本間アキラさんのレビュー一覧

君と、風になる グッズ

過去と未来

大学の漕艇部の夏合宿に、OBとして参加する二人の話です。
英慈が、久しぶりに後輩の現役大学生を見てその幼さに、自分たちの関係が掛け違えばかりで、未熟さゆえに遠回りしてしまった日々を、今になっては愛しいものだと懐かしんでいると、直也から、ダブルスカルで漕いでみないかと誘われます。
二人で漕ぎ出す川面、二人で風になる、この特別な感触。
親友から恋人になり、やっと伝えられるようになった、好きだとい…

0

坊主かわいや袈裟までいとし 2 コミック

本間アキラ 

大円親父物語

がメイン?という位、
おやっさんの話がもりもりでした。

あーだこーだ言いながらも、
大円父と母の関係は良好そう
なので、HALUとの過去話を
ぶっこまなくていいのになぁと。

それはそれで面白いのですが、
現在でどーのこーのなる感じは
しないし、HALUの存在は
本池夫婦の愛を見せつけるため?
だとしたら、つまらんです。(ちぇ。)

それにしても、
弥六くんの元カノ…

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坊主かわいや袈裟までいとし 1 コミック

本間アキラ 

大円、小さすぎね?

22歳・成人男性??
弥六くんがでかいのか?

いえ、ちっちゃかわいいので、
まったく問題ないのですが。
(むしろ萌える。)
ちょっと気になりました。

マルコメじゃなくて一休さん!!
と、こだわる大円はかわいいです。
※ちなみにマルコメ君は14代目
(平成20年~)までで、
 現在は募集していないんだそうです。
(いらぬ豆知識)

「欲に流されない聖人君子」
大円…

1

茜色デイズ 小説

夏乃穂足  本間アキラ 

当て馬くんが魅力的なだけの話

幼なじみの片思いものです。
中学生~社会人にかけての片思いですが、両思いと気づかずに、ひたすらすれ違い勘違いしまくるというお話。
しかも受の一途っぷりと勘違いっぷりが半端なく、何ともいえない苦々しさが……。

それもこれも全て中途半端でいい加減で女々しくてだらしのない攻のせいです。
受のことは比較的好感持てるんですが、この攻の性格がNGすぎて一気に萎えました。
同じ女性とひっついたり別…

2

兎オトコ虎オトコ(2) コミック

本間アキラ 

擬人化ならぬ擬獣化がとーっても可愛い♥

■兎オトコ虎オトコ■
野浪 理一(893)×卯月 幸弘(外科医)

身体を差し出すかわりに病院から出ていってほしいと、野浪に取り引きをもちかけた卯月。
気持ちを軽く扱われたことに野浪が傷ついていることに気づかず、卯月はそんな彼を置いて呼び出しに応じ、緊急オペに向かってしまう。
次の日、取り引き不成立で食い下がられるだろうと考えていた卯月は、野浪にあっさりと「センセのことはどうでもよくなっ…

3

桜のように 小説

火崎勇  本間アキラ 

「桜」と書いて「はな」と読む

表題作と続編の中編2本が収録されています。
どちらも向坂の目線で進んでいきます。

「桜のように」
向坂(受け)が大学生の頃、料理教室で雅嗣(攻め)と出会い、二人は恋に落ちて抱き合う。だが、雅嗣が大学の友人・光一の父親であると知ってから、別れを選んだ。それから4年後、偶然再会した光一から、雅嗣が再婚をすると聞かされて…。

「花冷え」
恋人同士になった二人。雅嗣は息子である光一に、二…

2

シェイク・ミー・テンダー 小説

いつき朔夜  本間アキラ 

マイルドな大人感

この「難破船」のようなバーに行ってみたいです。地元の人たちが気軽に立ち寄れるネイバーフッド・バー。
老マスターがお客と気の利いた会話を交わし、白シャツに黒いジレの美形のバーテンダーが隙のない手つきでシェイカーを振っていて、カウンターの定席に座るがっしりした青年は、隣り合わせた美女よりバーテンダーの彼に目を奪われている。
小倉が舞台の、ちょっと大人っぽいラブストーリーでした。
「シェイク・ミー…

2

兎オトコ虎オトコ(1) コミック

本間アキラ 

ギャップがたまらない

前々から勧められていたのですが読むタイミングを逃していました。
もっと早く読めばよかった~と思えるくらい、可愛くてほっこりする作品でした。

特に時々登場する虎や兎で描かれた描写がかわいくて、ツボにはまりました。
そして野浪のヤクザの風貌と卯月に思いをよせている時のギャップもたまらなくよかったです。
「背中の虎がさ~」と刺青の虎で感情を表現するあたりも笑えました。

卯月も純粋すぎる…

6

シェイク・ミー・テンダー 小説

いつき朔夜  本間アキラ 

イラストもすてき

ヤクザの隠し子のスポーツインストラクター×バーテンダー、年下攻め。

攻めが強くてガタイが良くて正義感でかっこよかったです。それでいて年下の可愛げもあって、これこそ年下攻めの醍醐味、と思います。
受けは一流ホテルのバーテンをしていたのに、ヤクザがらみの事件に巻き込まれて凋落しています。人間って自分に問題がなくても、運が悪ければこうやって堕ちていくんだなぁ、というような転落っぷりで、気の毒でし…

1

シェイク・ミー・テンダー 小説

いつき朔夜  本間アキラ 

安定した読み心地の ご当地もの

初読みの作家さん……と思いながら読み始めて
すぐに、ああ絵師の石原理さんに惹かれて読んだ
『つながりたい』の作者の方だと気がつきました。
方言と文章が印象に残っていたんですね。

          :

舞台は北九州・小倉。
格闘技系インストラクターと、年上のバーテンダー。
それぞれ過去を持つ大悟と青磁。

安定した読み心地の作品だった。
すごく心揺すぶらたり好みだったり…

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