麻々原絵里依さんのレビュー一覧

雨降りvega 小説

凪良ゆう  麻々原絵里依 

素晴らしい

ストーリー重視の方には超オススメで、静かな感じ。
美しい物語で、この2人は幸せになれるのか!?ドキドキしながら読み進めていきました。
私の好みドストライクでしたので、神作品とさせていただきます。

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色悪作家と校正者の純潔 小説

菅野彰  麻々原絵里依 

愛を自覚して哀しみが生まれる

文学のために生きている作家と、その作家に出会うまでは文学の中でしか生きてこなかった校正者のシリーズ、三作目です。
相変わらず、大吾と出会ったばかりに『実社会に』生まれてしまった正祐のいとけなさが可愛らしくも、どこか哀しいお話でした。特に同時収録の『色悪作家と校正者の明暗と吾輩は猫である』は、その色合いがとても強い。
物語世界に登場する者達と『友達になったことのある』方は、胸に詰まるお話ではない…

1

狼の見る夢は 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

期間限定の恋のはずが…

第1作の主役のカップル(受け)のお兄さんオーブリーが主役
ややブラコン気味なところがありながらも間違った方向に行ってすれ違ってしまったけれど誤解が解けて弟とも義弟とも仲直り…と思ったけれどこのお兄さんには何やらまだ隠し事がいろいろあるらしいのです。

弟の友人が大学に通う間下宿させることになった
やってきて初日でメイトであることが判明!
またもや同性カップル誕生
家も事業も継ぐ身のオー…

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狼の遠き目覚め 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

人狼の探偵と人から人狼化した消防士のラブストーリー

人狼シリーズ第2弾

前作で主役カップルの友人二人の物語

私立探偵で人狼のジェイク
前作で大怪我を負い人狼の血で命が助かったあと人狼化した消防士のレミ

殺人事件に虐待・DVとシリアスで痛くて重い展開でした。

ジェイクは一目でレミが自分ののメイトだとわかったけれど、突然の人狼への変化に戸惑っているのに男と運命の伴侶という事実を告げられずにいたけれど、レミの訳ありなことと現状の…

2

狼を狩る法則 小説

J.L.ラングレー  麻々原絵里依 

予想以上に面白かった!翻訳BL小説の人狼もの

モノクロームロマンス文庫初読みです。

BLに限っては翻訳物はどうも食わず嫌いなところがあって手に取りにくいのですが、このシリーズはあらすじを読んで気に入りいつか読みたいリストに入れていたものです。
こちらでの評判も良く勇気を持ってシリーズ揃えてみました。
結論は自分の中の高いハードルを超えて読んでよかったと思ってます。

狼に変身できる超人的な体力を持つ一族(人狼)が主役の物語。

3

恋人は、一人のはずですが。 小説

楠田雅紀  麻々原絵里依 

心情描写が良い

初読み作家さん。
試し読みをしたときに、冒頭(事件シーン)から作品世界に引き込まれたことと
麻々原絵里依さんファンということで購入。

頁数から予想していたよりもしっかりとした内容が良かった。
解離性人格障害をテーマにしたBL小説はいくつか読んだけれど
これはサスペンス的要素が薄めで話の先が直ぐに分かってしまう。
なのに、頁を繰る手は止まらないという読ませてくれる作品。

二次的…

5

御曹司の身代わり恋人始めます 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

いい子だなと囁くのはズルい

麻々原先生で犬ときたら買うしかないでしょと購入。思ったほど犬ご活躍を感じず、攻受とも今一つ萌え上がらなかったので申し訳ないです、中立にしました。本編210P弱+お風呂たーいむ♪の後日談10Pほど+あとがき。

2年近く続けた営業職を辞め、人材レンタル業者で事務アルバイトをしている嗣巳(つぐみ)。ある日スーツに身をつつんだイケメンが事務所を訪れ、「恋人をレンタルしたい、紹介してほしい」「誰でもい…

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御曹司の身代わり恋人始めます 小説

伊郷ルウ  麻々原絵里依 

「恋人のふり」から始まる恋

初読みの作家さまですが、麻々原さんの可愛らしい表紙につられ購入。普段電子書籍はあまり購入しませんが、今作品はコミックシーモアさんで購入しました。

ちなみに、コミックシーモアさんは、
・挿絵有り
・電子限定版おまけの「休日のひととき」が収録されています。

すみません、ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は25歳の嗣巳。
彼は大学卒業後企業に就職し…

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色悪作家と校正者の貞節 コミコミ特典書き下ろし小冊子 色悪作家と校正者とシェイクスピア殺し グッズ

日本の義務教育英語も、実は捨てたもんじゃない

東堂がオペラのマクベスを観に行ってきたことに端を発した、日本の英語教育、そして、自分が祖父に受けた教育、更に父との思い出についての会話。
色っぽいシーンは全くないし、東堂は英語とシェイクスピアについてイラついているし、それ故、二人の会話は非常に硬くて理屈っぽいしで、これのどこがBLなのかという疑問は、全くもって否めないわけではあるが、まあ、本編もこんな調子の会話が続いてるし、これはこれでいいのか…

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鬼神様はパフェの虜につき 小説

久我有加  麻々原絵里依 

ギャップのかたまり

復讐に現れた鬼神がパフェでおとなしくなるって
シュールだな…と思いましたが
慶太の落ち着きっぷりが素晴らしく、
描写だけでも充分美味しそうなのが伝わるパフェ、
やはり甘いものはどんな人(鬼?)でも幸せにしてくれるんだなぁと
妙に説得力がありましたww
栗のパフェ、私も食べたい!!!
(後日改良したピスタチオのムース入りがめっちゃ気になる)

鬼神の桔梗丸、最初こそ疑い深くしていま…

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