北畠あけ乃さんのレビュー一覧

帝の恋文 ~禁じられた契り~ 小説

伊郷ルウ  北畠あけ乃 

ビバ帝

平安時代(帝)、
ストーリー展開・心情展開がまとまっている+素敵
ハッピーED

3つクリアなので私の中では結構神w

比較的エロ超重視ではなく、ストーリーも重視なのでしっかりしてます。
頁数も200ちょいと薄いのにここまでまとまってるのは、
時代物やファンタジーにありがちな無駄な説明描写が必要最小限だからかと。

昔→今→未来へ(想像)というストーリー展開は
読み終わった後…

1

さよならを言う気はない 小説

英田サキ  北畠あけ乃 

受の言葉責め……だと!!

冴えない私立探偵×ヤクザ。
ヤクザ受けは久しぶりに見た気がするよ。

しかしこの天海さん。極端な天の邪鬼というかなんというかとっても素直になれないヤツなのです。
対する陣内もへたれぎりぎりというか、若干にぶいせいもあり、二人の関係はとっても遠回り。
それが読んでてじれじれして楽しかった。

二人の息のあった会話(というか陣内が天海に振り回されているのというか)は見てて飽きない。

0
非BL作品

神を喰らう狼 非BL 小説

榎田尤利  北畠あけ乃 

命について考えさせられる

榎田さんの本だ~と近所の図書館で発見したので借りてみたところBLじゃありませんでした。
恋愛はありますが男女間の恋愛です。

以下、ネタバレ。


【普通】じゃない点をあげるとするならば互いがクローン同士ということ。
ボーイはフェンのクローン=身代わり・代替品。当たり前に呼ばれていた名前さえ自分の物ではなく総称でしかなかった。そして好きな子も。
クローンなのに、同じ人間はできないん…

1

それはなにかとたずねたら 小説

榊花月  北畠あけ乃 

この攻め、好きだーー

そして、受けも好きだーー。
しっかりしたストーリーで、しかもかなり分厚くて、読み応えのある作品でした。でも、お話が面白かったので、長さはあんまり感じなかったです。

お金を介在させた愛人関係からはじまる恋です。
この始まりって、なんか好きなんですよね。
お互いに好きあってるのに、「お金」を介在させることで、相手の「本気」が分からなくなっちゃうっていうシチュエーション。セックスの時の切なさ…

3

午前五時のシンデレラ 小説

いつき朔夜  北畠あけ乃 

方言が攻めキャラを強調

優也ですが、過去から逃げて隠れるようにして生きているようですが、弱いだけの人間ではないんですね。
ダメなことはダメときちんと飛良にも言うし、妊娠騒ぎを起こした女子生徒と会っているのを見て嫉妬し、無理矢理優也を抱いた飛良に「強姦は魂の殺人だ」と、自己主張の出来る強い人間です。
強姦されたからと言って、優也の辛さや寂しさに気がついてくれたり、荒っぽいながらも情のこもった言葉に癒されたり、少年っぽさ…

3

天涯の果て 小説

いとう由貴  北畠あけ乃 

時代物

平安時代、絵を学ぶために明(中国)に渡った少年のお話。
あらすじ~、普段ない話かもwwと期待して読んだんですが、コテコテの王道テンプレートなお話でした(´-ω-`)う~ん
全体的には上手につくられているな~とは思うんですが、基本にそって“つくられた”という印象が強すぎて感情移入できず。ただ読んじゃったな~という印象しかのこらなかったのが残念。
唯一萌えたのは『お稚児』という単語。
お稚児…

1

やれる時にやっておけ 小説

樹生かなめ  北畠あけ乃 

読みやすかったんだけど…

攻・悠一(25) 葬儀屋
受・智巳(17) 高校生 病院の一人息子

婿養子の父親(愛人たくさん)と遊びまわってる母親(ホストに入れあげてる)の一人息子・智巳。
祖母に育てられてまっすぐで純粋に育ったのですが、愛するお婆ちゃんが亡くなると、冷たい家庭環境もあってグレてしまいます。
バイクで事故って2週間の停学をくらったりと、慣れない不良をしているところに、病院出入りの葬儀屋・悠一がちょっ…

0

お気に召すまで 小説

水無月さらら  北畠あけ乃 

「飴」だけでは腐ってしまう

攻・久我山恭一(33)上司
受・松永慎也(24)部下

松永は上司・久我山の毎日のような叱責にストレスを溜めています。
仕事以外に余裕の無くなった松永は、彼女にプレゼントしたルビーの指輪を突き返されフラレてしまう。
その現場を久我山に見られ、仕事での叱責同様に何か嫌味なことを言われるのだろうと怯えたのですが、意外や久我山は松永を食事に誘います。

恐る恐る久我山の誘いに乗った松永でし…

2

寡黙に愛して 小説

火崎勇  北畠あけ乃 

性格のいい2人の不器用で丁寧な恋愛

火崎勇さんの本を数多く読んでいる中で、ベスト3に入るお気に入りの本です。
あらすじから想像するような借金を嵩にして身体を無理矢理とか、そういう展開では全くありません!
不器用な攻めと性格のとてもいい受けとで、心が穏やかになる温かい話です。

不動産会社社長・宗像天章(28)メガネ不器用ヘタレ攻め×借金持ちのアパート大家・有里早紀 性格のいい健気受け
祖母のハルをなくしたばかりの早紀の前に…

0

balance due 薄幸体質の男 小説

九葉暦  北畠あけ乃 

フワフワとした愛を

ロクが好き。瑞帆は倒産して一文無しになったロクを勢いで拾って同居するんだけど、自分を抱くときは奉仕だって言うし、女の影がちらほら。

傷つく瑞穂。でも弱気になったら…平然をとりつくろう態度はいつでも女王様。ロクはそんな瑞穂が何を考えてるか分からない。



「瑞帆さんにひっかかった俺が悪いんだ」

過去のトラウマのせいか、瑞帆は怖くなってロクから逃げちゃう。

昔馴染身と体の関係を持ったり、どんど…

0
PAGE TOP