穂波ゆきねさんのレビュー一覧

親友の距離 小説

杉原理生  穂波ゆきね 

惜しい

高校・大学の親友と、社会人になってから偶然の再会。
受はゲイという性癖をひた隠しつつも攻を一途に思い続け、ひょんなことで思いを伝えたものの、ノンケの攻の前に玉砕。再開後には一度は封印した恋心が再燃して…というお話。

設定に凝らない、特に大きな事件が起こるわけでもない、しかも登場人物も少ないお話は、作者の文章力というか、登場人物の心理描写が相当うまくないときついです。
その点、非常に惜しい…

4

親友の距離 小説

杉原理生  穂波ゆきね 

心情の変化が絶妙!!

大学時代、親友に告白されて、
うまく返事が出来ず振った事になってしまい、
それからは友人として付き合って、
数年連絡を取り合う事も無くなってしまったけれど
仕事で再会して、告白して、ハッピーエンド。
じゃないんです!!!
そんな簡単なもんじゃ無いんですよ、この物語は!

数年も経てばお互いも変わるし、環境も変わる。
一度振った奴が、どうして今更友達を好きだなんて思える?
それが…

7

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

あっというまに受け様に応援したい

あらすじを読むとき幼馴染ていう話がすごく気に入った
受け様は攻め様の身を無意識に追いかける
幼馴染だからいつも一緒にの状態が当然になった
攻め様は自分の気持ちをよく知ってだから受け様に迷惑をかけないように傍から離れると決める
受け様に対して攻め様はどういう存在もどんどん明けるとき攻め様の傍にもう一人がいた
ここまで読んで心が痛くなった
けどあの第三者は可愛くて天然かな~
嫌いじゃない…

1

群青に仇花の咲く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

男花魁

遊郭、そして穂波さんの挿絵。
コラム~に引っ張られて衝動買いww
男花魁として、男に買われる身であることは他のものと変わらないのですが
器質的にナヨナヨせず、受受しくないのが好印象な作品でした(*´∀`*)
なんというか、男の子として男の客をとり、そして恋を知らなかった受が、初めて惹かれた相手、けれど自分の立場は
触れてくれない相手と~な展開は美味しかったです。
結局のところ、身請け云…

1

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

やさしい三角関係

すごーくせつなく、胸をしぼられながら読みました(;_;)

ナツメはほんとにふつうの男の子で、幼なじみの気持ちを知って動揺しちゃうんですよ。
受け入れることも突き放すこともできない前半のH、萌えました!

自分さえその気になったらいつでも始められる、相手の気持ちが変わるなんて考えていないって、すごくわかる~。
好かれた人間の驕りなんですよね(>_<)
でもあるよナツメくん…

2

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

泣いた

切なくて切なくて泣きました。すぐに話に引き込まれて何度も読み返しました。BLが苦手な方もこれなら引き込まれると思います。凪良さんの作品を読んでから、BLの小説をよく読むようになりました。素敵な作品です。

5

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

シャレにならんぐらい切なかった

前半、切なかった。
でも後半の切なさは、痛くて痛くて半端なくてシャレにならんかった…

前半は幼馴染みものの王道というか、予定調和の中の切なさなんだよね。
攻めがずっと主人公の受けに片想いしてて、受けはそれを気づかないでいる。
ふとしたきっかけで、受けは攻めの強い恋情を知るんだけど、唐突すぎたそれを簡単には受け入れられない。
別離の日が迫り、気持ちが通い合うことはないまま、攻めの切羽詰まった求めに…

15

硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

現代版若紫?

事故で両親と姉を失った少年・七魚は姉の婚約者である朝長と生活を共にするようになる。やがて朝長に対する特別な感情を抑えきれなくなる七魚だが…

というお話。

何と言うか、最初から最後まで七魚は朝長の手の上で転がされていたかんじですね(笑)
これだけの年齢差があるから仕方ないのかなという感じもしますが、七魚目線で読んでいるので何となく悔しい気もします…。

唯一の救いは朝長が、七魚をか…

0

橙に仇花は染まる 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

取り返した鏡が送り込まれた先は・・・

シリーズ4作目になる今回は、取り戻したはずの曰くの鏡がまた、盗まれてしまう
そしてその鏡が、悪意を持って送り込まれた先は佳雨がいる遊廓で・・・・

身請けをせずに、年期があけるまで己の力で生き抜くと誓った佳雨とそれを待つと
言った久弥、いつか共に二人で生きていくと互いに納得しあった二人。
でも、その佳雨になにやら次第に黒い影が近づいている感じですね。
久弥も、百目鬼堂についての悪意のあ…

3

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

凪良さんの文章は読み手を魅きつける!

最近BL小説でピンとくる作品がなくて萌に飢えていたのですが、、、さすが凪良さん!!というべきでしょうか、すごくすごく満足できる1冊になりました。

幼馴染ものです。父子家庭のトキオと母子家庭のナツメ。どこか飄々としてて掴みどころのない空気のような存在のトキオに出会ったしょっぱなから突っかかる強気なナツメ。性格正反対の小学生の2人ですが同じ時空間を共有するうちに一緒にいることが互いに心地よくかけ…

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