麻々原絵里依さんのレビュー一覧

ロマンティスト・テイスト 小説

坂井朱生  麻々原絵里依 

強気でやんちゃでも本当は

なんだかとっても懐かしい作品、新書で読んだのははてさてどのくらい前だったか
16,7年くらい前になるでしょうか、以外に古さを感じさせない感じでしたね。
14才で母親に捨てられ中学中退で一人生きる為に働き始める。
かなりハードな受けの晶ですが、美貌に似合わぬ強気でやんちゃと言うより乱暴な
物言いをするのですが、偶然成り行きで同居するようになった何でも屋の社長と
初対面から印象最悪みたいと思…

3

昼も夜も 小説

きたざわ尋子  麻々原絵里依 

きたざわ先生デビュー作! 甘いです♡

世界観は当時のまま大切に残し、読みやすいように手直しはされているようです。

最近の作風と違うのは当たり前なんですけど…
きたざわ作品の原点がたくさん詰まった作品だなあと思いながら、楽しく読ませて頂きました。
荒削り感は否めませんが、私はこのお話好きでした。

人気バイクレーサーの志賀 × 高校生の尚都の年の差&年上攻もの。

尚都は人気バイクレーサーの志賀に憧れを抱いています。

1

辛口食堂 コミック

麻々原絵里依 

続きだと思っていいんだよね?

結局どっちとくっつくんだろうか???

お話としてはシェフのお話でして
行きつけの店のシェフが倒れ、東は頼まれて料理をすることに。
その店恒例の食事会(決まった4人の)みたいなものがあって料理を提供するのですが
そこからどんな恋が始まるのかな~と思ってたんですが、恋愛系でもなく
その中の1人がバイ(雲井)でなんとなくモーションかけてくるんだけど
どこまでが本気なのかよく解らないような…

3

ほろ苦くほの甘く 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

遠野先生には珍しいお話展開‼

こんなお話もかける方なんだなあと‼

地に足のついた普通のサラリーマン同士の、地味で臆病で、迷ってばかりの恋愛模様でした。
でも、その地味で普通なお話が、逆に新鮮で心に残りました。

遠野作品特有の、自信に溢れて傲慢なキャラは登場せず、メインキャラにしても、当て馬みたいなキャラにしても、優しくて、臆病で、じりじりもどかしい距離感を楽しめる作品です。

内容は、ノンケで上司•須藤 ×…

4

かわいくなくても 小説

松雪奈々  麻々原絵里依 

男前乙女な健気受! 一途な妄想男子です‼

『淫魔が~』シリーズが面白かったので、他の作品もと思い手にとってみました。

麻々原先生の挿絵にも魅かれちゃいました。
どうみても男前で体格差なしな2人なのに、どうしてレース編み⁉…みたいな(笑)
しかも、表情と背景が乙女チック‼
実際読んでみても、よく雰囲気がでていて良かったのもポイント♡

内容は、研究職でゲイ•章吾×引っ越し屋で男前乙女•大和の同級生で10年愛だったお話。

2

ハニークラッシュ 小説

神奈木智  麻々原絵里依 

薄っぺらい。

『ハニービート』の続編です。が、別に前作未読でもたいして困らないとは思います。

相変わらず、エリート・天才という『設定』のユン(攻)の、花(受)ラブラブ!を見せられる、ただそれだけと言ってはあんまりですがまあそんな感じです。
とにかく薄い・浅い。

事件ものというか仕事ものの要素が強いんですが、それにしては上辺だけという感じでなんとも中途半端でした。
う~ん、そもそもこのシリー…

0

ハニービート 小説

神奈木智  麻々原絵里依 

如月だから『ハニー』。

設定は結構好みです。イラストもまあよかった。でも、トータルでは今ひとつでしかないんですよ。

とにかく、ユン(攻)のキャラクターがどうもよくわかりませんでした。

誠実さを出してるかと思えば、離れてた間に浮気(浮気で裏切りとしか思えません)してたり、ぶれ過ぎ・揺れ過ぎでコイツはいったいなんなの!?って感じだったんです。ですから、ラブにも思い入れようがない。

こんな芯のないヤツに…

1

Chara BIRTHDAY FAIR2010 キャラ創刊15周年記念(禾田・長門・麻々原・円屋) グッズ

今更読みました

2010年にフェア本を買って、書店から貰った小冊子。
手に入れた当初もよんだはずですが、すっかり内容を忘れて再読。

読んだことある電子書籍の作品が二つもあった!
(きぐるみプラネット、年下の流儀)

きぐるみ〜
本作の出だしより、ちょこっと時間を遡ったお話。
カワイイ着ぐるみを着たアリタが、あんな美青年って、
この番外編をみて誰が思うだろう(笑)
こういう経緯だったのねと、一…

0

光の雨 ―贖罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

BL的には?だけど面白い

未完の小説の完結編、でもこの手の作品には本当の完結はないのではと思えるような
ラスト展開で、BL的には違うのではないかと感じてしまう。
野々宮と伊能、二人の恋愛的な面で云えば前作の方がアリでした。
伊能が過去のこだわりを野々宮との再会で踏み越えて前向きになる、
野々宮の強さに助けられながら、検察官として、今まで以上に取り組む姿が印象的。

続編の完結と言う事でBL的な何かがあるかと思っ…

8

光の雨 ―贖罪― 小説

かわい有美子  麻々原絵里依 

硬質な読み応えのある人間ドラマ、光溢れる完結編

面白かった!
未完と知らずに旧版を読み始め、続きが読みたくてもだえた本作。
10年以上のブランクを経て、新装版上下二巻で刊行。
下巻にあたるこの「贖罪」の後半3/2程が、書き下ろしの完結編にあたります。
(書き下ろし以前のレビューは、旧版の方で書いているので詳しくは割愛します。)

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大学時代の先輩後輩だった二人の検事の物語。
親友の渡瀬を失…

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