北沢きょうさんのレビュー一覧

偏愛獅子と、蜜檻のオメガII ~獣人御曹司は運命の番に執心する~ 小説

伽野せり  北沢きょう 

ん〜って感じ

なんだろ期待し過ぎてたかもしれません。獅旺の用意した豪華マンションで同棲生活を始めた夕侑でしたが、またまた悪い癖が出ていましたね。ハッキリ行って夕侑の考え方が嫌いでついて行けませんでした。

夕侑の気持ちを尊重して妥協点を提案する獅旺は普通に良い男だと思いました。
なのにアルバイト先の虎ノ介の言葉や獅旺と同じ大学の女子学生の言葉にグラついたりと、獅旺と生きて行く覚悟が出来てないような感じがし…

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偏愛獅子と、蜜檻のオメガ ~カースト底辺は獣人御曹司に囚われる~ 小説

伽野せり  北沢きょう 

攻めが健気

コミカライズ版を見つけて、原作に興味を持って電子で購入してみました。
『第一回 fujossy 小説大賞・春』大賞受賞作ということで、こちらの続編以外の作品はまだ無いようです。

御曹司で俺様なアルファの獅旺と、あくまでもオメガとして自立を目指す夕侑のすれ違いを楽しむお話でした。
構成とかストーリー運びは凄く面白かったんですが、いかんせん夕侑のガチガチに固まった考え方に共感が持てませんでし…

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義兄が野獣になりました 小説

松幸かほ  北沢きょう 

ありがちだけど

スーパー出来の良い義兄と平凡な弟のお話。
ありがちなんですが、挿絵も綺麗でお兄ちゃんのモダモダと、弟の八つ当たり気味なイヤイヤ感情が気になってどんどん読み進めちゃいました。

お兄ちゃんへの好きって感情(その時は兄弟愛だったんでしょうけど)が嫌いになった事件は、その時の彼女を兄に取られた(正確には彼女の方が元々兄狙いだった)、その現場を見ちゃったというもので。
自分のきとを普通で、取り柄も…

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獣始め 犬と蛇と三人婚 小説

かわい恋  北沢きょう 

プロローグだけで良かった

ただただエロシーンを楽しめば良かったんだと思う。獣姦ならではのさまざまなプレイが面白い。だがストーリー・キャラがあまりにもあんまりで辛かった。

主人公のいつきは、エロに都合よくもっていける流されタイプのふらふらキャラで、いかにもエロ作品の受けといった感じ。無駄な殺生は良くないとか何でも受け入れる姿勢とか、心理描写は小学校の道徳の授業を思い出す。
散々ヤりまくって、いざ仕事を目の前にして初め…

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「オッサンの異世界は、何故かハードモード。」電子特別版特典書き下ろしショートストーリー グッズ

甘いのと弱いの

近衛兵兄弟の兄、ヴェルグ視点です。

本編が長かったので読み終わる頃には忘れてましたが、シルトはタカユキを亡くしてから心が死んでいたのでしたね。そうだった。
それなのに皇帝として立派に努めて(泣)

さて、ショートストーリーでは執務室でシルトとタカユキの喧嘩のようで。それを扉の前を警護しながら耳に入ってくるヴェルグとガルム兄弟。

こういうときはたいていシルトが無茶を言ってタカユキが…

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オッサンの異世界は、何故かハードモード。 小説

画狼  北沢きょう 

明るく読める!

ハードモードでしたね。でも後書きにもあるように、タカユキが前向きで明るくて太陽のような人なので、辛さ苦しさ切なさも読み切ることができました。

俺の可愛いシルト!いくつになっても変わりませんね。

異世界トリップからの一度死んでからのその世界で転生。時間差無し?

タカユキが弟のように愛していたシルトはタカユキが世界そのもので。タカユキの死で世界は終わってしまって…。
そして孤児とし…

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「ラウルの弟子〜最愛の弟子と引き離されたら一夜で美少年になりました〜上」電子特別版特典書き下ろしショートストーリー「彼のプロローグ」 グッズ

メロメロだ

ラウルとシノがまだ師弟関係で薬草を集めていた夜。魔物に追いかけられ必死で逃げるものの、シノはなんとかラウルに見つからないように魔物たちを倒そうと考え、ラウルはシノをなんとか守ろうと考え。

まだシノは魔力を使いこなせてこんな魔物は屁でもないことを、可愛いと思われたくて隠しているようで。

ラウルから、シノは俺が守るからねと手を握られてキュンとするシノ。

無事にシノが魔物たちを倒し、ラ…

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転生ドクターは聖なる御子を孕む 小説

春原いずみ  北沢きょう 

異世界ドクター・ファンタジー

春原先生のドクターシリーズ、異世界転生オメガバース版。

大人しい性格なので、いつも誰かの下敷きになっていたセナは、
 婚約者に浮気をされて婚約解消
 離島に異動人事を出されて、憔悴
3階から足を滑らせて、階段を転落して気づいたら、異世界の花園に裸で寝ていた

そこにオッドアイの貴公子が登場して、
セナを森の薬師一族の館に連れていく。
薬師の家で、セナは過去の記憶を取り戻し、自分…

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ラウルの弟子 ~最愛の弟子と引き離されたら一夜で美少年になりました~ 下 小説

木龍がみね  北沢きょう 

長い広がりすぎ多すぎ感が…

下巻はいきなり長〜い戦闘シーンが延々と続いて。
そしてそれぞれのキャラ達のバックボーン?的な描写やエピソードが語られ…。まるで少年マンガのような。チームメイト全員のここにいたるまでの個別エピソードをもりこむみたいな?

またまた増える登場人物たち。これまではちゃんと書き分けできてて、覚えられるなんてすごいな!と思ってましたが、もうキャパオーバーです。

そしてなんといってもラルがラウルだ…

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新米錬金術師の致命的な失敗 小説

水無月さらら  北沢きょう 

童話のようなメルヘンさと不気味が漂う世界観が好き

とても面白かった。
鉄で作られた兵器で戦争をしていた時代が滅びて魔法使いの時代に移り変わり、その魔法使いも封印されてしまった後、錬金術師が台頭した後の世界。

師匠が初恋の相手(家庭教師)を思って弟子(受け)を作って、その弟子を庇って死ぬと、今度は弟子が師匠(攻め)を作る愛の連鎖の物語。造ったものは思ってた出来栄えとは違うんだけど、それでも愛してしまう。

受けの善良だけど浅慮でうっかり…

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