北沢きょうさんのレビュー一覧

コレクション 小説

水原とほる  北沢きょう 

もちょっと詐欺師だったら面白かった?

表紙買い。向かって左が受けさん。
アンニュイな表情に見えて、お、訳あり人物か? と期待しましたが
フツーな人でした。
攻めさんも おびに「詐欺師?」ってあったから期待しましたが
フツーな切れ者でした。

水原先生に対する個人的印象で「どろんどろん」という感触があったのですが
当作はいたってふつー。
ただBLである意味があんまりないのでは という気が少々。
受けさんが女子であっても…

2

溺愛社長の専属花嫁 小説

森崎結月  北沢きょう 

攻めの○○設定は面白いですが…

あらすじ:
恋人に裏切られ、家も職も失ったデザイナー・千映(受け)。
偶然再会した学生時代の知人に誘われ、VIP専用コンシェルジュとして働くことに。
そこで、初めての客である外資系ホテルオーナー・怜央(攻め)に気に入られ…

攻め受け両視点あり。
一見完璧な王子様に見える怜央が実はトラウマ持ちで、千映を愛することでそのトラウマを乗り越えていくという展開です。

千映は、同棲していた…

7

狐神と嫁入り男子 小説

佐々木禎子  北沢きょう 

エロくて傲慢な疫病神

もふもふとか、神社を舞台にしたファンタジーとか大好物です。佐々木さんの作品で私が読んだのは、『うちの神様にはがっかりだ』(漫画:山田ユギさん)に続いて2冊目でした。
数あるもふもふの中でも、狐こそ至高!!あの神々しさと、日常生活ではなかなかお目にかかれないレアさ、精悍な顔立ち、そして…しっぽ!!
と、狐に対する思いを語り出すとキリがないので、それはさておき。
この作品でも狐の神様が出てくると…

1

ケモ耳フェア「雪豹さんのお嫁さま」「皇帝陛下と恋する子猫」書き下ろしSSペーパー グッズ

2タイプのもふもふを楽しめます

本品はルビー文庫3ケ月連続ケモ耳フェアの
書き下ろしペーパー(一部対象書店のみ配布)で
『雪豹さんのお嫁さま』『皇帝陛下と恋する子猫』の
番外編です。

A4サイズ四つ折りで両A面で
それぞれの番外編が載ったペーパーになるので
今回はそれぞれを簡単にご紹介します♪

『雪豹さんのお嫁さま』は
月花村の初めての秋のお話です。

桜介と雪が心を結びつけた事で
真っ白だった雪に…

1

皇帝陛下と恋する子猫 小説

廣瀬航  北沢きょう 

ケモミミ中華ファンタジー

怪我をして森で凍えているところを、皇帝である晧月に救われた子猫の翠玉。彼の懐の香りを知って以来翠玉は、ひとときも晧月の元を離れたくなかった。ある時、翠玉は晧月に喜んでもらおうと花を摘みに外へ出る。そこで感じた晧月の匂いに導かれるようにして入った神獣を祀っているという六角堂で、翠玉はどういうわけか人間の姿に変化してしまう。
記憶喪失の翠玉は、どうやったら元の子猫に戻れるかも、何故自分が人の姿になっ…

3

君色恋膳 「飴色恋膳」書き下ろし小冊子 グッズ

惚れた欲目全開♪

本品は『飴色恋膳』の
コミコミスタジオ限定特典小冊子になります。

本編後、巴旦杏の店休日の出来事になります。

日曜日は貴之が営む
薬膳レストラン巴旦杏の店休日です。

本日の貴之は
明日の予約に備えて一日仕込みをし
亮は朝から友達と遊びに行ってしまいます。

淳だけが暇を持て余していて
見かねた貴之に外出をすすめられます。

それもそうかとカメラを持ちだした淳…

2

飴色恋膳 小説

宮本れん  北沢きょう 

しっとり穏やかな良作

25歳のサラリーマン受けと、31歳の派遣社員攻めの話です。

製品カタログなどを作っている忙しい部署で働く受け。そこに派遣されてきた派遣社員の攻め。仕事はできるし物腰は穏やかで、女子社員にも大人気。契約で午後3時には帰っていくので、こんなに仕事ができるのになんで正社員にならないんだろう、と受けは不思議に思っています。
そんな謎が解けたのは、写真撮影が趣味の受けが散歩に出かけたときのこと。偶然…

3

秋のリンクスフェアプレミアムマガジン 2015 グッズ

ノベル6作品&コミック7作品の132ページ

雑誌「リンクス2015年11月号」とフェア対象作品の帯にある応募券で申し込みができます。

私は、谷崎泉先生の「願いごとは口にしない」が読みたくて応募したのですが、水壬楓子先生の「エスコートシリーズ「フィフティ」の番外編が想像以上に素敵で望外の喜びでした!

他の作品も素敵で未読の作品も買いたくなる内容だったのですが、書ききれないので感想は3つだけに留めます。

「愛も せいいっぱい」…

1

狐神と嫁入り男子 小説

佐々木禎子  北沢きょう 

攻めが疫病神!?の変わり種ファンタジー

あらすじ:
売れないイラストレーター・涼太(受け)の前に現れたのは、疫病神を名乗る美貌の男・ミサキ(攻め)。
涼太によって封印を解かれたというミサキは、彼を花嫁にすると宣言し、そのまま居座ってしまい…

花嫁モノですが、物語の核となるのは、疫病神ミサキの成り立ちや、人間の業の深さといったなかなか渋い題材。
涼太もなかなか図太いキャラで、(良い意味で)花嫁っぽくないところが気に入りました。…

4

飴色恋膳 小説

宮本れん  北沢きょう 

空腹時にはご注意を

 ハイスペック攻めに胃も心も体も掴まれるお話かと思いきや、受けの淳がすごくいい男でした。家事はまったく出来ないけれど、まっすぐに人にぶつかっていって相手のことを誠実に考える人でした。自分の気持ちを自覚してからのすれ違いでは好きすぎてつらいという気持ちが伝わってきました。

攻めの貴之はある想いを抱えて生きてきた人です。自分の人生に起こったことを人のせいにすることなく日々一生懸命に生きている人と…

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