穂波ゆきねさんのレビュー一覧

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

ムッツリさん、いらっしゃいましたー

キャラ文庫では、久々の砂原さん。
攻めの一人称が『僕』好きさんにびったりな作品です。
でも、エロスイッチが入ると『俺』に変貌(笑
内容は受け視点の三人称。

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受けの誉は、大手広告代理店のクリエイティブ・ディレクターで、28歳。
生まれた時から可愛いと言われ続け、成長してからは女性にはモテまくり。
しかしそれが仇となり鹿児島へ左遷されました。…

7

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

こんなに楽しい作品は久しぶり

最初から最後まで愉しく読ませていただきました。
前作よりも、こちらの方が私は好みです。テンションあがりっぱなしで睡眠時間を削って読みふけってしまいました。
重苦しい場面は一つもなく、暗くなりそうな所もちょいちょい入るネタで笑いに変わり、気持ち良く読み終わることができました。
胸きゅん率の高いこと!高いこと!!
少女マンガの王道は腐女子な私にも有効だったということでしょう。
あぁ、王道あっ…

4

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

同級生ものは好物です

暗くはなかったけど、明るくもないお話。
凪良ゆうさんはどちらかにがっつり傾く感じが持ち味だと思うから作者さんに期待していた私はイマイチだったので中立。全く知らない作家の作品としてなら萌×2ていう印象でした。中身だけでいうと、私は同級生とか好物なんで好きかなー?
受が攻にご飯で餌付けてそのうち喰われるとか。『そうなるよねー』ってありがちな展開かな?
受のぐるぐる悩んでるときは何度となく胸きゅん…

1

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

小冊子読めなくて残念…

やー、イラストの穂波ゆきねさんの描かれる受けは可愛い!
序盤の襲われちゃうシーンの挿絵がたまらなく萌えます!
もちろん攻めさんも素敵。
ただ、攻めさんは挿絵があまりなくて残念です。もっと見たかったー。
しかし、相変わらずクロスノベルスさんはタイミングを逃すと新品で買えないですねー(涙

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受けの里玖は17歳。
しかし小柄な幼い印象で、夜の仕事…

11

きらきら 小説

真船るのあ  穂波ゆきね 

薄・・・

タイトル通り『きらきら』した青春ストーリーです。

昔の少女漫画・あるいは昔の(最近のは知らないので言及しようがない、というかもうこれ自体死語か?)少女小説のようでした。
本来の『コバルト文庫』のイメージそのもののようなピュア~さ(私のイメージ自体が古い気はしますが)。
H皆無ではないんですけどね。所謂『朝チュン』てヤツ?いやもう、いっそ中学生向けなのかという感じさえしました。

0

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

なかなか良い片思いでした

月村さんのお得意な「コンプレックスを持ったマイナス思考な受」。
今回は、ぐるぐるして間違った方向の自己完結だけじゃなく、さんざん相手を振り回した挙句、仲違いしちゃうんじゃないかとけっこうハラハラしました。
店長視点のSSがまた、見事なムッツリぶりで大変好みでした。この人、にこにこと悠馬の恋愛相談に乗ってたけど、実際は腹の中煮えてたんじゃないかなあ(^m^)と思うと楽しい。
ただ、あまりにも作…

4

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

ニヤけてしまうー!

月村さんの作品、最近新刊のものを続けて読んでいますが、嫌いじゃないなあと感じました。(偉そうにすみません・汗)
ただ、今回の主人公もかなりグルグルやっています(苦笑
そして攻めの一人称は『僕』で、攻めの僕好きのわたしには、ガッツポーズな作品でした。
お話自体は、三人称受け視点です。

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受けは、とにかく容姿端麗でモテモテの悠馬。
家柄も地元では…

6

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

焦れた分だけ読後は幸せ

すれ違いもたいがいにしてほしい!いやいやこれまた焦らさまくりました。
ナツメが上京した後の展開がもうたまらく切ないし、いったいいつになったらこの二人の気持ちは通じ合うんだと、いらいらしましたよまったく。
幼馴染の間に恋愛って、実際のとこ成り立たないと常々思っているので、それを思い出さないように気をつけて幼馴染物を読むのですが、このお話はリアルでした。
成り立つな。思い込み撤回。

穂波さ…

2

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

意外なヤコ先生

凪良さんがノリノリで書かれてることが伝わってくる一冊だった。
ヤコ先生が男前で男らしくてカッコ良かったし、貢藤の内面がこんなだったなんて、なんというギャップ萌え!
穂波さんのイラストは大好きなんだけど、優しげなタレ目がお得意だと思うので、外を歩くとモーゼの十戒ができるほどのヤクザ顔を描くのは厳しかったのかも。
気になってしまったのは、フリルの純白なエプロンって書いてあるのに、このトーンはピン…

3

窓の灯とおく 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

『街の灯とおく』よりも、さらに良かった

『街の灯~』では、葛井のことを、眼鏡で何故かぽよんとした小太りな人を想像してたもんで、こんな可愛いツンツン猫だったとは意外でした。
こちらの作品のほうが『街の灯』よりも、さらに良かった。
一穂さんの比喩には毎回感心するけど、引力の話には感銘を受けました。
似たくないと思ってる父親と、違う道を歩いて行こうとするのに、足に強力なゴムが巻き付いてて、遠くへ長く伸びるほど引っ張る力を強くなって、ちょ…

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