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31/35(合計:349件)
榊花月 北畠あけ乃
むつこ
いやはや、面白かったです。 代々続く代議士一家から出た、若きイケメン市長さんが受け。 その幼馴染みで、議員の父親の秘書をやってる男が攻め。 「政治家にはならない」と二人して言い合ってた少年時代だったのに、気づくと二人とも父親と同じ道を歩んでいて。 しかも敵対関係にあるので、二人はロミオとジュリエットです。 政治や選挙の部分についてはやや甘さが見られますが、これは政治小説ではなくBL小説。そう思え…
剛しいら 北畠あけ乃
ミュウ
天才俳優・飛滝(30)×新人俳優・音彦(24) 愛のない男 俳優としてやっと少し評価されるようになってからの音彦の葛藤や転換期の話。 ようやく本気で飛滝に拗ねたり、甘えたり、喧嘩したりが出来るようになったんじゃないかなと思うと、カップルのいちゃつきに見えて楽しかったです。 苦手なものと向き合う渋い顔の飛滝さんが必見です。 時のない男 表題作の方です。 今回は、元長妻藩士の前田…
天才俳優・飛滝(30)×新人俳優・音彦(24) 今回は、殺し屋×正義感が強い刑事 上の美味しい設定で、殺し屋の男と刑事での鬼畜Hと、飛滝さんが遊んでのHと二回も楽しめてかなりの萌えでした。 2巻となって、二人のラブラブ度も進行しています。 俳優物、業界物が好きなので、このシリーズたまりません。 前作から続いて、飛滝の心を奪った音彦に恨みを持つ監督の差し金で、役柄になりきってしまう飛滝…
剛しいらさんの話の中で、『顔のない男』シリーズが一番好きです。 素顔が見えない飛滝さんの愛を得るための音彦の頑張りと、役の中での兄弟愛と、読み応えと見所がたっぷりありました。 天才俳優・飛滝(30)×新人俳優・音彦(24) 寡黙攻と甘えるのも拗ねるのもうまい現代的若者像タイプの受け。 カッコいいけれども、どこか特徴や個性がない新人俳優の音彦に訪れたチャンスが、映画で飛滝との共演。 サ…
杉原理生 北畠あけ乃
satoki
主人公の野田の「私」という一人称からか全体的に文学っぽい印象を受けた。 臆病だからこそ自分の幸せを受け入れ切れない野田は、些細なことをきっかけにぐらぐらと揺れる。 対する若杉の優しさも野田の言うことを受け入れる優しさであり、逃げる彼を追わない優しさだ。 この行き違いがとても切ない。 そういう微妙で繊細なゆらぎを読ませてくれる作品だと思います。 結末は、正直そこで終わるの!!?とすごく…
橘紅緒 北畠あけ乃
つかさ
ネタバレ
カメラマンとモデル、俺様とツンデレ、といった関係の二人。 特別に大きなインパクトがあった訳ではないですが、読んでいるうちにじわじわと引き込まれて行く感じがしました。 男なのに華奢な体格ときれいな顔を活かし、モデルとしてカメラの前に出た彗を写していく静。 傲慢な態度の静に腹立たしく感じながら、その実力は認めざるを得ない。 仕事を通しての付き合いのはずが、静と専属契約してしまうことで、ON…
英田サキ 北畠あけ乃
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ) 元マル暴(最初の変換候補で○棒とでて、当て字をアレコレ試しては一人で爆笑してました)のヘタレ探偵陣内と、凶暴だが美貌のやくざ天海の話「さよならを言う気はない」の続編です。 12年を乗り越え晴れて恋人同士になった二人。 のっけから悪妻に尻にしかれるダメ旦那の図に笑かされました。 仕返しを恐れ天海の毒舌にグッと我慢し(でも内心では文句タラタラ~)…
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ) 元刑事のヘタレ探偵×ビッチな毒舌やくざという組み合わせだけで、もう無条件に萌を捧げます。奉納します。 陣内と天海。3年前のある事件をきっけに刑事を辞め一人で事務所を構えるしがない探偵と、29歳の若さで東日本最大の暴力団組織の2次団体の幹部の座と、自らの組をも持つ美貌のやくざ。 二人の出会いは12年前まで遡ります。 当時、25歳のまだ駆け出し刑事と…
かにゃこ
はて?37℃とはなんぞや?って思って手にしたんですけど ちょうど人間にとって「熱がある」という頃合の温度ですよね。 男前で寂しがりの若杉と平凡で臆病な野田 ふたりは、学生時代に恋の病に罹って ずっと長い間、病に冒されているって話なんじゃないかと思いました。 またこの37℃っていう温度が性質が悪いw 若かりし頃、一度は別れたふたりが30代という年齢になり ふたたび身体を重ねる。…
高遠琉加 北畠あけ乃
私の愛する高遠琉加さんの監禁モノです。 高遠琉加節に胸ときめかせ、読み終えるのがもったいなくて、行きつ戻りつしながらゆっくり読みました。 神に近い萌え評価です。 主人公は遊び人の大学生、瑛。 ふと目覚めると、雪深い別荘に、鎖で繋がれて閉じ込められていた。 主人公のそばには、大学教授の音無がいた。 よくある監禁モノのように、凌辱強姦はない。 音無はひたすら、主人公を『観て』いるのだ。 まるで絵画を…