北上れんさんのレビュー一覧

限定版・単行本初収録作品集 グッズ

ショート作品プラスあれこれ

「MAGAZINE BE×BOY」2015年1月号の付録です。
表紙は「みちづれポリシー」の二人。既刊作品のキャラがふんだんに登場して嬉しい限りです!

漫画としてはショート3作品。
「ツメエリ男子とスキのススメ」は、b-BOY phoenix「学ラン特集」2007年1月号掲載作品。この雑誌の表紙イラストが小冊子の裏表紙になってました。家庭教師(大学生)×生徒(高校生)の話。学ランエッチの…

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よそはよそ、ウチはウチ(通常版) コミック

北上れん 

ほんとにゆっくり進んでます

丸ごと1冊表題作のお話です。
年の差、血の繋がらない義理の叔父と甥モノです。
大学生の家事が得意な男の子と、その母親が再婚してできた義理の父親の弟(主人公の受け様にとっては義理の叔父)。
2人ともノンケなので、恋愛感情に気づくまでとても時間がかかっていてじれったいです。
攻め様は30代半ばの外見はカッコイイ男性なのですが、家の中の事に関してはかなりだらしなく、それをバイトで家政夫をしている…

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甘い水 小説

かわい有美子  北上れん 

うーん、いい感じに焦れてる~

かねがね読みたかったんですが、やっと読めました~
getできた本を見るとなんと第三版!(しかも発売から2.5年あとに)
中古本をよく購入させていただいておりますが
BLで初版以外の本ってなかなかお目にかかったことのない私、かなりびっくりしました(笑)
そんだけ売れてんですね・・・
れん先生の挿絵たどりで到達していた本ですが、あまりの人気になかなか手に入らず
ようやくです!

まじで…

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シグナルレッドベイビー コミック

北上れん 

従兄弟という身近な関係

このお話はお相手が従兄弟として、幼なじみとして、ずっと支えてくれてまさに理想的な従兄弟もの。
歌舞伎業界ものなので少し特殊設定なのですが、すんなりと楽しめました。

家系の関係が少々複雑で、そのせいでか主人公が必要以上に卑屈になっているのですが、そんな主人公を従兄弟である攻めは暖かく見守って支えてくれます。まさに猫っかわいがりという感じ。
本当に主人公に対して甘あまなので、ひたすら主人公が…

1

手をつないで、ずっと 小説

真先ゆみ  北上れん 

包容力のある攻かと思ったら実は

読むまで知らなかったのですが、こちらは6年前のリンクスの加筆修正版だそうです。

私はスペックの高い攻めに甘々に甘やかされたり独占欲の強い執着攻めの話は大好きなので、大事件はあまりありませんが楽しく読めました。

書き下ろしの短編を含めた4話形式です。
「ずっと手をつないで」幼馴染に失恋した静和(受)が焼け酒を飲んでベロベロに酔って帰る途中、知らない人に襲われかけたのを同じ大学の椿本(攻…

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恋愛できない仕事なんです 小説

砂原糖子  北上れん 

刑事さんも大変

あらすじから、犬猿の仲でマイナススタートの二人のお話…かと思ったのですが、そこまで険悪な感じの描写はありませんでした。過度にタフな展開もないので、良く言えばソフトな、悪く言えばパンチの弱い刑事モノという印象の作品です。

前編にあたる表題作と、後編にあたる「キスさえできない仕事なんです」が半分ずつのボリュームで収録されています。

被疑者に「恋愛したことないでしょう」だの「女に興味ないでし…

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手をつないで、ずっと 小説

真先ゆみ  北上れん 

一見完璧な人にみえた攻め様ですが・・・

作者様初読みです。
表紙の絵が北上れん先生だったというのと、あらすじの「彼は同じ大学で孤高の存在と噂される椿本だった」と言う点に惹かれて購入しました。
丁度、大学生や大学が舞台のお話を読みたい時だったのです。

物語の序盤は、受け様である静和が(片思いのまま一方的に)失恋した相手でもある幼馴染みの周が割とThe学生、The若者なイメージで描かれていて、攻め様である椿本の方は凄く大人で、性格…

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妄愛ショコラホリック 小説

川琴ゆい華  北上れん 

消化不良…

リアルの世界では言わずもがな、BL作品でもストーカーや過度な粘着攻/受は好みじゃないのですが、過去に面白いと思った作品はいくつかあったし、私の「中立」の理由はそこではありません。全体的に中途半端。これに尽きます。

攻の高晴は「変態」で「ストーカー」で「妄想野郎」で「人の話を勝手に脳内変換するキモい奴」などと書かれていますが、実際そこまで突き抜けていないのです。頼朋がもっと冷静になればどうとで…

4

言葉にしてはいけない 小説

櫛野ゆい  北上れん 

言葉にする勇気と大切さ

事故で亡くなった姉の恋人・池上を密かに愛している志乃は
悲しみに明け暮れ睡眠も充分にとれず
自傷行為までしてしまう池上を放っておけません。
料理が出来ない池上の為にご飯を作り、
夜は時々、何も考えず眠って欲しいと
10歳も年上の池上の体に触れ
喘ぐ艶やかな声と反応に悦びを覚えますが
自分の欲望はかろうじてぶつけずに済んでいました。
3年もそんな生活が続き、
あと少しだけでも傍にい…

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その瞳、玲瓏たり 小説

藤城靜  北上れん 

水底に住む魚のような二人の恋

脳外科医×ヤクザ秘書。
葉月×総の「その瞳、玲瓏たり」シリーズの総集編です。

「その瞳、玲瓏たり」総と葉月の出会いの話。
「その瞳、玲瓏たり その後」葉月の視点。総を愛そうとする話。
「続 その瞳、玲瓏たり」総の高校進学祝の夜、初めてキスをする話。
「解放の時」巽に恋人ができ、傷つきつつも解放される話。
「その一歩」受け入れることを決める話。
「歩む速度」初めてのセックスの話。

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