麻々原絵里依さんのレビュー一覧

乗るのはどっちだ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

タイトルがネタバレ?

愁堂れなさんお得意の刑事物です。

麻薬取締官の青江が、ホストクラブに潜入捜査中、捜査対象者が別件で警察に追われ逃げた隙に轢き逃げされ死亡してしまいます。
その対象者を殺人事件の容疑者として追ってきたのが、紅原、警視庁捜査一課の警部でした。

青江は、捜査対象者が口封じにヤクザに消されと思っていたのですが、警察の見解は麻薬絡みでは無いと言い…
青江が潜入捜査中に捜査対象者が死亡して捜査…

8

ダスト・バニーの襲撃『狼の見る夢は』出版社特製SSペーパー グッズ

仮面のいらない幸福な時間

本編の帯にこのペーパーのことが明記されておりましたので、この帯が付いている頃にはまだ封入されてくるのだろうと思います。
ちなみにわたしはamazonにて購入。
SSではありますが11ページですから、比較的長めではないでしょうか。
本編ラストでは、マットの弟二人を預かっていたオーブリーたち。
そんな二人と弟たちのお話です。

オーブリーは暖かい家庭ではあったもののセレブ的な育ちをしていま…

4

狼の見る夢は 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

メイトという抗えない運命の存在

ラングレーさんの三冊目の人狼本。
と言っても間に短編(こちらは雑誌掲載の後、電子化されました。別カップルです。)が挟まれましたが。
今回は一冊目の受け(キートン)の兄と、二冊目の攻め(ジェイク)の知人という組合わせとなっております。
ちなみに500ページ弱の文庫です(苦笑
ファンは嬉しい!でしょう。

**********************
攻めのオーブリーはキートンの兄であり…

15

恋する狼 狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

珍しくベッタリ従順乙女系受けオメガ

小説ディアプラス(2015年フユ号&ハル号)に掲載された短編で、わたしは雑誌を基本買わない為に読めずにいて悔しい思いをしておりました。
文庫化は量的に無理だろうと諦めていたので、こうして発行されてとても嬉しい!
新書館さん、本当にありがとう!チュっチュッ♡

J・L・ラングレーさんの人狼シリーズではありますが、お話自体はカップルも人狼の群れも既刊とは違うので単体でも読むことは可能で…

12

泡と欲望 コミック

麻々原絵里依 

引っ張るなぁ~

ものすごく、良い感じになったなと思ったら中村の妄想だったりで……その妄想が4~5回くらいある。

これからが楽しみな所で終わってます。
二人はキスまでしかしてないから、もったいないな。

仲の良い二人なんだけど、付き合うとははっきり言ってないし恋愛要素は少ないかも。
描き下ろしでベッドまで行ってるけど、お互いに突っ込む方だと思っていたらしく……何かあったのか、何事もなかったのかで終わっ…

0

ハニートラップ 小説

愁堂れな  麻々原絵里依 

ハニートラップと言うよりも潜入捜査?

愁堂れなさんお得意の2時間サスペンスドラマ調物です。

所轄のイケメンランキングで、三年連続1位で殿堂入りした程のイケメンの新妻一美(攻)
但し、空気が読めない為、自分がモテている自覚はありません。
その一美が、正義感から刑事課長を罵倒し、離島に飛ばされると覚悟していたのですが、辞令はまさかの警視庁刑事部捜査一課勤務。
しかし、配属先は特殊捜査係という聞いたことも無い部署で、捜査一課長か…

3

ロマンスの演じかた 小説

砂原糖子  麻々原絵里依 

田舎芝居のハリボテ感

砂原さんは、安定したクオリティの作家さんだと思っている。
加えて、絵師の麻々原さんの表紙も素敵だったので、購入。
そして、幼馴染みものは好物……

これだけ揃っていながら、残念ながら結果はNo Good。
何が問題なのだろう?と考えてみたのだけれど、
大筋のストーリーというよりは、細かいところが作り物めいて
やりすぎなところが不味いんだと思う。

幼稚園からの腐れ縁の、高校生二人…

11

きぐるみプラネット 2 コミック

麻々原絵里依 

ハッピーエンドで一安心

アリタが倒れちゃったりインディがCIA?だったりなんだかんだと起ったけど、最終的にはハッピーエンドで一安心しました!
アリタと大輔のお互いを最優先に思っているところは、まさに王道で純粋でかわいかったです。
ただきぐるみで地底人で地底人を捕獲しようとたくらむ人まででてきて、と盛りだくさんだったために、2巻は物語を終わらせるために進んでいる気がして少し残念でした。
でも最終的にはきれいにまとまっ…

0

きぐるみプラネット コミック

麻々原絵里依 

ほのぼのでもふもふで可愛くて、ほっこりします。

タイトルの通りほのぼのでもふもふで可愛くてほっこりします。
久しぶりにキラキラの王子様を読んでみたい。でもただの王子様って気分でもないな…ってことで古本屋でふらっと立ち読みして購入しました。
きぐるみはもふもふで可愛くて、きぐるみなのに表情があって個性的なのが魅力的です。
その中身もまあキレイな王子様お姫様揃いでこれぞ美形!といった感じです。
アリタは純粋で可愛らしかったです。
全体的に…

0

いとしさを追いかける 小説

杉原理生  麻々原絵里依 

過去→未来の2部構成

前半「テレビの夜」と後半「いとしさを追いかける」の2編からなる1冊。
過去に途切れた関係を修復させる、再開ものです。

杉原さんの御本はそんなに多く読んだわけではありませんが、どれを読んでも作者象がぶれていない稀有な方だと思います。いつでも思ったとおりのイメージをくれる作家さんです。

「テレビの夜」
1歳差の先輩と後輩のお話。
主人公の杜国は母子家庭で育ち、入学した高校に母親が愛人…

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