音瀬 麻生ミツ晃
きほ
ネタバレ
COLDシリーズスピンオフ。透の友人、楠田の話。 攻めが明らかに凡人ではなくやばすぎて、え?!となりながら読みました。 個人的には本編よりもスピンオフが好きだなとこの1冊目の時点では思っていました。 作中で登場する透がきちんとした大人の男になっていてドキドキします。本編の時よりもそれから数年経って生活している透は魅力的です。 干された天才俳優である攻めは常識を逸脱しているので苦手な方は…
のりおちん
読み応えがありました。こういう番外の短編を一冊にまとめた本にはぶつ切れ感を感じてしまいがちなんですが、それぞれのお話にボリュームがあって、またお話とお話の間にあまり時間経過がないことから、違和感なくするすると読むことができました。 『美しいこと』シリーズでいうところの小冊子『愛すること』のように、もう『COLD THE FINAL』にひどく傷つく登場人物は出てきません。超問題児の攻め組、透と…
佐田三季 麻生ミツ晃
ふばば
執着攻めの最高峰作品。 最右翼、金字塔、なんと言っていいかわからないくらい頂点。 この作品の攻め・遠藤が受けの笠井にしでかす行動は、もはや犯罪と言えると思います。 高校時代の喧嘩が元で親友関係が壊れずっと音信不通だった2人が、もう1人の親友のお節介で再会し… そこから笠井の悪夢が始まります。 視点が笠井ということもあって、待ち伏せや入り浸り、家も近所に引っ越してきて熱く湿った目つきで…
麻生ミツ晃
はるつき
作家買いです。 麻生ミツ晃先生のストーリーは本当に外れがない。 同時収録も含めてよかったです。 最初から最後まで名場面、名台詞だらけでした。 その中からひとつあげるとしたら... 「怖いですね、でも立派だ」という九鬼の母に対する氷室の言葉がすごくはっとさせられました。 自分を「欠けた大人になってしまった」という九鬼が痛々しくて...九鬼に感情移入すると、どうしても母が悪者に思え…
タテ
これはたまらなかったです。 映画のようなストーリー。主従もののような関係。 攻めのすごくまれな乱暴な言葉遣い・・・ 琴線にふれまくりでした。 この内容に絵がぴったりで、とても7年間かかっているように感じられないくらいです。 ほんと素敵です。 夏の花火のもとでの旅館での初エチ。に至る直前の 受けが逆恨みのおっさんから受けた傷に 遠慮しない力で抱きしめるシーンの美しさったらない…
tomohi0501
凄く良かった 本当におススメの一冊です タイトル作は、本の中盤で出てきます 最初は、長男のお話 高校生の甘酸っぱいお話 麻生先生の繊細な描写が光るお話でした 世話焼きたがりお兄ちゃんが、馴染めない転校生を気にかけるよくある王道ストーリーなのに、とても良かった タイトル作は、先のお話の同級生と攻めの弟のお話 前の作品でもほんのり絡むことがあったのですが、綺麗に伏線回収されてい…
あさだ2枚
6年前の作品ですが、さらに前の作品の印象を受けます。同族経営の会社で、社内メールで噂話が回ってる…出版されたのは平成ですが令和の今読むと昭和すら感じる作りをしています。それは恋愛の描き方についても同じで、メロメロのメロドラマです。 どうしても不愉快なのは彼らが恋愛を優先させて仕事に穴を開けるところですね。人間ですから致し方ないとはいえ、軽率に人に迷惑をかけるんじゃないよと。特に須藤(年下 常…
表題作の終わり方、すごいですね。 ぞくぞく?ぞわぞわ?しました。 恋とはなんだ。から始まる笠井の葛藤が凄まじい。 面白いストーリーの鉄板ネタは主人公が成長していくことだと言われていますが、まさにそれです。 話の序盤で元カノに振られた時の笠井と、ラストの笠井は全然違う。 その変化をもたらしたのが遠藤ですから、いやー、いいカップルですね。 ...って、簡単には思えないわ!!(笑) な…
小説の挿絵のイメージが強い麻生先生ですが、オリジナル漫画作品も小説っぽい。BL作品らしい展開なのですが、見せ方、キャラの作り方、演出、台詞回しがうまいので心に残る作品でした。 生き辛さの中でもがく人物が好きなので、すみれ(受け/バーテンダー)がお気に入りです。 すみれの心境とか言動が深く理解できて、とても腑に落ちました。明らかに不幸な生い立ちなのですが、自分から過度にそれを告白した上で佑真…
ぷれぱーる
今更ながら、やっと読みました^^; やっぱり麻生先生の作品は切ない…… 胸がキュっとなりました。 サラリーマンの上司と部下のお話。 興味から始まった関係が、いつしか本気に…… といっても、真木はずっと須藤のことが好きでした。 じゃあ、両思い♡とならないのは、 須藤が経営者一族であり、 父親が須藤の政略結婚を画策しているから…… お父さんね、分かるよ息子に苦労させたくな…