麻々原絵里依さんのレビュー一覧

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

綺麗な文章なもんだから、切なさ2割増し

 BLって、どこかありえない設定が入ってて、「ありえないーあはは」と泣いたり笑ったりしながら、その設定も丸ごと楽しめてしまうところがあるんだけど、凪良さんの作品は、いつもリアル設定で、すごい引き込まれる。実際、文人のような男の子が町のどこかにいても全然不思議じゃないなあと思ったから。

 ゲイであることを自覚し、そのことに苦しむ文人がネットで知り合った男性アルタイルに思いを寄せる。でもアルタイ…

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泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

爽やか〜

表紙買いしました。もともとビール大好きなのでビール片手の表紙に一目惚れです!笑
あわよくば、ビールプレイなんかも期待しておりましたが...そんなものはありませんでしたね笑

できる新人である中村が杉崎課長に恋してます。この中村さんのところどころの妄想のページが楽しいです。
私もよく好きな人でやってます笑

この作品、中村が受けなのか攻めなのかよくわかりません。
途中まで、攻めだと…

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十三階のハーフボイルド1 小説

ひちわゆか  麻々原絵里依 

不器用な者同士の不器用な恋愛

不器用な者同士の不器用な恋愛模様を描いた『ハーフ』ボイルド小説です。

ある日、攻めの原は友人でずっと恋い焦がれていた警察官僚の奎吾から、
「ゲイの乱交SMパーティーに参加して情報を探ってきてくれ、交換条件として一晩一緒に過ごしてもいい」と言われることから話は始まりますが・・

最初に断っておくと、このゲイの乱交SMパーティー、凄くえげつない名前のくせに肝心の内容についてはいっっさい触れ…

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Time Away 小説

和泉桂  麻々原絵里依 

和泉先生&麻々原先生に期待したが……

先日罪シリーズの新刊を読んで、「やっぱり和泉先生好きだ〜!」と思い、
パスしていた最近の作品を手に取ってみた。
麻々原先生の挿絵も好みだし、ん?クローン?
当たるやら外れるやら?と読んでみたのだが……。

うーん。
正直、作者の新境地開拓とはならず、
何が書きたかったのかよく分からない話だったと思う。

別に話自体が分かりにくい訳ではない。
密に愛していた父親を亡くしたばかりの…

3

茅島氏の優雅な生活~プロポーズ編~ コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

淋しいなあ。

コミックスもこれが最終巻。
元々、淡々とした話なので、最終回といってもこれから先もこのままなんだろうなあという感じで……でも矢張り好きな話なので終わってしまうのが淋しいです。

最後まで澄人さんは無表情のまま、何を考えてるか分からない御方でした。
しかし、そこがいい!
原作の挿絵は日高さんだそうで私も大好きなのですが、日高さんの無表情だと「この人はいつか自分を捨てる」みたいな突然の悲劇エ…

3

茅島氏の優雅な生活 英国旅行編 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

淡々とした雰囲気がたまらない。

前巻が好みだったので、慌てて続きを買ってきました。
強制お見合いと英国旅行のお話。
こういうお話に出てくる女性は微妙な事が多いのですが、お相手の女性は素敵でした。
澄人さんもそうですが、裕福過ぎる家庭で育つと普通と感覚が違ったりするじゃないですか。いわゆる普通の女性の持つ嫌な面が一切なかったので、澄人さんとは違うベクトルですが彼女も浮世離れしている気がしました。
こういう女性、大好きです。…

3

茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

これは可愛らしい!

あら、麻々原さんか懐かしいと気になってはいたものの、何となく手を出せなかったのですが何でか勢いで買ってしまいました。
当然のごとく、原作は未読です。

こ、これは!!!
えらい想像以上に可愛いのですけれど。
この逆パターンだったら多分苦手でしたが、富豪がぼんやりした受けっていうのはたまりませんね!!
話はまあ淡々としていますが、淡々とした平和な話が好きなので無問題。
それなりのシーン…

4

狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

続きも読みたい!プリーズ!


探していました。そしてやっと入手!
『狼を狩る法則』の続編です。
カップル自体は別ですが、前作で彼らは登場済みでした。
それなので出来れば前巻から読まれる方が世界観に浸れると思います。
それに人狼たちのシステムも理解しやすいです。
もし前作を読まれないで手をつけるなら、後書き部分に少し説明が載っていますので、お先に目を通しても良いかもしれません。

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8

パラダイスより不思議 小説

松前侑里  麻々原絵里依 

人生、生まれ変わってみたら…

松前侑里さんの作品は丁寧に書かれていて好きです。

主人公の悠は、自殺しようとしたところ、ペット探偵をしている貴広に拾われ、探偵業を手伝うことになる…という出だし。
死に損なったんだから、新しく生まれ変わったつもりで頑張れ、と周りに言われ、自分も新しく生きるつもりで探偵業を頑張る悠。
何だか重い感じですが、内容はそんなことはなく、ほのぼの職業もの、それも動物が2人の間につねに侍っているので…

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狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

年の差体格差がツボ

翻訳物を読むとよくある表紙の折り返し部分の登場人物紹介。
わたしはカタカナ名前を覚えるのが苦手なので(多分漢字の字面で覚えているのですね)、こういう仕様はひじょーに助かるのですが、こちらの作品にはそれプラス麻々原さんのイラストつきの紹介もあって、とても親切設計でございます。
表紙も、麻々原さんのシンプルなイラストが翻訳物にはピッタリです。

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攻め…

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