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10/53(合計:528件)
一穂ミチ 北上れん
とおるる
ネタバレ
一穂先生の『イエスかノーか半分か』がとても好きなので前知識なしで読み始めたのですが、残念ながら、キャラクターもストーリーも好きになれませんでした。 読んでいて、主人公と優しい叔母の思い出とか、主人公と師匠である料理家との出会いとか、また師匠一家の優しさとか、叔母の看護をしていた時に男が書いた文章とか、色々と素敵だなと思うエピソードは多かったのですが、後々それらが素敵なだけではなくなる(性的な…
もち木地
やっぱり一穂ミチさんの表現する女性はいいですね。 そして北上れんさんのイラストも良かったですwwwイメージ通りでしたw ちょっと今回の受けさんはビミョーでした。 見た目が美形青年。感性が鋭く、翻訳家で勉強量もすごくてちゃんと仕事として成り立っている。そして救いようもなく口が悪い。 うーん、、受けさんに生きた人物像が見える気がしたのですが、それが魅力的かどうかは別で、自分にはイマイチ…
川琴ゆい華 北上れん
フランク
「もっとマシなチョコを作ってこいというあなたの言葉を支えに、フランス・ベルギーで7年修行してまいりました」 受けの頼朋は「おとといきやがれっ!!」のつもりで言ったのに、それを熱い叱咤激励のお言葉だと脳内解釈して心の支えにして外国修行。 「でも待たせすぎるには、ちょっと長すぎましたね。」(待ってない)と言いながら、頼朋の店の向かいにチョコレート店を構え、隣に引っ越して完全ロックオン。 …
ごまくろ
一穂先生の作品に、面白くないものがありません。 どういうことなんでしょうか… 読んでいて、すごくよく構成が考えられているなと思いました。見事にミスリードに引っかかる私。 大切な人を亡くすという点、キーパーソンが多いという点で、『青を抱く』と雰囲気が共通しているような気がしました。ワガママを言えば、メイン以外の登場人物に焦点を当てられることが多く、主人公の2人の関係性をもう少し詳しく見ていきた…
真先ゆみ 北上れん
いるいる
良くも悪くもアクがないかな? スルリと読みやすいかわりに印象強さもなかったです。 あらすじには「シリアスラブストーリー」と書かれてるけど シリアスではなかったような…?普通に甘いお話でしたv とくに悪い人が出てくるわけでもなく、事件も起こらない。 等身大(といっていいのかわからないセレブもいるけど)の大学生の恋模様が綴られています。 長年片想いしてた幼なじみに恋人が出来て、…
北上れん
渋茶
北上さん作品の看板犬、篤史くんでっっす!! ちなみに人懐っこい大型犬ね。 可愛がると喜んで怒るとしょげてしまって寂しがると側に抱き寄せたくなったりと、まんま飼い犬の一喜一憂と変わりない年下攻め・篤史のわんこっぷりがスゴい。 モデルとして活躍できる程のイケメンなのにここまでデレ~~ンとわんこ化しちゃった原因は、間違いなく飼い主、もとい、同居している年上受け・保科のせいだ。 わんこって可愛…
砂原糖子 北上れん
fandesu
リアルタイムで読んでいた方は4年の開きがあるのですよねぇ。 今作が出版された(あるいは雑誌に載った)時には、さぞや狂喜乱舞したのではないかと。かなり経ってから続けて読んだ私としては、その時の『祭』に参加出来ずにちょっと残念です。 まぁ『萌本発見の目』がなかった自分が悪いのですが。 表題作は『刑事もの』として、ある驚きが隠されているお話なので感想のみ書きます。 『甘えっ子(あるいは無垢)…
砂原さんのお話は好きで結構読んでいるのですが、何故か読み落としていたこのシリーズ。 ひねくれ者なので『王道まっしぐら』という感じがして避けていたのかもしれないと読んでみて思いました。 こんなに面白いのにアホでした。 好感を持って読み進められたのは、本名が『事実に対して真摯に向き合おうとする』タイプの人だったからなんだと思うのですよ。 出版社あらすじにある様に、本名は麻薬取引の一斉摘発で…
岩本薫 北上れん
ぴれーね
私はこのシリーズが大好きなんですけど、中でも今作が最高傑作だと思っています。 だから、もっともっと評価が高くてもいいと思うんですけど。 そもそもですね、このシリーズ、新作が出る度に、こう予想外のめちゃくちゃトキメク新しいネタを持って来てくれるんですよ。 で、今回は、地味で平凡だと思っていた受けの、驚きの変貌! ニューみちる(受け)があまりに美しいんですよ。 もう、無垢なのに何故か色っ…
栗城偲 北上れん
今作に関する感想はBLについてじゃないのです。 幾人かの方がもう既に書いていらっしゃいますが「子育ては大変だった」ということを、まざまざと思い出したという点で、大変身につまされたお話でした。 私は桜町の様に『丁寧で頑張る』親ではなかったのですが「ああそうだった。あの時とかあの時には、全てをぶん投げて北北西の方向に出奔したかったなぁ」と、そんな私でも思った時期がありましたもの。 現在、…