本庄りえさんのレビュー一覧

一途なあの子のフラストレーション コミック

本庄りえ 

美人受けだが

こちらの作家さまは絵柄が綺麗で、この作品の受けも大変に美形で好みでした。が、受けの被虐趣味の設定が曖昧すぎて、頭に疑問符が消えないまま終わった感じです。チラッと見せられる意味深なコマで、受けの性癖につながるトラウマ過去があったのでは、と思わせておいて…何もなかったです!え?攻めの父親のせい?

この受け、こんなにめちゃくちゃにされたいという性癖があるのがデフォなら、高校生の攻め一人では役不足な…

0

裏腹眼鏡サマの懊悩 コミック

本庄りえ 

眼鏡萌え

タイトルに「懊悩」というあまり聞き慣れない言葉が入っている作品。
その意味は夕鷹がこれまで抱えてきた陽良への想い、ということなのでしょうね。
大きな変化を求めてはいけないと思っているけれど好きな気持ちは変えられないし。
ひとりでぐるぐる考えて諦める道を探して、誰でも良いから抱かれようとするけどやっぱり無理だと気付く…。陽良がそばにいると嬉しいのにどうやっても変えられない関係に苦しむ姿は切なか…

1

自惚れとランジェリー ハイスペ同期の困った愛し方 コミック

本庄りえ 

むむむ!

ちょっと評価が難しい感じです。

ハイスペ✕地味系、脅し、体から始まる系、可愛い下着、乳首弱い、攻めが実は前から受けのことを気になってた…などBL的美味しい要素は沢山詰まっていて、それは私も好物ではあるんですが、なんだか攻めの愛情優しさを感じないので…萌えにブレーキがかかっちゃう感じなんです。

でも、攻めは実は前から受けのことを気になってたという描写はちゃんとあるので、そこを汲み取れば萌…

2

自惚れとランジェリー 陰キャな俺の愛し方 コミック

本庄りえ 

素敵に普通な受け

ランジェリーものとは言っても性癖系統のお話ではないです。
基本はスパダリとの付き合い方のお話。
前巻を読んでいなくても大丈夫ではありますが、私は読了しているので受け攻め両方に愛着持って読みました。
このお話の良さは
受けは陰キャとなっているけど、仕事の能力レベルがかなり高く、その点は自信に満ち溢れている
受けは乳首が擦れるのが嫌であるきっかけ(前巻参照)でブラと出会い心の安心を得た訳です…

8

異世界から帰還したら恋愛フラグが立ちました コミック

本庄りえ 

異世界が繋いだ恋

異世界では魔王と勇者、現実世界では大学の先輩後輩という不思議な関係でしたが
あまり異世界のファンタジーな雰囲気に偏ることがなく、程よく切なさもありキュンなところもある恋のお話でした。

悠司も蛍斗も突然に召喚され、何の情報もないまま異世界での立場を与えられたけれど
現実世界に戻るためにはそこで頑張るしかないという気持ちで日々を過ごしていて。
その後あっさりと帰還することになるわけですが、…

3

一途なあの子のフラストレーション コミック

本庄りえ 

一途さがいいものの…

攻めが小学生くらいの時からずっと受けを好き、というシチュが大好きで購入しましたが今ひとつでした…。

幼い頃、受けに一目惚れした攻め。
歳の差は一回りほどで、多忙な両親に代わり遊んでくれた優しい受けに想いを寄せて数年…。
受けの営む喫茶店へ通う姿がワンコで可愛い!

しかし、ずっと一途に想ってくれる攻めのことを自分も好きなのに、その純粋な思いも人生も汚してしまうと受けは告白を断り続けま…

0

異世界から帰還したら恋愛フラグが立ちました コミック

本庄りえ 

惜しい惜しい!!

魔王と勇者で本来であれば二人の関係はバチバチだったりするだろうに、なぜかゆるふわでした。あ、いがみ合ったりとかないんだね?みたいな。拍子抜けする感じです。
すごい良い骨組みたててるのに、勿体ないとすら感じました。
甘さも控えめ、セッも控えめです。
異世界の醍醐味も感じられませんでした。
かなり期待してたから、がっかりな気持ちもありました。

4

異世界から帰還したら恋愛フラグが立ちました コミック

本庄りえ 

アダムとイブ

異世界の記憶しっかりで、当時を分かり合える人が互いにしか存在しない場合、特別になるのが必然でもあります。

話はほぼ現世ですので一般的に多い異世界転生ものとは結構違っていて、例えば就職先に海外の同じところに留学経験した人がいて、その話ができるのが楽しいと言うのにも似た感じ。

でも最後の方で異世界転生ものだからこその展開が上手に織り込まれています。

題名に偽りは無いですが、異世界転生…

3

異世界から帰還したら恋愛フラグが立ちました コミック

本庄りえ 

恋は吊り橋効果⁈

異世界ものがちょっとしたトレンドなのか。BLに限らず増えていて、トリップの手法というか設定も様々になっている。よく読んだのは、事故で死んだ、と思いきや第二の人生と呼べるものを異世界で続けるというものだ。
ところが。本作はそういう意味では異質だ。異世界から「帰還」したところからスタートするのだ。異世界での冒険をザックリ端折って、様々な経験をした「記憶」を持ったまま、現代に戻っている。蛍斗はどちらか…

6

世界は尻尾でできている コミック

本庄りえ 

凛久くんが愛おしい

凛久くんがただひたすらにかわいいです。
お絵かきと砂場が好きで、優しく素直なニホンオオカミの半獣人の子供の凛久くん。
家族を失った身の上で、彼の涙に度々切なくなりましたが、彼の生来の愛くるしさと彼の周りに段々と築かれる新たな「家族」の存在に心が暖かくなります。
強羅と来島、そして凛久くん。孤独と諦めていた三人が、愛し愛される存在を手に入れられたことがとても幸せに感じました。

ただ、欲を…

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