穂波ゆきねさんのレビュー一覧

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

泣いた

切なくて切なくて泣きました。すぐに話に引き込まれて何度も読み返しました。BLが苦手な方もこれなら引き込まれると思います。凪良さんの作品を読んでから、BLの小説をよく読むようになりました。素敵な作品です。

5

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

シャレにならんぐらい切なかった

前半、切なかった。
でも後半の切なさは、痛くて痛くて半端なくてシャレにならんかった…

前半は幼馴染みものの王道というか、予定調和の中の切なさなんだよね。
攻めがずっと主人公の受けに片想いしてて、受けはそれを気づかないでいる。
ふとしたきっかけで、受けは攻めの強い恋情を知るんだけど、唐突すぎたそれを簡単には受け入れられない。
別離の日が迫り、気持ちが通い合うことはないまま、攻めの切羽詰まった求めに…

15

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

現代版若紫?

事故で両親と姉を失った少年・七魚は姉の婚約者である朝長と生活を共にするようになる。やがて朝長に対する特別な感情を抑えきれなくなる七魚だが…

というお話。

何と言うか、最初から最後まで七魚は朝長の手の上で転がされていたかんじですね(笑)
これだけの年齢差があるから仕方ないのかなという感じもしますが、七魚目線で読んでいるので何となく悔しい気もします…。

唯一の救いは朝長が、七魚をか…

0

橙に仇花は染まる 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

取り返した鏡が送り込まれた先は・・・

シリーズ4作目になる今回は、取り戻したはずの曰くの鏡がまた、盗まれてしまう
そしてその鏡が、悪意を持って送り込まれた先は佳雨がいる遊廓で・・・・

身請けをせずに、年期があけるまで己の力で生き抜くと誓った佳雨とそれを待つと
言った久弥、いつか共に二人で生きていくと互いに納得しあった二人。
でも、その佳雨になにやら次第に黒い影が近づいている感じですね。
久弥も、百目鬼堂についての悪意のあ…

3

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

凪良さんの文章は読み手を魅きつける!

最近BL小説でピンとくる作品がなくて萌に飢えていたのですが、、、さすが凪良さん!!というべきでしょうか、すごくすごく満足できる1冊になりました。

幼馴染ものです。父子家庭のトキオと母子家庭のナツメ。どこか飄々としてて掴みどころのない空気のような存在のトキオに出会ったしょっぱなから突っかかる強気なナツメ。性格正反対の小学生の2人ですが同じ時空間を共有するうちに一緒にいることが互いに心地よくかけ…

5

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

樋口さんの本で一番好き!

受視点で物語が進むのですが、
受視点から見ても攻の忍耐っぷりがしのばれて最高でした!
恋愛だけじゃなく家族愛も堪能できる素敵な1冊でした。

4

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

こんなにきゅんとなったのは久しぶりです!

血の繋がらない家族ものはよく読むのですが、こんなにきゅんきゅんして、泣いたり笑ったりして、素直に萌えることのは久しぶりかもしれません。それぐらい素敵なお話でした。

一番初めに言いたいのは、この表紙に写っているのはお兄様の忍さんと主人公の篤史くんです。お父様ではありませんのでご注意を!

このお話は、母を幼い頃に亡くし、画家の父に育てられていたのですが父が脳出血により死んでしまい(主人公は…

3

ぼくと執事と婿候補 キスと執事の誓い 小説

岡野麻里安  穂波ゆきね 

黒猫さんの正体は?

いよいよシリーズ最新刊4作目の完結編になってしまいましたね。
怨霊や呪いと言った陰陽師的な設定と戦国時代の武将たちとが
ミックスしたようなライトノベル感覚のストーリーですが
読み進めるうちに次第に惹きこまれていくんですよね。
主人公の受け様とその執事の深い主従関係に主人公の婿候補が
絡んでくる三角関係みたいな内容に、戦国武将の有名人がお話をさらに
盛り上げるて明智光秀や織田信長、他にも…

4

ぼくと執事と婿候補 嘘と執事の咎 小説

岡野麻里安  穂波ゆきね 

まるで完結篇みたいな盛り上がり!

シリーズもいよいよ大詰めの3作目に突入しました。
次回が完結篇なんですが今回のストーリーはかなりの盛り上がりです。
攻め様の隠された過去も明るみになって、阿修羅を求める理由もわかります。
まぁ、阿修羅を求めてるのは両親や兄弟を殺されたって言うのは前作でも
あったので、敵討ちプラス何かあるのかと思っていたのですが理由は己を
守る為、ええっ!そんな理由?!ってちょっと思ったけれど敵の事を考え…

1

ぼくと執事と婿候補 薔薇と執事の憂鬱 小説

岡野麻里安  穂波ゆきね 

今度のしきたりは結婚式?!

シリーズ2作目になる今回は、受け様がまたもや夏目家のしきたりに翻弄されます。
夏目家で管理する神刀・阿修羅を欲する者は紫天童子の受け様に気に入れられ
入り婿として認めてもらう事が条件なんですが、前回はその候補者の攻め様を
桃の花が枯れる間に選びきれず、でもはっきり拒絶も出来ずに1週間の延長に
なってしまったのですが、未だモヤモヤした気持ちの受け様は本家からの
一方的なしきたりに怒り心頭な…

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