total review:274746today:30
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/1(合計:10件)
北川とも
窓月
ネタバレ
電子版2021年配信となってはいるものの、いつ頃書かれた作品なのかは不明。 刑事と警察犬トレーナーのお話。基本、作者様の作品では受けが好きです。本作は気が強めの元気なタイプ。 史孝の家業は犬の訓練場。本人も相棒のシェパード犬・ゼットとペアで、嘱託として事件現場に駆り出されることがある。そこで出会ったのが憎たらしいほど感じの悪い刑事、有馬。内心ムカつきながらも有馬が担当する連続婦女暴行事…
北川とも 北川拓巳
評価は変えられないので、今だと「萌」。 本編は最初、19歳の時に書いたそう。それを書き直して書き下ろしを二編加えた体裁。それでも刊行されたのは作者様24、5歳の時ですよ…(本編はシャレード2000年11月号初出+「伝えたい言葉」「真夏の苦悩」) 書き下ろしSSって、本編との間に時間経過を感じて熱量やトーンが変わる感じがするけど、最後のSSは本編に組み込んでも全く違和感がないです。文章が…
北川とも 津田守
bonny
「アンジュ」は幅広く飲食店を経営するオーナーの息子、甲斐泰彦に任されているケーキ専門店で、甲斐とパティシエの大塚透はいわばビジネスパートナーの関係にあった。近々新設予定のホテル関係者に腕を買われて引き抜きにあった透がアンジュを辞める心積もりでいた頃、あるトラブルに見舞われる。 高校生の弟が歩行中、何者かに突き飛ばされて大怪我を負った事件を追及していた雑誌記者の喬木。一枚の名刺が手掛かりとなり…
北川とも 北畠あけ乃
かのえなぎさ先生の別名義による、98年の作品。毎度年代もののレビューが多く申し訳ないのですけど、時代は古くてもストーリーの中にキラリと光る萌えが。 リーマンものです。語り口はわりと淡白。最初、タイトルの意味をよく考えずに読みはじめ、読み進めていってなるほどー、と目が開かれました。タイトルがとても示唆的です。 ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ システム・エンジニアの久慈彰は、客先であるアパレル…
北川とも 高緒拾
まぎぃ
設定は王道で、多少BLファンタジーな無理目の展開もありますが、全体に良かったです~ 本社で有能なCMプランナーだった受け、昌成。当時上司の墨田と関係がありましたが、その墨田に裏切られ、飛ばされる形で現在は地方支社勤務。 そこへ、アメリカの他会社で活躍し、世界でも評価の高いCMディレクター、秀島が帰国していきなりのところへやってきます。一緒に本社に戻って秀島の言うことを聞く部下となれ、と。そ…
橘盾
あらすじを読むと、エロエロ禁断ものかぁ~?って取れるかも知れませんが違いました。 ちゃんと苦悩入ってます!っていうか苦悩だらけ! 文章も内容も暗くて重くて、息を詰めて読ませられる感じです。 主人公の「廉(れん)28才」の具合はいつも悪く、吐き気や頭痛に苛まれています。 親族間の遺産争い、会社の後継者争い、強姦未遂、実兄「聖(せい)」のオレ様で陰謀家でキツイ物言いと、汚い所ばかりが見せら…
北川とも 藤崎寛之丞
M
深く突っ込んだら、とんでもなく恐ろしい話だったりしてました。 まぁ、刹那的、といえば、刹那的、なんだと思います。 邦之には亡くなった姉がいて、その姉と半ば無理やりのようにして、付き合わされていた恋人がいた。 その恋人は、自分の親友だった史人で…… というところから始まって、実は、史人が姉の死に関わっているのではないか? という疑念を持っている。 けれど、邦之にとっては…
北川とも 稲荷家房之介
mimita
この作品 何が萌って 懐中電灯にヤラレましたvvv 当初 手に取った理由は もちろん稲荷家房之介先生の挿絵だったので!! ただ それだけですvv 作品も2004年とちょっと古いこともあってか 古本屋でも手に入りやすかったので たしかBL道に足を踏み入れた4年前に購入したんですが 今になっても たまに読み返したりする作品の一つです。 お話の主人公は アクロバット飛行機のメカニック(整備士) 滝…
北川とも 白雪りる
最初、かなり思わせぶりな昭洋と槙瀬の関係に、かなりやきもきさせられました。 お互いにお互い以外に心を許さず、二人で働いているんですが、思わせぶりなシーンもかなりあって、この二人は出来てるの……? と、思わせるんですが、具体的な描写はいっさいなくて! どっち?! どっち!? と、少し、イライラ。 周りも二人の本当の関係を知らなくて、どうやら二人の関係は、昭洋の過去に理由があるみたいですが、…
はる
地方の支社に左遷された昌成の前に突然現れ、強引に自分のチームに入って本社につれていくという言葉に誘われ、自分の体を差し出す契約を交わす。 強引なやり方なのに、出世に邪魔になった自分を左遷させた墨田に復讐するためだと秀島にいわれ受け入れてしまう。 墨田と比べていたはずなのに、いつしか秀島のやり方にならされ、秀島のそばで仕事をしたい、秀島に認められたいと思うようになったところで、墨田の嫌がらせから…