麻々原絵里依さんのレビュー一覧

家政夫は今日も眠れない 小説

夏目もも  麻々原絵里依 

可愛いカモさんがネギ付で

今回は赤字会社次々と立て直している実業家と
栄養士を目指して勉強中のハウスキーパーのお話です。

住込みの家政夫だった受様が攻様に生涯雇用を求められるまで。

受様は小さい頃に両親を事故で亡くし、
小料理屋を営む叔父夫婦に引取られて育ちます。
板場で可愛がられる内に調理師免許を取得、
将来は料理に関する仕事をしたいと
今は栄養士の勉強をしながらハウスキーパーをしてます。

二…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

茅島氏、可愛いですね。

ちるちるで上位にランキングしていたので買ってみました。
買ってよかったなと思います。

茅島氏は働かなくても一生生きていけるほどの莫大な財産を引き継いだので今は無職。
でも、お金持ち!
茅島氏は何にも執着せず、感情が表に出ることはない。
そんな茅島氏が唯一執着するのが茅島邸の庭師であった。

最初、庭師は一線引いてお付き合いしている感じかと思っていました。
跡取りを残さなければな…

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シンデレラゲート~天使の秘めごと~ 小説

氏之原鯖彦  麻々原絵里依 

甘く危険なラヴモード開幕!

 不幸のどん底生活から、世界的ヘアデザイナーの西院士貴に拾われてモデルになった王子春日は、士貴の恋人になった。
 その士貴がミラノに新しい店をオープンすることになり、春日はそのオープニングのショーにモデルとして出演することになった。
 更に、士貴の師匠であるシュテファンの引退記念のショーにも出演することが決定し、緊張はあるものの公私共に充実した日々を送っていた。

 そんなある日、春日の前…

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華麗なるフライト 小説

遠野春日  麻々原絵里依 

受け攻め、両者に好感をもてる作品

俺様というには傲慢じゃない(むしろ寛大)。自負が見えるけど、嫌味じゃない。自分の気持ちを伝えるけど、いつでも相手への配慮も忘れない。

攻めの添嶋は性格も容姿も問題なしのスマートな人物です。
そのくせ、瑞原のことに関しては一喜一憂!受けに夢中になっている大人な攻めって大好きです。


瑞原はツンデレというには勿体ないくらいの気高く愛すべき不器用さん。

冷たくて鼻につく印象を周囲に与えているのです…

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初恋横丁 コミック

麻々原絵里依 

タイトルに負けてはいけない。

あとがきで作者も言ってますが、ちょっと気恥ずかしいこのタイトル。でも、そこで挫けずに買ってみてよかったーと心底思いました。私は、麻々原さんの描く清潔感があってスタイリッシュなカッコいい攻とカッコ可愛い受が大好きなのですが、表紙に惹かれて買ってみたいくつかの作品で萌えのベクトルが違うと感じ、非常に残念に思いつつも遠ざかっておりました。
しかし!こちらのサイトでも大人気の某茅島氏のお話を読んでから、…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

やんごとなきお方の恋愛事情

遠野さんの小説は読んだことがない私です。
当然原作は未読、茅島さま初体験です。
まず作品の浮世離れした雰囲気に、読んでいて現実を忘れました(笑)

真のやんごとなきお方は、ご自分の影響力をよくご存知で、
不用意な言動を避け、なるべく感情を抑えて生活なさなると、
以前なにかの本で読んだことがありますが。
茅島さまは正に真のやんごとなきお方で、うっとりでした。

望めば何でも手に入…

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茅島氏の優雅な生活 コミック

遠野春日  麻々原絵里依 

原作とはまた違った雰囲気で

原作が好きで読んでみました。
原作を読んだときもちょっと変わった話だなぁと思いましたが、もっと現実離れした感じに思えたんです。
絵本とかファンタジックな感じに。
今回コミックを読んで、むしろこちらの方が絵で見てるのに現実味がありましたね。
しっかりとした感じに描かれていて、人物達が地に足を付けて感じられました。
久々に原作も読み直したいと思いましたし(新装版も買うことにしました)コミック…

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シンデレラゲート―奇跡のしるし 小説

氏之原鯖彦  麻々原絵里依 

シンデレラストーリー!

 事故で両親を失ってから、春日は生きていくために日銭を稼ぐ生活を送っていた。
 分厚い眼鏡に伸ばしっぱなしの黒い髪、そして痩せすぎの身体……身なりにお金をかけることもできず、また、若くして働く春日には、本当の自分を隠す方が都合のいいこともあった。
 そして、働いていたお店が潰れ、春日は職までも失ってしまう。
 そんな生活の中で、何一ついいことなんてないと春日は思っていたけれど、幼馴染みと向か…

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HEAVEN 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

キュンキュンきます

雪の舞う札幌を舞台に、閉塞感たっぷりの胸の詰まるストーリーが繰り広げられます。

桜木さんの作風は地味なんですが、私の心のなかにある『地味を求める部分』?が刺激されます。ちなみに月村奎さんも同じ部分を刺激してくれる作家さんですが。つまり好きです。

主人公は、長く付き合っていた恋人との結婚を決めたところだった。
そんなときに、高校時代に身体の関係を持っていた男と、七年ぶりに再会する。そしてまた関係…

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70%の幸福 小説

桜木知沙子  麻々原絵里依 

ナニカが足りない

ゲイの理学療法士と、彼が担当してる子供のパパの恋のお話です。
子はかすがいモノ(?)の一つですが、ストーリー的にも萌え的にも、あとちょっとナニカが足りなかった感じでした。
身体の関係ができたあとで、主人公が「遊ばれてる」とか「都合のいい関係だと思われてる」とかぐるぐるしてるんですが、パパのほうは「好きだ」とか「会いたい」とか愛情にみちみちた言葉や態度をいっぱい見せてるので、「なんでこの展開でそんな…

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