穂波ゆきねさんのレビュー一覧

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

憎めない嫌な奴

鹿児島へと行ってみたくなるラブストーリー。
著者様のあとがきでNEO鹿児島とありましたが、桜島がまるで恋のキューピッドのような役割を担ってるところもロマンチックで素敵でした。
左遷され鹿児島へと来ることになった主人公・久我山は、自尊心が高く傲慢な一面もちょいちょい見せてきます。
性格と口の悪さを覗けば、ほぼ完璧な久我山。口の悪さも良く言えば素直なのかな。
序盤で繰り広げられるバスの座席争奪…

5

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

思春期の葛藤、二人の答え

この作品は私が初めてBL漫画を読んだ記念すべき作品です!
(本格的にBLにはまるのは数年後ですが)
当時はガラケーで電子書籍として購入し、
もうデータが残ってなかったので、
今更ながら紙媒体で買って再読してみました。

当時を思い返してみると「ヤバイ気持ち」というタイトルからして
何が「ヤバイ気持ち」なんだろう?と興味を持ったと思います。
表紙を見る限り、男と男。
なのに何故か違…

4

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

素晴らしいタッグ!!!

砂原さんの言葉のチョイスにはいつも楽しませていただいて、
コミカルだけど切なさとかもきっちりあって
テンポは良いしあっという間に読んでしまって勿体ないくらいです!
更に穂波さんのイラストがまた…。
毎度毎度私を骨抜きにしてくれるわけで…!!

この度の主人公・久我山誉は、
大手広告代理店のクリエイティブディレクター。
両親から受け継いだ美貌と、出来る仕事っぷり、
生まれ持っての運…

13

灰とラブストーリー 小説

砂原糖子  穂波ゆきね 

ムッツリさん、いらっしゃいましたー

キャラ文庫では、久々の砂原さん。
攻めの一人称が『僕』好きさんにびったりな作品です。
でも、エロスイッチが入ると『俺』に変貌(笑
内容は受け視点の三人称。

********************
受けの誉は、大手広告代理店のクリエイティブ・ディレクターで、28歳。
生まれた時から可愛いと言われ続け、成長してからは女性にはモテまくり。
しかしそれが仇となり鹿児島へ左遷されました。…

7

恋愛前夜(2) 求愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

こんなに楽しい作品は久しぶり

最初から最後まで愉しく読ませていただきました。
前作よりも、こちらの方が私は好みです。テンションあがりっぱなしで睡眠時間を削って読みふけってしまいました。
重苦しい場面は一つもなく、暗くなりそうな所もちょいちょい入るネタで笑いに変わり、気持ち良く読み終わることができました。
胸きゅん率の高いこと!高いこと!!
少女マンガの王道は腐女子な私にも有効だったということでしょう。
あぁ、王道あっ…

4

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

同級生ものは好物です

暗くはなかったけど、明るくもないお話。
凪良ゆうさんはどちらかにがっつり傾く感じが持ち味だと思うから作者さんに期待していた私はイマイチだったので中立。全く知らない作家の作品としてなら萌×2ていう印象でした。中身だけでいうと、私は同級生とか好物なんで好きかなー?
受が攻にご飯で餌付けてそのうち喰われるとか。『そうなるよねー』ってありがちな展開かな?
受のぐるぐる悩んでるときは何度となく胸きゅん…

1

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

小冊子読めなくて残念…

やー、イラストの穂波ゆきねさんの描かれる受けは可愛い!
序盤の襲われちゃうシーンの挿絵がたまらなく萌えます!
もちろん攻めさんも素敵。
ただ、攻めさんは挿絵があまりなくて残念です。もっと見たかったー。
しかし、相変わらずクロスノベルスさんはタイミングを逃すと新品で買えないですねー(涙

********************
受けの里玖は17歳。
しかし小柄な幼い印象で、夜の仕事…

11

きらきら 小説

真船るのあ  穂波ゆきね 

薄・・・

タイトル通り『きらきら』した青春ストーリーです。

昔の少女漫画・あるいは昔の(最近のは知らないので言及しようがない、というかもうこれ自体死語か?)少女小説のようでした。
本来の『コバルト文庫』のイメージそのもののようなピュア~さ(私のイメージ自体が古い気はしますが)。
H皆無ではないんですけどね。所謂『朝チュン』てヤツ?いやもう、いっそ中学生向けなのかという感じさえしました。

0

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

なかなか良い片思いでした

月村さんのお得意な「コンプレックスを持ったマイナス思考な受」。
今回は、ぐるぐるして間違った方向の自己完結だけじゃなく、さんざん相手を振り回した挙句、仲違いしちゃうんじゃないかとけっこうハラハラしました。
店長視点のSSがまた、見事なムッツリぶりで大変好みでした。この人、にこにこと悠馬の恋愛相談に乗ってたけど、実際は腹の中煮えてたんじゃないかなあ(^m^)と思うと楽しい。
ただ、あまりにも作…

4

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

ニヤけてしまうー!

月村さんの作品、最近新刊のものを続けて読んでいますが、嫌いじゃないなあと感じました。(偉そうにすみません・汗)
ただ、今回の主人公もかなりグルグルやっています(苦笑
そして攻めの一人称は『僕』で、攻めの僕好きのわたしには、ガッツポーズな作品でした。
お話自体は、三人称受け視点です。

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受けは、とにかく容姿端麗でモテモテの悠馬。
家柄も地元では…

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