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凪良ゆう 穂波ゆきね
雀影
幼なじみが、 成長して、 恋愛にたどり着くまでの、 「恋愛前夜」 を丁寧に描いた作品。 結局のところ、私の一番の萌えツボは、 「ここにある、この気持ちはなんだろう?」 って、じっくり悩んで、恋愛感情の存在に気付くまでを描いた物。 そこには確かにある恋を、恋と知らないから気付かずいて、恋と気付いた時に世界が変わる。 そんな、異世界に出会うファンタジーの一亜種として、BLが好…
岡野麻里安 穂波ゆきね
ジェイ
『鬼の風水』シリーズは、長きに渡って私のお気に入り小説リストの上位を占めてきました。 人間と鬼との混血=薫&鬼使い=卓也の永遠を誓うことができない、せつない恋のお話。 今回の表題「月鬼」をもって、完結ということなので、まだまだこの二人の先が気になる私としては、え~!!というかんじですが、これからも番外編という形でなら登場してくれるかもしれません。 今回は、月鬼という巻物に封印されていた鬼が解…
一穂ミチ 穂波ゆきね
もこ
ネタバレ
結局は受が流されてしまった・・ということなのだろうか。 苗字が読みにくすぎて毎度フリガナを確認しました。 最近多いよね(-ω-*)読めないんだよ。 というわけで、今回は再会もの。 久しぶりの同窓会。見覚えのない顔。 思わず飲みすぎたその日、目が覚めると・・・・ギャーw そこまで記憶なくすほど飲んだことはないですが、気が緩むとしゃべりまくるんだな・・・私・・・とついこの間自覚。 お…
茶鬼
”幼馴染の恋愛モノ” ごくごく定番のテーマに、作者さんが後書きで「普通」と書かれているようにたわいもない日常が展開されるのだけど、 その中に含まれている、登場人物の抱える背景と境遇、別れと再会、それぞれの気持ちの変遷が、実に子供から大人への階段を上って行く様を表わしているようで、 それが丁寧に綴られていることが、登場人物達との一体感を感じさせます。 惹きこまれる時点で、すでに普通じゃないと…
弥七
前半の子供時代のお話が好きです。痛くてつらいし、子供がゆえのどうにもできない無力さとか、悲しくはあるんだけど好きだなぁ。 私的には「積木の恋」より好きかも。個人的な好きポイントがたくさん入ってる作品でした。「青春」「親子関係」「クリエイター」「上京」などなど。 思わず自分があてもなく上京した10年前を思い出しましたよ。 「神」にしなかったのは、電車の中で読んで何度も中断して、集中…
marun
メインの恋愛前夜の前に序章のような形で「隣の猫背」から 始まる物語はかなり切なくて痛いです。 恋愛としてではなくて子供ゆえに大人からの理不尽な暴力や 環境に耐えなくてならない二人が痛ましかった。 攻め様が寡黙だから余計心に刺さりましたね。 そしてそんな攻め様を子供心に大人の理不尽な扱いから 必死で守ろうとする受け様。 幼い子供同士が寄り添いながら成長する姿が印象的です。 そして、そ…
杉原理生 穂波ゆきね
なつめ
高校、大学と同級生で親友だった二人がある事をきっかけに疎遠、数年後、社会人となって偶然の再開。 気持ちが通じ合ってるはずなのにタイミングのズレや、若い頃とは違い、後先考えず進めない。関係を変えるのが怖い。ノンケの攻めとゲイの受けとでは感覚が違うのではという思い。 シチュエーションはそう珍しくもないのですが、心の揺れが丁寧に書かれている作品でした。 特別なトラウマがあるとか恋愛とは別場面で大き…
「街の灯ひとつ」の関連作。 同じ本ダブり買いしちゃったかと心配になったけど、関連作にしては粗筋は「街の灯~」とは全然関係ないみたいだし、、、 ???と思って読んだら、前作で蚕飼っていた初鹿野の同僚のお話だったのね。 前作では脇キャラながら、なかなか変わった味付けの子だなあって、恋愛なんかしそうもない感じだったのに、そんな子が恋愛するときって、こうやって、まっすぐに恋に落ちるのね。 …
とても惹かれるストーリーでした。 特別大きなトラブルや幸運が舞い込む 話ではないのですが、日常の一コマのようで でも、それが色んな場面でなるほどなと 思える事があったり小さな感動があったり、 受け様のちょっと変った個性的な性格で 一見すると誤解や反感を招きかねない 偏屈さんかと思えば一風変わった考え方が かなり共感出来たり、予想を裏切る行動があったり 攻め様も太陽みたいに明るい性…
元同級生に酔った弾みでうっかり頂かれてしまうお話。 導入部をこんな風にざっくり言っちゃうと身も蓋もないけどね。 このお話に出てくる片喰、実はかなりきもいストーカーです。 初鹿野にも何度となく「きもっ」って言われちゃうくらい。 片喰の方には、自分の性格的な問題や、お互いの家庭の事情などもあって、ただただ初鹿野を見ていることしかできなかった。 それはよくわかります。 初鹿野の誰に対…