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79/120(合計:1197件)
凪良ゆう 麻々原絵里依
キリヱ
ネタバレ
ゲイである事を隠している以外、特に悲惨な設定のない普通の家庭の子が、好きになったメール友達は実は姉の婚約者だったというお話。 キャラメルの様に甘く、時折歯にくっついて不快になる感じの小説でした。でも嫌いじゃないです。とても好き。 あまりに「ああ、あるある」という事が多過ぎて、色々過去を思い出してしまいました。 似た心境に陥った事のない方は、「なんだ、こりゃ」としか思わないかもしれません…
久我有加 麻々原絵里依
はるぽん
土地の名士の息子×公務員、元高校の同級生同士。 世が世なら殿様、という家系の攻め。小学校のときから受けのことが大好きで、受けにはずっと相手にされてなかったのを、ひたすら押して押して10年後にようやくモノにする、という話。 それまでは困った相手だとしか思っていなかったのに、一緒に仕事をすることになって攻めのことをだんだん好きになっていく受けさんの感情の動きが、しっかり書き込まれていてよかったです…
葉山なつ 麻々原絵里依
snowblack
抱き枕はお好きですか? いえ、まぁ、私は好きですが(笑) アイドルやキャラクターのついた抱き枕を見るたびに これを抱えているって、なかなか微笑ましいというか 自分の寝相だとなかなか悲惨なことになるなぁ…… などと想像していたりしていたものだから、 読み始めてそんな連想があれこれ浮かんで、笑ってしまった。 ☆ ☆ ☆ ということで、本作の受けは…
きたざわ尋子 麻々原絵里依
こにしそる
最初表紙をみてF1ものかと思ったのですが、バイクレースものでした。 バイクレースの知名度の低さなども切々と書かれてるし、どんな業界かもわかりやすく書かれていて読みやすかったです。 きたざわさんの本は何冊か読みましたが、既読でこれが一番好みかも…と思えました。 デビュー作の再販らしいのですが、書き下ろしの短編がラストに入っています。 高校生でバイクレースをしている尚都は業界で有名なレ…
市村奈央 麻々原絵里依
麻々原さんの挿絵とバレリーノが主人公という設定に惹かれて 手に取った初読の作家さん。 蜜色といういかにもな甘いタイトルとはちょっと違って 適度に硬めでクールな文章に好感が持てる。 キャラクターの設定やその行動とセリフ、 バレエの描写も読み応えがあって自然で、 個人的にはかなり気に入って読んだ一冊だった。 ☆ フランスで生まれ、10歳からオペラ・ガ…
Krovopizza
ガルニエ宮(パリ・オペラ座)のバレエ団をやめ、日本へやって来たナオキ(受け・21歳)。 そこで、母のバレエ団に所属するダンサー・清親(攻め・21歳)と出会い…。 ストーリーは、挫折経験のある天才同士が互いに高め合うことで弱点を克服し、愛も深めていくというもの。 真面目にストイックにバレエに取り組む二人を応援したくなる、シンプルながら大変引き込まれる展開です。 幼い頃からバレエ一筋に…
雀影
地方の城下町の若様(旧藩主の直系の三男坊)に、小学生の時に(それも転校で2年ほどしか一緒の学校にいなかったのに)見初められてしまった主人公が、子どもの頃に適当にいった約束などすっかり忘れて、就職のため町に戻ってきたら、相手はその約束は果たすべく着々と努力をしていて、そのアプローチに辟易としながらも、その人間的魅力にに惹かれていたことに徐々に気づいていくお話。 若様がいろいろスーパー過ぎて、この一…
小林典雅 麻々原絵里依
年下のぼんくらイケメンと女装が似合いすぎるオカン系肉食男子の幼なじみラブ。 紘斗の怒濤の脳内妄想とトークが楽しい。 さすがに女系家族内で鍛え上げられただけのことはある感じ。 幼なじみ物の王道設定の、お互いに子ども過ぎて最初のきっかけを掴み損ない、ズルズルとすれ違ったまま無駄に年月を過ごしてしまうが、実は両想いで、めでたしめでたし、っていうお話。 女装しての練習デートってのも、よくある設…
紬羽葉
表紙で時代物?と思ったのですが、現代ものです。この表紙にストーリーがぎゅっと凝縮されています。 小学生の2年間住んでいたことのある地方都市の市役所に勤めることになった光(受け)。 光はその小学生時代に同級生の兼城(攻め)に「嫁になれ」と求婚された過去があります。 昔の話でもう忘れているはずと思っていた光は、結婚の準備万端で待っていた兼城に振り回されます。 この土地で昔はお殿様とされ…
遠野春日 麻々原絵里依
宮原きの子
澄人さんのキャラはBLだから可愛く見えるんだろうな。 庭師が勝手についてきた澄人さんを平手打ちしちゃうシーンがあるんだけど、えっ?叩いちゃうの?って感じでした。 わがままで頑なな澄人さんにわからせるためなのかとも思うけど。 澄人さんは叩かれてどんな気持ちだったんだろう。 「両親にも叩かれたことないのに…」って感じだったんだろうか。 庭師に叩かれて嬉しかったのかも。 澄人さん…